あまりの年末の慌ただしさに、更新が滞っておりました。
全日本の期間中、沢山の方が訪れて下さったようですし、メールもいろいろといただきました。中庭くんのことでがっかりされた方、憤っていらっしゃる方、そして私の心配をして下さる方まで、色々でした。
全日本の中庭くんに関しては、結果が全てですので、私が書けることは少ないと思います。
もちろん本当に残念ですが、実を言うと皆さんが考えていらっしゃるよりも私自身は平静でした。全日本で2位になったのに世界選手権に行かれず、グランプリシリーズにもアサインされなかったあのシーズンのほうが、あまりの理不尽さにやり切れない気持ちで一杯でしたね・・・。
何があっても、ファンとして私が中庭くんを応援するスタンスに変わりはないし、ご本人にファンであることをカミングアウトすると決めたときに、勝手に私がした約束があって、それも変わりないし・・・。
スケーターとしての彼を見ていることしか出来ず、たまには色々と思うところがあったりしないわけではありませんが、ファンだからこそ、どんなときでも彼の味方でいられるんですよね。それは先生にも連盟の人にも出来ない、ファンだけの特権なのです。(もちろんご両親には敵いませんが!!)
でもさすがに四大陸の派遣も無いかも、と聞いたときにはびっくりしました。
エキジビの出演要請は、派遣が決定する前にあったそうですが、四大陸に選出されないのであれば、MOIは辞退する、と仰っていたようで・・・。
MOI後に連盟サイドの方に伺いましたが、何でも高橋くんは、自分から調整のために四大陸を志願したそうですし、小塚くんは世界選手権で、来年の枠も3枠にするために、少しでも上の順位でSPに臨むためのISUポイントのためだそうですね。美姫ちゃんもここでクワドに挑戦しておきたいと言っているとか。
四大陸に全日本上位の選手を出すことは、昨年のコロラドで米・加がトップ選手を送ってきたときに、日本の連盟の方が来年は日本もトップ選手を、というようなことをその時点で匂わせていらっしゃったので、発表を聞いたときに、実は「ああ、やっぱり・・・」と思ったのでした。男子フリーの後に内内定した選手の噂も聞いていたし。
そして中庭くん自身も、以前、ワールドと四大陸と両方行きたいようなことを言っていたので、選手は何となくワールドと四大陸に被って派遣があるとわかっていたんじゃないかな。梅谷くんとジュニアワールドがない吉田くんっていう二人を、
四大陸で見たかったけれどねえ・・・。
四大陸派遣の発表があってから、恐る恐る、石原先生に「エキジビ、出ますよね・・・!?」って伺ってみたりしました(笑)。
MOIのときには、かなり気持ちを切り替えられていたようなので、良かったです。
ということで、ちょっとMOIの話。
MOIの朝、ホテルで佐藤先生ご夫妻にお会いして、「友加里ちゃんも崇ちゃんもワールド頑張ってほしいです~」とか言う話をしていたのですが、そのときに久美子先生が、「今日は朝4時に起きてリンクに行ったんですよ。5時からリハーサルですって。みんな疲れているから怪我が心配で・・・」と仰っていました。
朝5時からリハーサルですか~!?
前日は深夜12時くらいまでバンケットもあったはず・・・。
う~ん。超ハードスケジュールですね。
で、中庭くんは「マンボ」かなあ、と思っていたんですよ。そうしたら開演前にお母様から、「生オケなので、クラシック曲でないと駄目っていうことで、急遽福岡から衣装と曲と、振り付けがわかる3年前のDVDを持ってきました」と伺ってびっくりしました。(このあたり、とても色々あったらしいです)
お母様も一度福岡に帰られたのに、すぐにまた大阪で大変ですね。本当にお疲れ様です。
それにしてもオープニングが吉田くんと二人同時で、私はどっちを見たら良いの~!?っていう状態でした。衣装がペアみたいに似ているのもびっくりでした。
偶然のようなんですけれど、本当に偶然!?
で、MOIは3年前のSPだった「四季」だったのですが、1回目の公演は良い滑りで、こっちがテレビ収録で良かったですね。2回目は、きっと本当にお疲れだったのでしょう。ジャンプが・・・。
翌日の朝、石原先生と偶然お会いしましたが、先生に
「昨日、2公演とも見ました!?」って聞かれました。
「はい、見ました」
と答えると
「良かったわ~。2回目だけだったらどうしようかと思ったわ。あまりの出来で・・・」と仰っていました。
いや、先生、そんなことないですよ!?
1回目を見ながら、あのころと比べて、本当に滑りが上手になったなあ、だからたまに音が余ってしまうところがあるのかな、と思っていたのですが、実際は「生オケだからテンポがゆっくりすぎて滑りづらい」のだそうです。そうか~・・・。
私はオケの演奏を聴きながら、逆にオケの人たちも指揮者も、どの曲でもテンポをきちっと刻まなくてはならないので、弾きにくいだろうなあ、と思っていたのですが、もちろん逆もあるわけですね。
2回目のフィナーレでの男子の3A合戦と4T対決、面白かったですね~。
中庭くんは自らネタ提供っていう感じでしたが、3Aのときに後ろに並んでいた無良くんに「先に行って!」という感じだったのが何とも良い感じでした(笑)
今回は私も会っても何も言えないし、中庭くんとしてもファンと会って話をする心境ではないだろうから、そのまま東京に帰ろうと思っていたのですが、そういうときほど偶然に会ってしまったりするものですね。
そこで会うとは思ってもみなかったので、とっさに
「お疲れ様でした」としか言えなかったのですが、中庭くんの答えは
「あ~・・・とりあえず、四大陸、頑張りますよ」でした。
「うん、絶対見に行くから。あ、その前に1/11もね!」
と言ったら
「あれ、チーム分け、どうなるんでしょうねえ。普通に考えれば1,4位と2,3位だから大輔(敬称略~)とかな。結局、信成(これまた敬称略~)が出ないんで、シニア男子は4人なんですよ。で、代わりに女子にあっこ(鈴木明子ちゃん)が出ることになりました。」
「そうなの?それは嬉しいな。けど、そういえば靴!靴どうなったの~!?」
「あ~・・・。新しく替えたヤツが駄目で、どうしても合わなくて・・・」
「うん。二日であきらめたって聞いたけど」
「なんで、古いヤツに戻しました」
「古いヤツってもしかして・・・」
「N杯で壊したやつです」
うう~ん・・・。そりゃあ4回転、挑戦するのも怖いよね。
「ブレードは!?(まさか曲がったのをそのままとかはないよね!?)」
「あ~、ブレードは一応新しいヤツにしましたけど・・・。まあ、新年から新しい靴を慣らしていくと思うんで、四大には間に合うと思うんですけど・・・」
「大輔くんみたいに、2足とか3足、いざっていうときのために持っているわけにはいかないの?」
「・・・そうっすね。そういうのもありなのかな・・・」
「早く良い靴と巡りあえるといいねえ」
「本当、そうですね。」
あとは「来年もよろしくお願い致します」ってご挨拶をしてお別れしましたが、本当に早く靴の問題が解消できると良いですね。
写真は11月のエリック・ボンパール杯でのフリーのオープニングポーズ。
「ワールド・フィギュアスケート」誌の最新号のフランス杯の記事に、写真の一枚も載っていなかったばかりか、文章の一行も載っていなかったのが残念だったので!
全日本の期間中、沢山の方が訪れて下さったようですし、メールもいろいろといただきました。中庭くんのことでがっかりされた方、憤っていらっしゃる方、そして私の心配をして下さる方まで、色々でした。
全日本の中庭くんに関しては、結果が全てですので、私が書けることは少ないと思います。
もちろん本当に残念ですが、実を言うと皆さんが考えていらっしゃるよりも私自身は平静でした。全日本で2位になったのに世界選手権に行かれず、グランプリシリーズにもアサインされなかったあのシーズンのほうが、あまりの理不尽さにやり切れない気持ちで一杯でしたね・・・。
何があっても、ファンとして私が中庭くんを応援するスタンスに変わりはないし、ご本人にファンであることをカミングアウトすると決めたときに、勝手に私がした約束があって、それも変わりないし・・・。
スケーターとしての彼を見ていることしか出来ず、たまには色々と思うところがあったりしないわけではありませんが、ファンだからこそ、どんなときでも彼の味方でいられるんですよね。それは先生にも連盟の人にも出来ない、ファンだけの特権なのです。(もちろんご両親には敵いませんが!!)
でもさすがに四大陸の派遣も無いかも、と聞いたときにはびっくりしました。
エキジビの出演要請は、派遣が決定する前にあったそうですが、四大陸に選出されないのであれば、MOIは辞退する、と仰っていたようで・・・。
MOI後に連盟サイドの方に伺いましたが、何でも高橋くんは、自分から調整のために四大陸を志願したそうですし、小塚くんは世界選手権で、来年の枠も3枠にするために、少しでも上の順位でSPに臨むためのISUポイントのためだそうですね。美姫ちゃんもここでクワドに挑戦しておきたいと言っているとか。
四大陸に全日本上位の選手を出すことは、昨年のコロラドで米・加がトップ選手を送ってきたときに、日本の連盟の方が来年は日本もトップ選手を、というようなことをその時点で匂わせていらっしゃったので、発表を聞いたときに、実は「ああ、やっぱり・・・」と思ったのでした。男子フリーの後に内内定した選手の噂も聞いていたし。
そして中庭くん自身も、以前、ワールドと四大陸と両方行きたいようなことを言っていたので、選手は何となくワールドと四大陸に被って派遣があるとわかっていたんじゃないかな。梅谷くんとジュニアワールドがない吉田くんっていう二人を、
四大陸で見たかったけれどねえ・・・。
四大陸派遣の発表があってから、恐る恐る、石原先生に「エキジビ、出ますよね・・・!?」って伺ってみたりしました(笑)。
MOIのときには、かなり気持ちを切り替えられていたようなので、良かったです。
ということで、ちょっとMOIの話。
MOIの朝、ホテルで佐藤先生ご夫妻にお会いして、「友加里ちゃんも崇ちゃんもワールド頑張ってほしいです~」とか言う話をしていたのですが、そのときに久美子先生が、「今日は朝4時に起きてリンクに行ったんですよ。5時からリハーサルですって。みんな疲れているから怪我が心配で・・・」と仰っていました。
朝5時からリハーサルですか~!?
前日は深夜12時くらいまでバンケットもあったはず・・・。
う~ん。超ハードスケジュールですね。
で、中庭くんは「マンボ」かなあ、と思っていたんですよ。そうしたら開演前にお母様から、「生オケなので、クラシック曲でないと駄目っていうことで、急遽福岡から衣装と曲と、振り付けがわかる3年前のDVDを持ってきました」と伺ってびっくりしました。(このあたり、とても色々あったらしいです)
お母様も一度福岡に帰られたのに、すぐにまた大阪で大変ですね。本当にお疲れ様です。
それにしてもオープニングが吉田くんと二人同時で、私はどっちを見たら良いの~!?っていう状態でした。衣装がペアみたいに似ているのもびっくりでした。
偶然のようなんですけれど、本当に偶然!?
で、MOIは3年前のSPだった「四季」だったのですが、1回目の公演は良い滑りで、こっちがテレビ収録で良かったですね。2回目は、きっと本当にお疲れだったのでしょう。ジャンプが・・・。
翌日の朝、石原先生と偶然お会いしましたが、先生に
「昨日、2公演とも見ました!?」って聞かれました。
「はい、見ました」
と答えると
「良かったわ~。2回目だけだったらどうしようかと思ったわ。あまりの出来で・・・」と仰っていました。
いや、先生、そんなことないですよ!?
1回目を見ながら、あのころと比べて、本当に滑りが上手になったなあ、だからたまに音が余ってしまうところがあるのかな、と思っていたのですが、実際は「生オケだからテンポがゆっくりすぎて滑りづらい」のだそうです。そうか~・・・。
私はオケの演奏を聴きながら、逆にオケの人たちも指揮者も、どの曲でもテンポをきちっと刻まなくてはならないので、弾きにくいだろうなあ、と思っていたのですが、もちろん逆もあるわけですね。
2回目のフィナーレでの男子の3A合戦と4T対決、面白かったですね~。
中庭くんは自らネタ提供っていう感じでしたが、3Aのときに後ろに並んでいた無良くんに「先に行って!」という感じだったのが何とも良い感じでした(笑)
今回は私も会っても何も言えないし、中庭くんとしてもファンと会って話をする心境ではないだろうから、そのまま東京に帰ろうと思っていたのですが、そういうときほど偶然に会ってしまったりするものですね。
そこで会うとは思ってもみなかったので、とっさに
「お疲れ様でした」としか言えなかったのですが、中庭くんの答えは
「あ~・・・とりあえず、四大陸、頑張りますよ」でした。
「うん、絶対見に行くから。あ、その前に1/11もね!」
と言ったら
「あれ、チーム分け、どうなるんでしょうねえ。普通に考えれば1,4位と2,3位だから大輔(敬称略~)とかな。結局、信成(これまた敬称略~)が出ないんで、シニア男子は4人なんですよ。で、代わりに女子にあっこ(鈴木明子ちゃん)が出ることになりました。」
「そうなの?それは嬉しいな。けど、そういえば靴!靴どうなったの~!?」
「あ~・・・。新しく替えたヤツが駄目で、どうしても合わなくて・・・」
「うん。二日であきらめたって聞いたけど」
「なんで、古いヤツに戻しました」
「古いヤツってもしかして・・・」
「N杯で壊したやつです」
うう~ん・・・。そりゃあ4回転、挑戦するのも怖いよね。
「ブレードは!?(まさか曲がったのをそのままとかはないよね!?)」
「あ~、ブレードは一応新しいヤツにしましたけど・・・。まあ、新年から新しい靴を慣らしていくと思うんで、四大には間に合うと思うんですけど・・・」
「大輔くんみたいに、2足とか3足、いざっていうときのために持っているわけにはいかないの?」
「・・・そうっすね。そういうのもありなのかな・・・」
「早く良い靴と巡りあえるといいねえ」
「本当、そうですね。」
あとは「来年もよろしくお願い致します」ってご挨拶をしてお別れしましたが、本当に早く靴の問題が解消できると良いですね。
写真は11月のエリック・ボンパール杯でのフリーのオープニングポーズ。
「ワールド・フィギュアスケート」誌の最新号のフランス杯の記事に、写真の一枚も載っていなかったばかりか、文章の一行も載っていなかったのが残念だったので!