Blog=「Sawacchi抄」

日々の出来事をニュース&コラム形式で「Sawacchi!」がお伝えします。

「男女共同参画」プラスα~保健教科書小学3・4年

2004年09月14日 | Weblog
日曜日はこの地区の「廃品回収」の日。ビ-ルやお酒の空きビンを集めて資金を稼ぐというもの。
体を使いお金を稼ぐということは、子どもにとっても良い学習の機会だ。

さて今日は、同じ子どもの学習に関することで、ここ数日続いている「男女共同参画」にも関連した追加的な話題をひとつ。
それというのも以前から気になっていた小学校の保健の教科書のことだが、来年の教科書改編にあわせ保健の教科書も一部変更された。
自分が気にしている部分というのは、小学三年生が使う(四年生で習う)性教育の部分。
(参照⇒ 「過激性教育」へ発展の恐れは? )

ここで一番の問題にしたいのは性器の外来語名称(ペニス・ワギナ)なのだが、この部分が17年度の教科書からは削除された。誠に嬉しい部分ではある、が一方では「男子と女子」といつもなら記述されている箇所が、「女子と男子」と不自然に記述されており、男女共同参画を意識したジェンダーフリーの視点にたった語法が多く取り入れられている。
何気なく読めば気づかない人も多いかも知れないが、これらのステップを踏んで性教育を活発化(過激化)させ、性における女性の地位向上や確立を計りながらジェンダーフリーを推し進めて行きたいのではないだろうかと推測する。
また逆に、別の教科書ではこの箇所に続け、命の大切さを育むように赤ちゃんの写真や子どもの成長に関する記述を併用しており、どうせならこちらの教科書を自分の子ども(の学校)に使って欲しいといった印象だ。









もうちょっと「男女共同参画」

2004年09月12日 | Weblog
先日の「男女共同参画」に関する文章に「共産主義の入り口に・・・・・
」と表現した部分があった。これに対し誤解が生じる可能性を発見したので補足したい。

まず、「男女共同参画」そのものは「共産主義」と無関係である。
しかし、これを推進するにあたり、その過程において行う「ジェンダーチェック」は共産主義思想に繋がる可能性があるので、ジェンダーチェックには反対である。

まず、このことを明確にしておきたい。
その上で、21世紀の最重要課題の一つである「男女共同参画」が推進される訳だ。
21世紀はまだ始まったばかり。なにもあせる必要はない。郵政民営化のプロセスと同じくらいのスピードで進めて行けば良いのだ。どちらも急がずあせらず、しっかりとした議論が必要だと思う。


 

再び「男女共同参画」

2004年09月09日 | Weblog
昨日、このタイトルを使ったら結構アクセスがあったので、今日は真面目に書く。

まず我が岩手県二戸市でも、他市町村に遅れ馳せながら「男女共同参画行動計画」を策定することになった。そしてこの計画立案にあたり懇話会と呼ぶいわば諮問機関と、具体的に計画立案に携わるワーキンググループ委員会が設けられている。
またワーキンググループ委員会も行政ワーキング(市役所職員)と市民ワーキングで構成され、自分は市民ワーキングとして参加することになった。そして昨日はその会議の第一回。

ところで男女共同参画といっても言葉だけ先行し「今さら聞けない男女共同参画」といった風潮が存在すると感じる。
しかし本当は今、その意味や意義をしっかりと議論をし、じっくり腰を据えて土台を築かなければならない時だと思う。会議でもそのような意見が出始め、本来のスケジュールが会議の中で急遽変更されたのだが、このこと自体非常に有意義なことだと思う。

ところで、何ゆえ不似合いなこの男がメンバーになったか、不思議と思われる方のために説明する。
実はここ数ヶ月「広報にのへ」において「男女共同参画」がテーマの連載記事があった。そこへクレームをつけたことがそもそもの始まり。
クレームの内容はと言えば、「ジェンダーチェック」に意義を唱えたのである。
ジェンダーチェックとは男女共同参画意識をテストするような設問を設け、ある一定のレベルになりましょうと言うものだが、これを間に受けたら大変なことになる。
人間は老若男女その過ごした環境で個性があるわけで、ジェンダーチェックなどで画一化されるべきものではない。
ましてやそういった個人の信条に行政が口を挟むなどもっての外、思想統制といわれかねない。
そのような共産主義の入り口に・・・・・
と言いすぎないうちに、今日はこの辺で。


※以下は「男女共同参画行動計画」の策定にあたり参考としたいページ。

参議院議員「山谷えり子」さんのホームページから 

Web「正論」(フジ産経グループ)から 

林道義さんのホームページ「警告・ジェンダーフリー教育の害毒」から 



男女共同参画社会…

2004年09月08日 | Weblog
三日連続で携帯電話から書き込みしているので、写真が掲載出来ない事をお断わりしておきたい。さらに祭り期間中は、以前お約束の「のれんシリーズ」が掲載出来ないかった。これまた御免!
この事はいずれまたという事で。
さて祭り疲れの抜けない今日は、夕方から市の「男女共同参画社会ワーキンググループ」の初会合とカシオペア環境研究会の会議が重なり、さらに疲れが…。
明日はこれらからピックアップしてお伝えしたえする予定でアル。


動かざること、山の如し

2004年09月07日 | Weblog
お祭りに浮かれている間に実に様々なニュースが飛びかっている。
南海から東海にかけての地震に相次ぐ台風の襲来。天変地異を想像したくなるような異常気象だ。噴火した浅間山はその後どうなったのだろう。
ほかにもプロ野球合併問題にからむストライキや国の三位一体の改革から郵政民営化まで、どこを向いても山ばかり。また世界に目を転じればロシアでの学校襲撃テロは言葉を失う。
これらはいずれ、何らかの形で歴史教科書に「○○の時代」と載るよろうな気がする。
将来のことはその時にまかせるとして、とにかく今は静観しながら何事もじっくり取り掛かる習慣が肝心ではないかと、この頃の出来事からかんじる。


秋です

2004年09月06日 | Weblog
三日間にわたる二戸祭りも終わり、今日は山車小屋の解体作業が行なわれた。オリンピック以降のお祭り気分も今日まで。
実りの秋に相応しい「仕事ぶり」で、今年の後半戦に臨みたい。

祭りの模様は個人サイトトップページからどうぞ。


今日から二戸祭りです。

2004年09月03日 | Weblog
いよいよ今日から二戸祭り。
自分は賄い担当なのでかなり忙しい。だが、個人サイトトップページにある「田町町内会祭典部」だけはずーっと更新中。この期間中の模様をお伝えして参ります。


PTAの会議で高校再編の具体的説明

2004年09月01日 | Weblog
昨日は久しぶりに高校のPTA会議があった。
今年は40周年の年でもあり、様々な事業が続く秋となりそうだ。そんな説明を兼ねた会議の最後に、先日マスコミ発表がされた「高校再編(岩手県カシオペア版)」のことが、校長先生から具体的に説明された。
新聞を見て「まだ先のことであり、ピンとこない」というのが実のところだった。ところがカシオペア連邦における具体的事例を挙げながらの説明は、聞くにしたがい身に迫る思いが募り驚きの連続であった。
ではまず、その中身についてお知らせしよう。

①加速度的な少子化傾向にあること。(カシオペア連邦内の中学卒業者数は平成16年3月で795名)
②想像以上の少子化(平成21年3月で638名と予測、つまり4クラスに相当する157名の減だ)
③平成21年度から福岡高校4クラス160名(流動的?)、
④同じく一戸高校3クラス(総合学科3系列)120名、(17年は4系列)
⑤同じく福岡工業高校プラス浄法寺&伊保内で4クラス160名(内訳:普通科2クラス・工業科2クラス)
⑥残りの198名は軽米高校と連邦外(正確な表現ではないヨ)
⑦福岡高校商業科は17年度募集停止
⑧福岡工業高校は18年度から2学科で募集。
⑨福岡工と浄法寺と伊保内は平成21年度から統合後の新校(校舎は福岡工)になる。
⑩福岡工と浄法寺と伊保内は平成20年度で無くなるので、平成21年度から新校名・校歌などでスタート。
これらが主な内容だが、いずれも9月以降の岩手県議会で議決承認され動くことになる。

まぁ、母校が無くなることは悲しいがやむを得ないと思う。場所によっては存続運動も行っているが、少子化に歯止めをかけることを怠ってきた自分らにも責任はある。また都市化に伴う過疎化により、ある種の恩恵を受けてきた訳である。
それらを総合的に考え、新たな道を皆が模索する時代なのではないだろうか。