でいだら日記 ~なべてこ~

気楽にしましょう。

宇宙の大原則

2013年04月18日 10時54分30秒 | 日記

片付ける努力はしてるのに、いつも散らかってる
整理整頓がんばったのに、2、3日もすればまたゴチャゴチャ
あー!キレイな空間に住みたいよー!!
散らかった部屋の中心で、そんな願いを叫んだことがある者なら、
一度ならずとも疑ったことがあるのではないですか。
片づけても徒労としか思えない程にすぐに元通り散らかる・・・・ハッ、元通り
もとにもどる?もしや、この散らかってる状態が在るべき姿ってことなんじゃ・・・

経験が教えるこんな事実に行き当たると青ざめちゃう~
散らかるのが本来であれば、片付けるって行為は徒労になってしまうじゃありませんか~
でも薄々気付いてる。片付ける力より散らかる力の方が遥かに強大だってこと。
やだ~、この世はやっぱり諸行無常なの~?とか段々思考が哲学的になりそうなところで
福岡伸一先生(生物学者) のコラムが目に入りました。
(掃除してると大体このようにして積んでおいた雑誌類を読む作業に入ってしまいますね

『秩序あるものは秩序を失い(中略)瞬く間に散らかるのも、この宇宙の大原則に従った現象である。
エントロピー増大の法則。エントロピーとは乱雑さ。世界は乱雑さが増加する方向にしか流れない。』

・・・なんと。
この散らかった部屋が宇宙の大原則を体現していたとは。
それでは掃除を企てる者は大いなる宇宙の流れに逆らう小さな反逆の徒ではないか。
えー、じゃあどうするの、掃除しないの?それでいいの?このまま乱雑さが増大し続けたらどうなるのー?

『生命は地球上にずっと存続してきた。
これほどまでに高い秩序が、なぜ無秩序になることを免れ、維持されつづけることができたのだろうか。
つまりいかにしてエントロピー増大の法則に逆らうことができたのか。』

掃除なんだって。大宇宙の法則の中で生命が存続できた理由が掃除ですってよ。
作っては捨て、汚しては片付ける。それが生命活動。
そうだよね、大河の一滴であっても掃除しないよりはマシ。
増大し続ける散らかり具合を少しでも軽減しないと、マジで座る場所もないよ。
そうか。やってもやってもまた繰り返しの掃除にこんな大いなる意味があったなんて。
私、また頑張って掃除するよ!生きもの万歳!!


宇宙の大原則のもとに互いを補完する美しい夫婦愛が存在する。
 

 


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