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スピーカーやオーディオに興味がある方に、いろいろな情報を発信していきたいと思っています。

5cmウッドコーン情報

2009年12月07日 23時14分49秒 | オーディオ



こんばんは。今日はPARC Audioのちびっ子5cmウッドコーンの速報です。
やっと手配していた切削加工のフレームを使ったサンプルユニットが届きました。このフレームはPARC Audio初のオリジナルフレームということもあり、かなり頑張って設計したものですが、出来上がった切削フレームは予想を上回る素晴らしい出来で、ちょっと驚きました。中国もなかなかやるもんです。

写真ではなかなか質感みたいなものが伝わりにくいかと思いますが、並んで写っているオリジナルの鉄板フレームサンプルとの差は十分感じていただけるのではと思います。今回は切削ということで、表面の仕上げはされていませんが、最終的にはシボをつけますので、更に質感がアップするのではと期待しています。

で肝心の音ですが、かなりヤバイです! もちろんいい意味ですよ!
鉄板フレームからの変更ですので、ある程度の効果は予想していましたが、その差は私の予想をかなり上回るものでした。一言で言うと5cmとは思えないような生意気なバランスと質感で鳴っています。オリジナルの鉄板フレームサンプルもかなりいい出来と思っていましたが、この新しいサンプルを聴いてしまうと、音が窮屈な感じというか、やはり5cmの限界を感じてしまいます。今回の新サンプルの最大の良さは、そのしっかりとした中低域と、5cmとは思えないような落ち着いた鳴り方で、おそらく多くの方が驚かれるのではと思います。

弱点としては強いて言えば、旧サンプルと比較して落ち着いた分パワー感的には少しおとなしめに聴こえるという点で、他社モデルなんかとパチパチ切り替えて聴かれるとそういう印象を持たれるかも知れません。この辺はお兄ちゃんの8cmウッドコーン(DCU-F101W)と似ているところがありますね。でも
その質感の良さを考慮すれば個人的には現状でも十分OKかとも思います。もちろん、量産までにまだ時間がありますのでこのパワー感についても質感を維持しながらもう少し料理してやろうと考えていますので、是非お楽しみにしていてください。



 
 ↑ 新フレームでは、ダンパー下のエアー抜き対策もしっかりやっています。この点では、お兄ちゃんのF101WやF121Wよりもいいフレームですね。他にもちょっとこだわりがあるのですが、それは次回また。





 ↑ 旧フレームではダンパー下の対策はありません。

ということで、早速金型の正式発注を行うことに決定しました。このユニットの詳細については、またぼちぼちとお知らせしていきたいと思います。では短いですが、今日はこの辺で。



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39 コメント

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Unknown (PARC)
2009-12-13 22:32:51
倉田様

>USB対応小型デジタルアンプ・・ヘッドホンアンプやアナログアウトもあると最高かもしれません。

今回検討しているアンプは、あくまで低価格で気軽にアクティブスピーカーを作るということがテーマなので、そこまではちょっと無理かと・・・・。
返信する
Unknown (倉田 智朗)
2009-12-13 22:05:13
>USB対応の小型デジタルアンプの検討をしていたりします

そういえばちょっと話が変わりますが、F社からUSBバスパワー稼働のヘッドホンアンプが4万弱で発表されましたね。

USB対応小型デジタルアンプ・・ヘッドホンアンプやアナログアウトもあると最高かもしれません。
電源足りないかな^^;
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-13 00:51:45
ひでじ様

>コアキシャル購入したのを覚えていただいているとは光栄です。

実はブログを拝見させていただきました。これからの進展が楽しみです。
返信する
これはこれは (ひでじ)
2009-12-12 22:17:46
富宅さん
コアキシャル購入したのを覚えていただいているとは
光栄です。
冬休み中には18mm厚のMDFで標準サイズ+補強付きで作ろうかと
考えています。
また完成しましたら、報告させてください
御配慮嬉しく受けたまらせていただきます
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 23:07:04
倉田様

>なんとー!楽しみにしてます!

まぁこれはまだまだ流動的なので、企画ボツになったらお許しくださいませ。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 23:05:17
GX333+25様

情報ありがとうございました。でもこれは安すぎですね。ノート用としてはありなのかも知れませんが、ちょっと私のイメージとは違う感じがします。
返信する
Unknown (倉田 智朗)
2009-12-11 02:31:59
>実を言うと、小型SPK用として、USB対応の小型デジタルアンプの検討をしていたりします。まぁこれについては、まだまだどうなるかは微妙ですが・・・・。

なんとー!楽しみにしてます!

>>ハンダの話もそのうち勝手ながら取り上げて欲しいなと思っています。

>了解しました。そのうちにということで。忘れていたら、また催促してくださいね。

はいー気長にまってます。
返信する
自己レスです。(^^ゞ (GX333+25)
2009-12-11 01:24:56
PARC 様

 まさか、と思ってみたら、まだちゃんと販売されていました。驚いたなぁ。この世界、出た瞬間に市場から消える「商品」が無数にありますからね。

USBスピーカー
MM-SPU2SV(SVがシルバー、WHがホワイト)

仕様が
■定格出力:1W(0.5W+0.5W)
■周波数特性:100Hz~20,000Hz
■スピーカー形式:バスレフ式フルレンジスピーカーシステム(防磁設計)
■スピーカーサイズ:2.5インチ(直径63.5mm)
■インピーダンス:4Ω
■入力端子:USB Aコネクタオス(USB2.0・1.1両規格対応)
■電源:USBポートより供給(DC 5V 500mA)
■筐体材質:ABS樹脂
■サイズ:W103×D103×H80mm
■重量:710g
■ケーブル長:1.55m
■付属品:バーチャル5.1chソフト「Xear3D」、取扱説明書

 たぶん、現品処分で投げ売りしてたんですね。だって、ドライバソフトなんかがあるって初めて知りましたし、定価も3500円くらいですから。

 ちょっと真面目に探してみよう……。
返信する
Unknown (GX333+25)
2009-12-11 01:16:01
PARC 様
>実を言うと、小型SPK用として、USB対
>応の小型デジタルアンプの検討をしていたり>します。まぁこれについては、まだまだどう
>なるかは微妙ですが・・・・。

 おぉっと、来ましたか。うれしいですね。持ち歩きのノートパソコン用に私も欲しいし(だって、「いつも一緒、PARC Audio」でいたいから)、しかし市場にあるのは、ほんとにおもちゃみたいなものでいやになるし……期待してます。

 ところで、多分、もう販売終了じゃないかと思うんですが、SANWA SUPPLYだったと思いますが、半球形のちっちゃな・安い(980円だったかな?)USBスピーカーがありました。

 むろん、樹脂成形でユニットがどうの、というものではなかったのですが、これが案外いける、と感じたのですね。やはり球形というのが効いてるのかな、と思ったものでした。

 今、部屋の片付けをゆっくりゆっくりとやってますので、出てきたら、なんだったら「Xmas プレゼント」にしましょうか?
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 00:42:08
keik様

>と言うことは埋めた方がいいのかな。

エポキシ充填なんかすると、多分よくなるでしょね。まぁこれは皆様のお楽しみということで。
返信する
Unknown (keik)
2009-12-11 00:31:46
ちょっと考えすぎましたか(苦笑)。と言うことは埋めた方がいいのかな。まぁ鬼が笑いそうなので、製品が出てからですね。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 00:13:53
ひでじ様

>大変魅力的なunitが完成しそうですね
見た目もウッドが大きく見えてgood。

ありがとうございます。皆様に喜んでいただけるようなユニットにするべく、頑張ります!

ところで、PPコーンコアキシャルの方のレポートも楽しみにしてますね。よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 00:11:36
穴様

>社長にまた笑われそうだから、これ位にしておきます。

すみません。前回(笑)としたのは、皆さんのやり取りを見ていて微笑ましいなぁという意味で、決して変な意味ではありませんので、誤解を招いたようであればお許しください。


>リアバスレフ形と誤解されているのではないでしょうか?

BS-10はユーザーコーナーでお写真を拝見しておりますので、フロントバスレフだと理解しておりました。リアバスレフのことを書いたのは、設置条件とのことで一般論として書いただけなのです。ちょっとややこしかったかなぁ。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-11 00:05:21
おかもと様

>サイズ的に四角の鉄板フレーム版が出たら、
ラジカセやジャンクのスピーカーの
ユニットと交換して手軽に遊べるなあと。

確かにそういう使い方もあるかも知れませんね。でも正直なところ、ABSとの併売はものすごくきついです。(^^;

何とかABSの方をお使いいただければと思います。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-10 23:55:25
倉田様

>USBでDACとアンプを合わせたキットを探してつないでやりたいです。

実を言うと、小型SPK用として、USB対応の小型デジタルアンプの検討をしていたりします。まぁこれについては、まだまだどうなるかは微妙ですが・・・・。


>ハンダの話もそのうち勝手ながら取り上げて欲しいなと思っています。

了解しました。そのうちにということで。忘れていたら、また催促してくださいね。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-10 23:52:20
keik様

>冨家さんのことだから、単純に樹脂量を減らすだけの目的とも思えないですが。

いやこれは肉厚を出来るだけ均等にしてヒケやウエルドといった成形上の問題を避けるための対策で、本当はやりたくないのですが仕方なくやっているのです。この辺は、モールド成形のいやらしいところですね。まぁ最終図面でもこの点については完璧ではないので、量産型でどの程度に収まるか、今からちょっとドキドキしてます。(^^;

実を言うと、この肉逃げは切削フレームでは関係ないところなのでなくても良かったのですが、中国サイドに言い忘れていたところ、型図面に忠実に作ってきたというところです。
返信する
5cmウッドコーン (ひでじ)
2009-12-10 23:18:17
こんばんは!
大変魅力的なunitが完成しそうですね
見た目もウッドが大きく見えてgood。
実際買うかどうかとなると別問題ですが
必要性がでれば、欲しいユニットです。
販売楽しみにしております
返信する
Unknown (穴 明太)
2009-12-10 21:47:35
Jazzインハート様
「空間合成音像」とはミュージシャンの立ち位置が分かるような3D的音像再現という意味なんですね。でも私の経験から言うと、音場再現に優れたSPは音像位置再現にも優れていると思うのですけれど…。あなたが大型SPでそれを実現してるってことは相当の遣い手の方、なんじゃないでしょうか。
音場形、音像形との比較の言葉があるそうですが、私は音場形と音色形のように思えます。中間的なタイプが市販品には多いようです。大型のスタモニなんかは音色形の典型で、S/N比、レンジ等を重視していて音場感は各ユニットにつながりを合わせる程度の配慮でしょう。B&Wは音場形に分類されているそうですが、小型はともかく大型のSPは、小口径小バッフルの音場に特化したSPから比べると方向の異なるものと思うのですが。
私は音場感を得るには低音は邪魔になるのではないか?とも日頃から感じています。中音以上が充実していて中低音からだら下がりの特性のSPが音場感を良く再現してくれると思えてならないのです。
ダクトのチューニングは変更が簡単ですからBSのダクトに木片等を入れて、効率と共鳴周波数を下げてみてはいかがでしょう?音場に特化するなら吸音材を詰めて準密閉化してしまうとか。いかがでしょうか?
おっとこれ以上書くとボロが出そうだし、社長にまた笑われそうだから、これ位にしておきます。

私は西宮在中ですがOFF会なら簡単にできますよ。ここのブログをお借りして「ヨドバシ梅田のパークSP前でやるぞ!」と公示すればいい。飲み物、肴はそれぞれの経済力に応じて、Jazzインハートさんはヘネシーを、私は夕食の残りを各自持参して、好みのソフトを持ち寄って大いに盛り上がりましょう!
なに?立ったままでは腰が痛くなるって?あそこにはSP置き台っていう手ごろな椅子が多数展示されてますから、それを使えばいい。太っ腹なヨドバシさんだから、それに自作のコーナーは誰も近寄らないようなマイナーな場所だしきっと許してくれますよ。(以上のことは全くの冗談なので本気にしないでくださいね)

社長様
JazzインハートさんのBS-10はL字形ダクトのフロントバスレフ方式でポートサイズは断面積30cm2、長さ24cmのブックシェルフ形です。
リアバスレフ形と誤解されているのではないでしょうか?

黒くてピカピカしているのは皆ピアノブラックかと思っていましたら、そうではないのですね。失礼しました。高級SPや高級家具なんかには、てんと縁が無く良く知らないのす。梅田にあったのは普通のウレタン塗装品なのですね。それにしては高級感溢れる光沢で、とても手にとって見る、というような行為も憚れるような存在感でした。価格は5万いくらの表示。風格が感じられます。社長がW3と峻厳な区別をなさっているのを見ると、W3はすごい本当のピアノフィニッシュということなのですね。
返信する
鉄板フレーム (おかもと)
2009-12-10 17:10:23
 写真を見て思ったのが、
サイズ的に四角の鉄板フレーム版が出たら、
ラジカセやジャンクのスピーカーの
ユニットと交換して手軽に遊べるなあと。

 気合いを入れて製作した作品は、
発送時の破損とかが心配になりますし、
御手軽作品なら、「ユーザー交流会」で
持ち寄って発表とか・・・
 
返信する
Unknown (倉田 智明)
2009-12-10 01:34:57
今回の日記伸びてますねー
このユニット楽しみです。
というのも、モバイルノートを購入しまして、それにあわせたスピーカーをつくりたいんですよね。
USBでDACとアンプを合わせたキットを探してつないでやりたいです。

後、ぜんぜん話は変わりますが、ハンダの話もそのうち勝手ながら取り上げて欲しいなと思っています。
RoHSのために鉛入りハンダはもう使われてないのでしょうか?
以前同じアンプを作成したとき、鉛入りと鉛フリーのハンダで音がかわった経験をしており興味をもっております。
返信する
Unknown (keik)
2009-12-10 01:08:46
バッフルに取り付く面を肉抜きしてあるのが、興味深いですね。

密閉性という面では不利な気もするんですが(いつものスポンジシートは付属するのかな?)、バッフル面への振動伝達という観点から考えると、接触面積が小さい方がいいのかなぁとも思ったり。

考え過ぎかなぁ? 冨家さんのことだから、単純に樹脂量を減らすだけの目的とも思えないですが。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-09 23:25:31
穴様

フォローありがとうございました。確かにサウンドステージを意識すると、スピーカーの設置位置や環境は非常に重要ですね。その意味では、より影響を受けやすいリアダクトは私は苦手です。

それと何回も言いますが、ヨドバシ様で展示しているデモ機はW3ではないので、ピアノブラックではありません。通常のウレタン塗装です。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-09 23:21:04
Jazzインハート様

>関西地区で御社スピーカユニットの販売店をご教授頂けませんか、ちなみにヨドバシカメラ梅田店では集中して視聴できる雰囲気ではありませんでした

関西地区でPARCの音が聴ける販売店様は、ヨドバシカメラ様以外では六本木工学の京都店があります。デモ機の状況は直接ご確認いただけると幸いです。


>スピーカは楽器ではないので、箱鳴りを生かしたスピーカ以外はボックスの材料は硬く、重く、がっちりが基本で、箱特有の色を出来るだけ排除するのが基本と思っていました。

あくまで私見ですが、この考え方には私は非常に悲観的です。なぜなら、どんな丈夫な箱を作っても音を全く出さない箱を作ることは不可能で、レベルの差はあっても結局箱からの放射音は出てしまいます。問題はその出てくる音が邪魔になるかならないかということだと私は考えています。一般論で言えば、例えば剛性だけでいえば金属で作ればいいはずですが、そういうものはあまりないですよね。これはコストだけの問題ではないと思います。

「ユーザー交流会」については、前向きに検討したいと思います。近いうちにブログでもちょっとアイデアを書こうかと思います。ただし、どうせやるなら中途半端なものではなく、もうちょっと面白い内容にできればと考えています。

音場感については、穴様が詳しく書かれているので私の出る幕は無いかなぁ・・・。(笑)



返信する
Unknown (PARC)
2009-12-09 23:03:39
らーめん親父様

>私はF121Wの容積違いのBOXを何台か作り(4L、6.5L、10L、15L)試しましたが、10Lの音が、一番良いと感じました。

4種類を試作とはすごいですね。メーカーの私もさすがにそこまでは確認していません。参りました。(^^;

20cmの件、いろいろと逆風が吹いているのですが、何とか頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
返信する
コメント有難うございます (Jazzインハート)
2009-12-09 22:33:54
穴 明太様

 コメント頂き有難うございます。

>音場感のことをおっしゃっているのなら、小口径の小バッフルを自由空間に設置するのがセオリーではないかと思います。

視聴の際はスピーカを手前に動かし、空間の中において聴いた結果です。ただ、視聴位置はスピーカから1.8m離れた壁側のソファーに座った状態でした。ご指摘のように確かにスピーカに近づくと音の立体感が増すように感じられました。

>またBS-10は4リットル、ダクトはチューニング:90Hzとパークさんの推奨箱、4リットル、65Hzと大きく違いますし、ダクト断面積、ダクト方式もまったく違いますから、おそらくBSは標準箱より中低域が膨らんで、すっきりしない音?なのかもしれません。

おっしゃる通りダクトの共振周波数やバスレフの構造はメーカーさん指定とは異なります(少し軽く、安易に考えすぎてたかも...反省)。これが一番影響しているのではないかと、今は正直思います。

>またおっしゃる「空間合成音像」の意味が良くわからないのです。

感覚を言葉で説明するのは難しいですが「スピーカには音場形、音像形があり、前者はB&W、後者はJBLやアルティック」と記述しているホームページがありました。10cmウッドコーンの音はオンマイク録音のJazzカルテットの場合、両スピーカの間に楽器が定位してこの部分は不満が無いのですが、一方、フロントのサックスも同一ラインで演奏しているように聞こえます。ピアノがもう少し後方に位置し、その後ろ側にドラムスが定位し、サックスが前に張り出してきたら申し分ないという意味で、音の奥行き感(音場でなく音像が)が感じられるような表現を空間合成音像という勝手な言葉を使いました。又、JBLの大型スピーカを例に出したのは、マルチユニットとシングルユニットの比較で引例しただけで、大型スピーカが優っているという意味ではありません(誤解を与えるような表現ですいません)。JBLの音は好きですけど。。。PARCの音も結構気に入ってます。

所で穴 明太様は関西在住の方でしょうか、今後とも宜しくお願い致します。

返信する
しゃしゃり出てすみません。 (穴 明太)
2009-12-09 16:47:26
Jazzインハート様
社長さんとのご議論のなかに、私の様な素人が横からシャシャリ出まして誠にすいません。お耳汚しとは存じますが、すこし聞いてやってください。

>唯一の不満点は空間合成音像なんです

音場感のことをおっしゃっているのなら、小口径の小バッフルを自由空間に設置するのがセオリーではないかと思います。貴殿の設置は壁に押し付け気味の位置で、なおかつ横にラックらしきものが見られます。一度手前に引き出してSP間の間に何も無い状態でお試しなさったらどうでしょう?私は小口径はニアフィールドで聞くものと信じています。1.8m離れると部屋の反射音が耳に達する率が多くなり、ボケた音に成り易いと思っています。私の設置は1m以内、SPの左右間隔をおおくとり、音量はせいぜい10時くらいですね。音場感を聞くのには民族音楽に良いものがあります。音源の質が多くを占めていると思います。またBS-10は4リットル、ダクトはチューニング:90Hzとパークさんの推奨箱、4リットル、65Hzと大きく違いますし、ダクト断面積、ダクト方式もまったく違いますから、おそらくBSは標準箱より中低域が膨らんで、すっきりしない音?なのかもしれません。社長は狙いの特性、設計をしていらっしゃるでしょうから、意図と違うという発言になるのではないでしょうか?
またおっしゃる「空間合成音像」の意味が良くわからないのです。ジャズを特に聞いていらっしゃって大型spのほうが優っているいると書いておられますので、おそらくオンマイクで録られたソフトのリアル感をおっしゃっているのでしょうか?それでしたらフルレンジよりマルチが良く聞こえることも考えられますね。
一般に音場感はマルチでは出なくて小口径の独壇場と思います。私の経験では10cmウーファ、3cmツイターで2ウエイを組んだ時フルレンジ以上の音場感を得ることができました。ネットワークに苦労して何年も付けたり外したり。偶然設定したクロスにしたときに得も言われぬウファとツイタの一体感、いえ、どちらがどの辺から鳴っているというよりも、ユニットは鳴っていなくて音が響いているという感じでした。まさしくツイタ、ウファ、婚前一体の感があります。音像はフルレンジより奥まって広がりますが緻密さは変わりません。大型のマルチでは出来ないパフォと思います。

私もヨドバシ梅田でパークさんのピアノブラック10cmを聞いてきましたが、おっしゃるとうり、ソフトの関係もあり100%の鳴りとはいかないのではないかと思われます。次回は自分のソフトを持っていき試聴したいです。
失礼な記述、誠に申し訳ありませんでした。
返信する
ユーザー交流会 (Jazzインハート)
2009-12-09 10:16:53
らーめん親父様

 ハンドルネーム記述間違いで申し訳ありませんでした。

PARC Audio代表様

このBLOGで有用な情報を発信していらっしゃるユーザーの皆様には本当に頭の下がる思いです。ただ残念なのは、言葉だけではなかなか理解できない部分が多々あるというのも事実です。何度か色々な方から同様のコメントがありましたが「ユーザー交流会」などはお考えではないでしょうか?色々なやり方があるかとは思います。。。代表のホームページで会員登録して(代表のご負担が増えるので難しい点もありますが)、会員相互の連絡を可能にするとか、OFF会の開催、視聴会の開催等。。。どうしても東京中心になりがちですが、ぜひ関西地区でもこのようなイベントの開催をご考慮方お願い申し上げます。
返信する
コメント有難うございます (Jazzインハート)
2009-12-09 09:40:57
PARC Audio代表様

 コメント頂き有難うございます。そうですよね。まずメーカー推奨箱ではどうなのか?確認しないと始まりませんね(関西地区で御社スピーカユニットの販売店をご教授頂けませんか、ちなみにヨドバシカメラ梅田店では集中して視聴できる雰囲気ではありませんでした)。スピーカボックスの設計如何でその当たりの空間合成音像まで変わるなら、皆さんのように本気で取り組まないと。。。従来は大まかにスピーカボックスを替える=低音の出方が変わる程度の認識でした。と言うのはスピーカは楽器ではないので、箱鳴りを生かしたスピーカ以外はボックスの材料は硬く、重く、がっちりが基本で、箱特有の色を出来るだけ排除するのが基本と思っていました。ただ、皆さんのコメントのように、箱の塗装一つで音が変わるのも事実のようで、これを踏まえると分けが分らなくなります(オーディオの泥沼)。

 ちなみに現状の10cmウッドコーン+長岡式BS-10箱で唯一の不満点は空間合成音像なんです。自分の視聴スタイルでは低音/高音の出方はこれで十分。一方、アナログでJazzを聞く時は大音量でJBL4343BWXで聞いています。これと10cmウッドコーンを比較するのはナンセンス。全く目的が違うからです。ただ、空間合成音像は今の所、JBLが勝っています。それでマルチユニットの方が定性的に有利なのかと代表にお聞きしたのですが、バッサリ”そんな事は無い”とのコメントでしたので、やっぱり箱なんですかね。

ラーメン親父様

 コメント有難うございます。10Lの箱に入れた10cmウッドコーンの音像はどんな感じでしょうか?私のメーンスピーカは上記のようにJBL4343BWXで、アナログソースがメーンです。約1000枚のレコードの内950枚はJazzです(CDも200枚位ありますが、私のメーンシステムでは感動するような音になりません)。最近ご無沙汰ですが以前はアマチュアバンドもやってました。PARCの10cmウッドコーンで鳴らすJazzは悪くありません。少し楽器の音が作られた感じもしますが、十分楽しめます。
もし、ラーメン親父様のスピーカボックスが私の求めている方向と一致しているならうれしい限りです。その時はボックスの仕様を教えて頂きたく。
返信する
お答えに感謝 (らーめん親父)
2009-12-09 01:36:47
丁寧なお答え、ありがとうございます。
春まで待ちます。個人的な希望はウーハーですが、商売の事を考えればやはり、フルレンジかコアキャルに軍配があがりそうですね。
ウーハーがだめなら、17㎝の「W」使いも考慮してみます。
今現在当方メインのシステムは171A+T111Sの2Wayになります。
10、13㎝のフルレンジも良いのですが、2Wayのシステムの方が、PARC社の色(音)がより引立ってると思うのですが、コストも1発より掛りますが、コスト以上の音は頂いてると思います。BOXとネットワークは当然自作です。

JAZZインハートさんはBOX容積何リットルをお使いでしょうか?私はF121Wの容積違いのBOXを何台か作り(4L、6.5L、10L、15L)試しましたが、10Lの音が、一番良いと感じました。低域が程よく膨らみ、全体の音も量感が増えた感じになりました。この辺は好みかもしれません。

ちなみに私はJAZZしか聴きません。
参考になりましたら、幸いです。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-08 23:17:05
GX333+25様

>中国生産でコストを抑えて、とやり取りを続ける内に、代表は「中国スピーカー界の父」と呼ばれるようになったりして。

そうだといいのですが、連中は最終的に商品ができればそれは自分たちがやったという理解をすることが多いので、なかなか疲れます。(^^;

まぁうちのような小ロットでもやってくれるだけ、ありがたいことだと感謝しなければならないのですが・・・。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-08 23:12:42
Jazzインハート様

>高能率スピーカユニットがなぜ現代に甦らないのか理由があるのでしょうか?

最大の理由はそのコストと、スペースの問題ではないかと思います。私は高能率というよりは大口径がポイントではと思いますが、大口径でないと決して出せない音があるのは間違いないと思いますが、例えば38cmのユニットを購入されるユーザーの方が何人いらっしゃるかということを考えると・・・。


>一方、音像空間合成(左右の広がりは良いのですが、前後の音像)に少し不満があります。

率直に申し上げさせていただくと、お使いのシステムはPARC用に設計されたものではなく、むしろPARCとはかなり性格の違ったユニット用のものですので、一般的に言ってユニットの実力を100%出せているかについてはかなり疑問があります。(というか、出せない方が普通です)ひとつの分かりやすい例として、「スピーカーの音調整で思うこと」6/21をご覧いただけると幸いです。ユニットの性能をいかにうまく引き出すかが自作スピーカーの醍醐味であり、ご不満がある場合はシステム構成等の見直し等をいろいろと試されるのがよろしいかと思います。うまく鳴らすコツという前に、先ずはシステムをできるだけユニットに最適に合わせることから始められたらいかがでしょうか。(生意気なことを申し上げてすみません)
なお具体的にアイデアが無いという場合は、先ずはメーカー推奨キットを試されるのもよろしいかと思います。少なくとも現状のシステムよりは改善されると思います。


>定性的にマルチユニットの方が音像空間合成に優れている場合は、なぜそうなのか

これについては、私はそうは思っていないのでコメントはありません。

以上参考にしていただければ幸いです。
返信する
Unknown (GX333+25)
2009-12-08 23:04:02
PARC 様

>ただ現在開発中のものは新タイプのウッドコ
>ーンで、性能面ではかなり面白いものなの
>で、何とか頑張って発売できるよう頑張りた
>いと思います。

 え~、ウッドコーンの20cm……さぞや凄いでしょうねぇ。しかし、こうなるとハコもあだやおろそかにはできそうにないし――また煩悩が増えそうです。

 しかし、中国生産でコストを抑えて、とやり取りを続ける内に、代表は「中国スピーカー界の父」と呼ばれるようになったりして。

P.S.
 前回はハンドル名がなぜか一字を残して消えてしまってました。失礼致しました。
返信する
Unknown (PARC)
2009-12-08 22:58:05
らーめん親父様

>首を長くして、他社の20cmウーハーの購入をがまんして、待ち望んでいるのですが?

お待たせして申し訳ありません。開発自体は進行中で、今も試作ユニットが販売店様でテスト中だったりします。ただ残念ながら年内発売は絶望的で、早くても春前にできればという感じです。現在最大の悩みは、ウーファーでいくか、フルレンジでいくか、それともコアキシャルまで仕上げるかということです。20cmクラスは市場がとにかく少なく、また価格も今の予価では実売で2万円代後半(1本)と決して安くないので、なかなか簡単には決まりません。そのため、発売してもおそらく数十台の限定販売ということになりそうです。ただ現在開発中のものは新タイプのウッドコーンで、性能面ではかなり面白いものなので、何とか頑張って発売できるよう頑張りたいと思います。
返信する
高能率スピーカユニット (Jazzインハート)
2009-12-08 22:09:51
PARC Audio代表様

 5cmユニットの話題でないので申し訳ありませんが、御社10cmウッドコーン使っていて気になることがありまして。。。何時か機会がありましたら別スレッドでご教授頂ければと思い投稿しました。

1.スピーカの能率と音楽再生能力について
  高能率のスピーカユニットを大き目の箱に入れて鳴らすと、音楽が近いように感じられるます(アルティック604Eや三菱の2S-208がこんな感じ)、一方、低能率のスピーカは美しく作られた音というイメージがあります。高能率スピーカユニットがなぜ現代に甦らないのか理由があるのでしょうか?(イメージは能率100dBのスピーカーユニット)

2.シングルユニットvs.マルチユニットの音像空間合成能力について
  ユーザー評価で記述しておりますが、10cmウッドコーンは聴き疲れしない音で満足しているのですが、一方、音像空間合成(左右の広がりは良いのですが、前後の音像)に少し不満があります。しかしながら、他のユーザーの方は3Dに定位して。。。というコメントもありますので、シングルコーンを上手く鳴らすコツがありましたらご教授頂きたく。なお、定性的にマルチユニットの方が音像空間合成に優れている場合は、なぜそうなのか、ご教授頂きたく。宜しくお願い申し上げます。
返信する
質問 (らーめん親父)
2009-12-08 15:43:04
はじめてのコメントです。いつも楽しく拝見させて頂いてます。さっそく代表に質問ですが、次回販売の新ユニットは5㎝サイズになりそうですが、2ヶ月前位にブログで、何回か話題に上がった20cmタイプのユニットの販売はどうなったのでしょうか?、ウーハーかフルレンジを年末に向けて・・・だったと思いますが、私は、首を長くして、他社の20cmウーハーの購入をがまんして、待ち望んでいるのですが?来年になりそうな雰囲気ですね。20cmはあまり販売好調ではないのでしょうか、私は御社のユニットを10㎝、13cm、17㎝とステップアップしてきてるので、そろそろ20cmをと考えて久しいです。ではまた、お便りします。失礼します。
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Unknown (PARC)
2009-12-08 00:16:37
Yah!様

>お兄ちゃんの8cmに比べると木目が見える部分が割合的に大きいですね。かっこいいです。

そうなんですね。私も見た目のバランスでは圧倒的にこっちの方が好きです。最大の欠点は、金型償却があるのでやはり価格かなぁ。現行の5cmユニットはほとんどが安いユニットですからねぇ。販売店様からも言われました。「5cmユニットをメインとして真剣に購入する人はいないから、あまり高額なユニットはどうかなぁ・・・」と。


>ユニットが小さいためか、端子台が大きくみえますね。

そうなんです。最初の端子はかなり小ぶりで、何回か使ってるとポキンと折れたりしてましたので、最終的には他のPARCモデルと同じものを頑張って使うことにしました。


>エンクロージャへの取り付けは単なる丸穴だけではだめなのかな?(ツィータのように端子台分も削る必要あり?)

正解です。これは我慢してください。



>ミニミニステレオシステムとして試してみたい逸品ですね。楽しみです。

はい、最後の追い込み頑張ります。
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Unknown (PARC)
2009-12-08 00:06:52
X様

>いつ試聴できるかなぁ、というところです。

順調に行けば、正月ごろにはプロト品のデモ機が店頭で鳴っているかも・・・・。


>ただし、純良なアンプに限りますから、たとえば、サウンド・デザインとのコラボレーションで、従来のおもちゃのようなdockを蹴散らすような製品が出現したら、

石田さんにこんなクラスの話をしても多分一笑に付されるかも・・・。(^^;
でも本音を言えば、ありきたりの小型アンプを使ったとしても、この子ならきっとみんなが分かる違いを聴かせてくれると思っています。(生みの親の私だけでもそう信じてあげないと、この子がひがんじゃうので)

ご指摘のように若い人にも是非「良い音」「楽しい音」を感じてほしいものです。
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Unknown (Yah!)
2009-12-08 00:04:03
 エッジの接着方法が違うのか、お兄ちゃんの8cmに比べると木目が見える部分が割合的に大きいですね。かっこいいです。
 ユニットが小さいためか、端子台が大きくみえますね。エンクロージャへの取り付けは単なる丸穴だけではだめなのかな?(ツィータのように端子台分も削る必要あり?)
 ミニミニステレオシステムとして試してみたい逸品ですね。楽しみです。
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Unknown (X)
2009-12-07 23:53:11
PARC 様

 う~む、写真からでも気迫が伝わってきますが、このちっちゃな大物を壁面一杯に配置したサラウンドとか、ベッドの四隅に配置してリラクセーション用にとか、いろいろ夢はふくらみますが、残念、いつ試聴できるかなぁ、というところです。

 このユニットなら、なるほどアクティブ・スピーカーやらメモリー・オーディオのdockにもいいかもしれませんね。ただし、純良なアンプに限りますから、たとえば、サウンド・デザインとのコラボレーションで、従来のおもちゃのようなdockを蹴散らすような製品が出現したら、さぞ愉快だし、音楽に興味をもちはじめた中学生や高校生にも手にとってもらえる値段で「良い音」を覚えてもらえば、いずれ芽は大きく育つことでしょうね。
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