こんばんは。今日は、ちょっと嬉しいお知らせです。
本日発売のanalog誌でPARCの17cmユニット3モデル(DCU-C171PP, DCU-C171W, DCU-F171P)と、キットの記事が掲載されました。今回の取材はほんと急に決まったので、準備の時間が全く無く、手元にあったサンプルをとにかく送ったという感じでしたので、どんな記事になるのか心配しておりましたが、記事を見てみると予想以上のご評価をいただき、ほんと安心しました。出来れば、ここに記事の内容を載せたいところですが、それは著作権の関係で出来ないので、ご興味のある方は是非本屋さんに行ってみてください。
ちなみに当初の予定ではキットをメインにした自作スピーカーについての記事とのことでしたが、時間の関係で17cmの3つのユニットをメインに、それぞれのユニットの特徴などを試聴を中心に進めるといった感じになっているので、例えばコアキシャルはウッドとPPどちらにしようかなどとお悩みの方には非常に参考になるかと思います。試聴されたのは炭山さんで、前回コイズミ無線様で行われた10cm限定ウッドコーン試聴会でもお世話になった方です。先日の試聴会でも、「私はスピーカークラフトの世界を盛り上げられることなら、何でも協力していきたい」とおっしゃっていましたので、PARCに限らずクラフト業界には強い味方となっていただけるのではと思います。
それとこれも急遽決まったことですが、5cmウッドコーンに続き、17cmでも塗装付きキット(DCK-171-C)を正式にレギュラーモデルとして発売することを決めました。本当は限定生産で来月の真空管オーディオフェアで販売する予定で進めていたのですが、せっかく雑誌に紹介していただくのに限定生産というのもちょっともったいないなぁと思い、急遽レギュラー化を決めたところです。まだHPには掲載していませんが、定価は58,500円(1ペア・税込み)で、例えばPPコーンコアキシャルとNWのセットで定価が10万円をほんのちょっぴり超える感じですので、おそらく店頭での実売価格では十分10万円以下でシステムが完成します。自分ではかなりコストパフォーマンスの良いものに出来たのではと、ちょっと自己満足しております。(^^;
これの仕様は、昨年の真空管オーディオフェアで限定発売したものと全く同じですが、内寸は推奨箱と同じで、MDF(t18)+補強桟となっています。国内製のMDF(t21)補強桟無しと比べると、ウレタン塗装ということもあって、よりゆったりと鳴ってくれる感じですので、初心者の方にも非常に扱いやすいものになっております。現物は今年のフェアでもデモ予定ですので、是非お聴きいただければと思います。では今日はこの辺で。
10万ですとD社のスピーカーとかライバルが増えてきますが、PARCの商品は十分に対抗できますね。
というか、推奨箱かっこいいなー
私は木目調のマホガニーを側面に全面は黒のスピーカーばっかり作ってますが^^;
推奨箱みたいにキレイに塗装できないですねー
なによりコアキシャルと17cmのサイズで10万のスピーカーは他にないのでは?
これでファンがもっと増えるといいですねー
そういえば、キットの方は内部配線はどうするんでしょうか?
私が知ってる至れり尽くせりキットは内部配線も用意&ハンダ付けいらずでした。
ネジ穴もあったかも?
アレは初心者にすごく優しいと感心しました。
初めてスピーカーを作るときソレを買おうか悩んだものです^^; ハンダ付けもネットワークも何も分かっていなかったもので。
話は変わりますが、ヨドバシさんの店員に聞いたところ、2chピュアオーディオのスピーカーはうれなくて、みんなTVで紹介された、横に長いヤマハのシアタースピーカー買っていくとか何とか・・
TVがもうちょっとピュアオーディオに目を向けて欲しいですね。
長文失礼しました。
気に入り、センター型と縦型、計3本をWood Pocketさんに
オーダーして、シアターを組んで楽しんでいます。
17cmの塗装付きキットレギュラー化喜ばしいですね!
オーダーする時に塗装もこだわりましたが、手軽に
しかも安価にできるのは大歓迎です。
ところで、以前映画用のスピーカーでアメリカでは人の声帯域を重視している、という
記事がありましたが、人の声帯域を重視したユニットの開発とかは
アイデアとしてないでしょうか?というのも、センターから聞こえてくるのは主に人の声で、ソフトによってはセンターにしか
声が入っていないものがあり、センターに特化した
ユニットがあれば面白いかと思った次第です。
センター型とうたうと数が出ないでしょうから販売面を考えると無理だとは思いますが^^;
>推奨箱みたいにキレイに塗装できないですねー
そうですね。自作派にとって、やはり一番ハードルが高いのが塗装だと思います。ただこれはメーカーにとっても同じで、やはり塗装付きとなるとある程度まとめて生産しないとコストがなかなか合わないので、今回も20台ずつの生産をすることに決めました。
>なによりコアキシャルと17cmのサイズで10万のスピーカーは他にないのでは?これでファンがもっと増えるといいですねー
ありがとうございます。これがPARCの人気モデルになってくれることを祈っています。
>そういえば、キットの方は内部配線はどうするんでしょうか?
これについては、基本的に既に発売しているA,Bキットと同じで、ファストン付き内部配線材を添付ということになります。というのは、17cmの場合はフルレンジとコアキシャルという2つのパターンがありますので、固定化は難しいのです。ただ、ご希望があれば有料で完成品にして出荷することも可能ですので、ご希望の方がいらっしゃればリクエストしていただければと思います。
>ヨドバシさんの店員に聞いたところ、2chピュアオーディオのスピーカーはうれなくて、みんなTVで紹介された、横に長いヤマハのシアタースピーカー買っていくとか何とか・・
たしかにピュアオーディオ系はスピーカーに限らず全体的に厳しいでしょうね。でもオーディオという趣味がある限り、スピーカーというカテゴリーは絶対に無くならないですから、頑張って続けていきたいと思います。
>以前映画用のスピーカーでアメリカでは人の声帯域を重視している、という記事がありましたが、人の声帯域を重視したユニットの開発とかはアイデアとしてないでしょうか?
人の声の帯域というのは、ボーカルということでもあり、基本的にPARCの全ユニットはその方向で設計しています。そのため、わざわざセンター用とかAV用とかと言うつもりは無いのですが、基本的にPARCのモデルはAV系とも相性がいいと思います。現在我が家で使っているC171PPなんかも絶好調ですね。たぶん、あまりHiFiを意識し過ぎたモデルなどだと中高域がきつ過ぎたりして、分解能は高いけど長時間映画などを見ているとなんか疲れるいう感じになるのではと思います。ソニー時代に商品化した映画館用の大型システム(日本で始めてTHXの認定を取得したモデルです)でも、今までの他社モデルに比べてより自然で聴きやすい音だったと自分では感じています。
>センター型とうたうと数が出ないでしょうから販売面を考えると無理だとは思いますが^^;
センター用で一番必要なことは、音質以上にそのサイズ(形状)だと思います。一般家庭でセンタースピーカーに許されるスペースは本当に限られていますからね。(特に高さは非常に厳しいと思います。)
このブログを知ったのは少し前で、確かスピーカーのエイジング方法のページでして、まさかメーカーさんのブログとは思いもよらなかったです。この度DUC-F122Wの予約にあたりブログを楽しく、熟読させて頂きました。予約中にも関わらず17cmシリーズが気になりだして苦しんでおります。今回、この雑誌の特集が後押しになるのでは?と、明日にでも雑誌を購入したいと思います。
この雑誌を繋ぎとしてF122Wの到着をお待ちしております。自作二回目の初心者ですが、今後よろしくお願いします。
>今回、この雑誌の特集が後押しになるのでは?と、明日にでも雑誌を購入したいと思います。
そうでしたか。実は、今日もあるお客様から、「雑誌の記事を見て、17cmを購入したいと考えています」との嬉しいお電話をいただきました。最近クラフト系の情報が少ないので、是非今回の記事が新しいPARCの仲間をつくることへの手助けになってくれればと願っています。
>この雑誌を繋ぎとしてF122Wの到着をお待ちしております。自作二回目の初心者ですが、今後よろしくお願いします。
こちらこそ、どうぞろしくお願いいたします。こちらのブログもまったりやっていますので、また遊びに来てくださいね。
>現在我が家で使っているC171PPなんかも絶好調ですね。・・・(中略)・・・ソニー時代に商品
>化した映画館用の大型システム(日本で始めてTHXの認定を取得したモデルです)でも、
>今までの他社モデルに比べてより自然で聴きやすい音だったと自分では感じています。
我が家のC171ppも徐々にご機嫌で鳴り始めました。あの「タイタニック」の、深い深い、まるで深海の静けさを象徴するような低音も、思わず胸いっぱいになるほど感動的に鳴ってくれました。その一方、ディカプリオが沈んでいく海面の「チャポチャポ」という波の音が耳元に伝わってきたときにはぞっとしたものです。
しかし、私の部屋では狭すぎてどうにもなりませんが、ソニー時代の代表の自信作は、なんとか聞いてみたいものですが・・・・・・残念ですねぇ。
>あの「タイタニック」の、深い深い、まるで深海の静けさを象徴するような低音も、思わず胸いっぱいになるほど感動的に鳴ってくれました。その一方、ディカプリオが沈んでいく海面の「チャポチャポ」という波の音が耳元に伝わってきたときにはぞっとしたものです。
AV系ではどうしてもドカーン、ガチャーンといった派手な音が注目されますが、実は映画の静かなシーンをいかに自然に聴かせるかとか、細かい音の自然な描写の方が重要ではと考えています。というのも、所詮スピーカーも映画を楽しむための道具であって、決してスピーカーの音が主役になってはいけないと思うのです。スピーカーの存在を忘れて、その映画に自然に入り込めるようなスピーカーがベストだと思います。
>ソニー時代の代表の自信作は、なんとか聞いてみたいものですが・・・・・・残念ですねぇ。
ソニーがこのクラスのスピーカーから撤退して随分時間が経ちますので最新の状況は分かりませんが、もしそのまま使っていたとしたら都内ではお台場にあるシネマメディアージュなどが一番メジャーなところかと思います。ここは最初に入れたこともあり、何回も通って調整をしたりしましたので、一番思い出のある映画館ですね。全館SDDS対応(フロント5ch)というのも非常に珍しいのではと思いますので、一度皆さんも行かれてもよろしいかも知れません。
しかも、レギュラーだとは頼もしい。
私自身、コアキシャルppに推奨箱サイズをMDF18mm厚
で作成し、少し中高音にキャラクターを感じ、これに合わせて、ネットワークを調整した後
やっぱりウレタン塗装を施した所、非常に音楽自体の重心が下がり、
推奨ネットワークがやっとしっくりした経験があり、
塗装付きBOXキットは自作派のすそ野を広げる意味でも
大変期待の出来る商品の追加では、ないでしょうか
もっとも、この経験が
いくら推奨箱でも、最後はきちんと自分の耳で
仕上げなければ最高の物にならないと
改めて感じた次第です。
analog誌も、購入して読んでみたいと思います
記事の内容もですが、カラー写真も多数使われていて、魅力が伝わりやすい内容だなと思いました。
そういえば、去年購入したDCU-C171W用の箱をまだ作っていない....。今回発売のボックスで楽しようかな....とか悩んでおります。
今回の炭山アキラさんの評価もかなりすばらしい内容でしたが、できれば和田博巳さんの評価(できれば管球王国誌あたりで)も読んでみたいなと思ったりしました。