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パンダ暮らし日記

パンダのような日々

メゾン・ド・ヒミコ

2005-09-24 | 映画
ほんと、めちゃよかった。メゾン・ド・ヒミコ!
感動の嵐です。
出てきているゲイの人たちはほんとに純粋で。
「わたし、トイレで化粧なおしするのが夢だったの」
これがやりたかったんだ、というものが私にも欲しい。
一体私はなにがやりたいのか。
愛ではなく欲望が欲しいと涙するオダギリジョー。なんてせつないのだ。
柴咲コウがスッピンでいつもの感じがなくとてもいい。
ああ、素敵…。
涙がでそう…。
心の変化や、男と女。
たくさんの対比がされていて、場面場面が印象強く頭に残る。
田中民(ほんとはさんずいついてるよ)もいい。
去年、三重県の総合文化センターで行われた田中民の独舞にも感動した。
オーラがでてて、とても良い存在感。
見に行ってよかったわあ。

余韻に浸りながら帰る。
ほんとに小さななにげないことに悩むこと。
それが達成されること。

He was crying.

2005-08-31 | 映画
去年、二人展をしたときに出した作品の題名「He was crying.」パンダが飛んでいて顔を覆い、泣いている絵。
その二人展から私の絵が変わっていった。楽に絵を描けるようになった。

今日はとてもパンダの絵を描きたくなった。こういった精神状態の時はパンダの絵を描きたくなるのだろうか。
今回もパンダが顔を覆い、泣いている。絵としてはあんまり良くないかもしれないが、自分の気持ちが入っているので気に入っている。自分の分身。

『解夏』をみてわんわん泣く。
最後の石田ゆり子が白い画面にきえていくところがとてもきれいだった。
長崎のまぶしく、強い日差しと光を失って行く主人公が対比されることで心に響く。
映像が美しい。長崎の町並みが綺麗だ。
『華氏911』をみる。
やはり考えさせられる内容。最後にマイケル・ムーアが議員に、自分の息子をイラクに送りませんかということを言っているシーンがすごかった。きついなあ。

彼からメールが届く。無事に搬入もできるみたいでよかった。メールの内容にほっとする。


パンダのこころ

2005-08-19 | 映画
ハイロウズの『パンダのこころ』と言う歌はシンプルでとても良い歌だと思う。

メールを友人としていた。彼女の言葉は優しく、励まされる。自然と涙が流れしっかりしようとおもった。
明け方まで一人DVD大会。
『ブリジットジョーンズの日記』と『約三十の嘘』を二本立てで見る。
ブリジットジョーンズはもてもてだなあ。みじめな女、というイメージがあったがなんだ、もてて惨めじゃないじゃん!
しかし、泣いてしまう。頭の中では冷静なのだが目からは涙が!うん、なかなか好きだよ、ブリジット。
『約三十の嘘』はゴンゾウというパンダが出てくるというので見てみた。うーん、ゴンゾウ出てこない。期待はずれ。中谷美紀の肌がつるつるしていてうらやましいと思った。

夢を見た。現実と夢とが混ざり合って起きたときとても悲しくて寂しかった。

お昼に友人宅にメロンをよばれにいく。とてもよく熟していておいしかった。
アルバイト代をもらいにいったり、CDーRを買いに行ったりしていると事務がしまる。データ移したかったのに。
少し制作。
久しぶりにパンダの絵を描いた。
昨日よりかはだいぶましだ。


教員採用試験

2005-07-21 | 映画
なにもやってないくせに、教員採用試験なんぞ受けよってからに~なんて怒られそうな試験だった。
スーツで出かけるなんて教育実習以来だ。みんなで名鉄に乗り、緑区にある試験会場へ。
ご飯を食べてないのと電車に乗るといういつもと違うシュチュエーションもあり、気分が悪くなる。

丘の上にある高校に向かう。日差しがとても強く、坂道がきつい。緑がまぶしい。
受付をし、教室に入る。高校の教室で机に座る感覚が新鮮で良い。教室はとても暑く、汗が噴き出す。
教養科目、専門科目と試験を受ける。覚えてないとできない問題ばかり。専門科目は日本古美術が結構たくさん出た。愛知県関連の問題も数問出た。意外と問題数が少なく、びっくりした。あんなに幅広い試験範囲のなかからあんなに少ししか出ないなんてね。ほんとに厳しいな

午後からは面接、私は一番最後で16:25から…。灼熱の体育館でひたすら待つ。暑さで思考回路が遮断される。時折吹いてくる風が涼しい。三時間半体育館で待ち、面接会場へ。
四人一組の面接。質問が5、6個。ストレス解消法はなんですか?自分のどんなところが教師に向いていると思いますか?美術の嫌いな子にたいしてどう接しますか?などなど。最後の質問。不登校の原因は何だと思いますか?あんまりうまく答えれなかったよ~。へこむ。とぼとぼと一人で駅に向かう。なれないヒールの靴が痛い。

映画でも見ようよ!と昼間約束したので上小田井へ行く。買い物をし、ご飯を食べる。
柳楽優弥主演の『星になった少年』を見る。実話にもとづく話。ストーリー的には先読みができるベタな感じだったのだが、泣いてしまった。象が泣いているのにつられ泣いてしまう。常磐貴子の迫真の演技に泣いてしまう。なんて美しい映画なんだろう。タイのチェンマイの壮大な自然も映され心が洗われる。
「象同士はどれだけ遠くにはなれていても相手のことがわかる、でも人間は人に思いを伝えるということが難しい。ぼくはお父さんやお母さん、お友達に自分が思っていることを伝えるのが苦手です。なのでたまにぼくも象になりたいって思うことがあります。」映画の中で哲夢(柳楽優弥)が言う言葉。結構ここもぐっと来る。今の私にもあてはまる。

映画のおかげで何もなかったようなさわやかな気分になれた。
明日も頑張ろう

汗が噴き出す日

2005-07-16 | 映画
朝からもうふらふらしながらオープンキャンバスの準備のバイト。
あつい!とにかくあついよ!体育館て大変だよ~。
汗が噴き出してきて仕方がない。勘弁して。
洋画の準備ははやくおわり、事務室で待機。みんなダウンしてしまう。

再びギャラリーBeにいくと江坂さんが、去年私がボランティアスタッフをした、”ミナペルホネンのクリエティビティー”の冊子をくれた。たくじさんもくわわり、三人ではなす。
Beを後にして、アトリエでドローイングを一枚。眠くて仕方がない。
明日暑いだろうな一日中体育館でバイト。倒れないように気をつけよう。

夜、借りてきた大沢たかお、井川遥主演の『フィラメント』、妻夫木聡、田中麗奈主演の『きょうのできごと』をみる。
『フィラメント』は森村泰昌が大沢たかお、井川遥の父親役で出てきたのだが、濃過ぎる!ほんと濃い…。主役を食ってしまっている。大沢たかおもかっこいいし、井川遥の白いワンピース姿も素敵でよかったのだが、森村泰昌…。
『きょうのできごと』は時間の多軸化を感じる映画だった。まあ、眠くて半分見れてなかったんだけどね。田中麗奈のあの役はあんまり好きじゃない。出てくる女の子も好きじゃない。

あと、先輩じんさんからかりた、愛蔵版『まんが道』読破いたしました。前々から、すごいんだよこれは~!というじんさんの熱弁は何度か聞いていたのだが、ほんとにすごかった。おもしろかったし。愛蔵版なので分厚さがハンパじゃなくあるのだが一気に読める。まんがの道にすすむ満賀くんと才野君。彼らの熱意、素直さや努力、たくさん学ぶことがあった。二人が映画好きなのも影響を受ける。自分もたくさんみて肥やしにしていこうとおもう。

なろう、なろう、あすなろう
明日は檜の木になろう

珈琲時光

2005-07-11 | 映画
万博疲れで昼間で眠る。家事をして名古屋に向かう。

借りてきた”珈琲時光”をみる。小津安二郎生誕100周年記念でつくられた映画。
私と小津安二郎との出会いはカノーヴァンでのオールナイト映画会のときに”麦秋”、ヴィムベンダースの”東京画”をみた。
いきなりの展開におどろいたり、女性達の会話が面白かったり。出てくる女性はとても美しかったのを覚えている。”東京画”のはじめだけをみて爆睡。あれ?東京物語もみたっけ?うつらうつら眠りながらみていた。
珈琲時光は小津にみられる、座った目線からのカメラアングル、室内の画面のトリミング、両親、などがみられた。こどもはでてこなかったけど、主人公が身籠っている設定だった。
すぅっと終わっていく映画だった。淡々と進んで行く。しかし画面の使い方がとても美しかった。バックにせわしなく道路を走る自動車、手前には静かな時が流れる古本屋にいる陽子と肇、静かな東京の下町。対比もきれい。窓にうつる車。電車が過ぎ去る瞬間。結構これで満足かも