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TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 89

2016年11月28日 | エッセイ
 円高歓迎の趣旨を書いた先週のブログに、友人たちから多くのメールが寄せられた。私の意見に賛成して下さった友人も多くいる中で、頑固に円安を主張する友人もいた。これ以上の円高が進めば、輸出立国である日本の経済がもたないと云うのだ。確かに自動車や家電の輸出はやり辛くなるだろう。それは認める。だが、良いものを作れば価格に関係なく売れることに確信を持って頂きたい。

 かつて、円は固定相場制で1ドル当り360円であった。それが日本人の努力で良い製品を作り、輸出に精を出して日本は栄えた。結果、円は固定相場制から変動相場制 (フローティング・レート)へと移行した。日本がその政策を取ったのではない、世界からそのようにさせられたのだ。360円だった円相場が、320円、280円、260円、210円と上がって行った。ドル高によって豊かな生活を送っていた駐留アメリカ軍の兵士たちが悲鳴を挙げた。今まで1ドルを出せば360円の物が買えたのに、円高が進んだ結果、1ドル70セントを出さなければ360円の品物が買えなくなったのだ。円が70%も値上がりしたのだ。彼らは口々に「今に見ていろ、必ずドルが強くなるからな!」と我々日本人に悔しそうに吠えた。

 360円の固定相場で輸出していた我国の産業が、1ドル210円になって潰れただろうか?それどころか、180円、120円と上がって行ったのだ。トヨタや日産、東芝や三菱が潰れたとか経営不振になったとか聞いたことがあるだろうか。それどころか、中級品でも2万円も3万円も出さなければ買えなかったシェーファーやパーカーの万年筆が1万円を切って買えるようになった。多くの日本人が、今までは夢でしかなかった海外旅行に大挙して行けるようになった。 

 1ドル当り120円の相場が、110円、105円、或いは100円になったとしても、それほど大騒ぎすることはないと思う。日本は落ち着いて良い製品を作ればいいのだ。このブログをお読みの皆様も、欲しいものは値が張っても何とかしてお買いになっていると思う。自国で開発出来ずに、東芝から機密を盗み出すような、大統領の問題で揺れている国などを相手にせず、また中国や台湾と価格競争などせず、日本は日本の良いものを輸出することに心がければいいと思う。何万円か何百万円かの商品に円相場が1円上がっただの下がっただのと大騒ぎすること自体が可笑しいのだ。仮に10%や20% 売値が上がったとしても、良いものであれば必ず売れる。自社の製品に自信と誇りを持って頂きたい。経済の問題に門外漢の政治家が、選挙目当てで的外れの事を云っても無視すればいい。
 
 先週に続いてころ柿の写真であるが、今回は塩山駅のすぐ目の前にある「甘草屋敷」の写真である。ご存知のように、高野家は江戸幕府の要請で漢方薬の原料となる「甘草」を栽培していた。この建物は現在重要文化財となっている。
 渋柿を干す紐はビニールのものを使うのが普通になっているが、この甘草屋敷では木綿の紐を用いている。「その方が、写真を撮る方にとっていいでしょう」と、ここで働いていらっしゃる優し気なご婦人が説明して下さった。実にありがたい。


キャノンEOS5DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


キャノンEOS5DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


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キャノンEOS7DにEF24-105mm、4Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。

折々の写真&雑感 88

2016年11月21日 | エッセイ
 9月の日照時間が極端に少なく、今年は野菜、特に根菜や葉物の値が通常の4倍以上になっていると新聞で報じられていた。家内もぼやいていた。最近のキュウリの値が異常に高い。だが、そのキュウリも終わりを迎え白菜が漬物の主流になってきた。先週、家内は馬鹿馬鹿しいほど高い白菜を泣く泣く買ってきた。
 農家は収穫が少なければ、それを高値で出荷すれば被害は防げるだろう。農作物を自給する術のない我々はたまったものではない。そんな中、「出来るだけ付加価値をつけ、高値で出荷出来た」と誇らしげな農家の人たちのニュースに接した。それを報じる人たちは農家の成功を称賛していた。私は腹が立った。真っ直ぐだろうと曲がっていようと大根は大根だし、キュウリはキュウリだ。曲がった物を真っ直ぐにして何が付加価値だ。そんなことより、柔らかいキャベツを作り、正当な値段で売って欲しい。

 高価な農作機械を持ち、乗用車を何台も持ち、農閑期には外国旅行を楽しむ農家。農家が豊かになって悪いとは云わない。だが、何かおかしくはないだろうか?国は必要以上に農家を保護しすぎるのではないだろうか。おかげで我々庶民は高い食料品ばかりを買わされている。これは野菜ばかりではない。肉や魚も同様だ。つまらないテレビの番組で頭のおかしいようなタレントが「わぁー安い!」と奇声を上げる。自分が本当にそう思っているのか、ディレクターにそのように云えと指示されたのかは知らない。食料品に関して、日本は「安さ」で世界に誇れるものなんてあるだろうか?いくら国の事情が違うとは云え、マダガスカルの牛肉は十キロで何十円かである。アメリカで売られているジャポニカ種のコメは、そのブランドに依って日本の価格の一割ほどである。また世界の果物類は日本の価格に比べて、気が抜けるほど安い。

 日本政府は「円高」をどうして憂えるのか。円高万歳である。外国への旅行も安くなる。今まで手が出なかったような高級品も手の届くようになるかもしれない。そして、全ての食料品の保護政策を撤廃してどんどん輸入すればいいのだ。農家が困る、畜産業が壊滅する、漁業が廃れる。そうなっても仕方ないではないか。彼らは我々の生活のことを一度でも考えてくれたことがあるだろうか?自分たちの利益のためだけを考えている。また政治家は我々一般の国民の生活など全く関知しない。自分の選挙の事だけである。庶民の生活が如何に大変であるかを理解していない。だから、政治家など「字さえ読めれば猿にも出来る」と云われるのだ。

 「円高」の問題だが、自動車業界をはじめ、輸出に頼っている業種は売り辛いだろう。だが、円が高ければ、原料を安く仕入れられることを忘れてはいけない。目先だけのことを考えずに、大きな気持ちで見れば「強い円」は日本を豊かにすると私は考える。以前の米ドルは強く、国も繁栄していた。それが、自国の車の販売が外国車に押されると、意識的にマルクや円を高くするように仕向けた。而し、ドイツ車や日本車の輸入は止まらなかった。アメリカ人は自国の車より輸入車の方がいいと判断したからだ。気が付いた時は、ドルの昔の勢いは通り過ぎていた。

 そのアメリカにも素晴らしい政策がある。農産物、乳製品等々の生産が多すぎ、生産者が持てあます年がある。そんなとき、政府はその全ての余剰産物を買い上げ、政府の倉庫に保存する。そして、産物が少ない年にそれらを放出したり、外国の援助物資に使用したりする。此の政府の政策により、年間を通して、また何年にもまたがって安定した値段で国民は食料品が手に入る。日本政府にもこのような素晴らしい政策を取れないわけがない。

 今年はまだ行っていないが、秋が来るとそわそわして行ってみたくなるのが山梨県の「ころ柿の里」である。乾燥が終わり、粉をふいて小さくなってしまう「ころ柿」より、そうなる前の、未だ充分に水分を含んだ状態の柿の方が、私は好きである。とろけるような味は、この「ころ柿の里」でしか味わえない。また、剥いた皮を捨てずに干しているお宅もある。沢庵と一緒に漬けたり、他の料理にも利用するようだ。この皮をそのまま食べても味わい深い。


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折々の写真&雑感 87

2016年11月14日 | エッセイ
 職場の先輩が自分で肩をたたきながら云った。「今日は仕事をして、損をしちゃいましたよ」。私が日本政府から派遣されて、アメリカの空軍に勤めだして一週間も経たない頃の事だった。右を向いても左を向いてもアメリカ人だらけの職場にいた数少ない日本人の先輩だった。私はこの先輩から仕事を教わるつもりでいたが、彼は一切仕事の指示を出さず、仕事を教えてもくれなかった。而し、言葉使いだけは丁寧だった。私を「さん」づけで呼び、間違っても「コーヒーを持って来い!」等とは云わなかった。彼から教わった唯一のことは「三ず主義」だった。「公務員はすべからく、休まず、遅れず、働かず、です」。アメリカの空軍基地で働いていても、我々の身分は日本の「公務員」であることに違いない。だから、この先輩は「三ず主義」を守り通しているのだ。私の周囲の日本人は「三ず主義」を信奉しているこの先輩。我々の不動産課の責任者である空軍中佐の秘書兼タイピストのお嬢さん。それと私より一年ほど前に入った同僚。日本人は私を含めて4人しかいなかった。「三ず主義」の先輩は結婚しており、我々とは年もかなり離れていた。従ってお昼にはいつも年の近い我々3人で行っていた。その時に仕事以外にも色々と職場の事を教わった。我々の上司である軍人や同僚の軍人も、あの「三ず主義」の先輩に手を焼いているが、我々の身分は日本政府から派遣されている公務員である。従って、アメリカ空軍の指揮下に入っていても、人事権までは彼らになかった。我々が転勤や移動を望まない限り、軍の人事部は一切我々に手を出せなかった。

 TDYマダガスカル編14でも多少触れたが、アメリカでは一般に、「この仕事を一週間で全てこなすから、これだけの報酬を支払う」との考え方が一般である。日本みたいに、「一か月間休まずに出勤したから此の給料を払う」と云うことではない。従って、「三ず主義」の先輩の分の仕事まで我々、特に一年先輩の同僚と私とで分担してやらなければならなかった。時には秘書のお嬢さんも手伝ってくれたし、同僚のアメリカ兵も手伝ってくれた。だが、軍人宿舎となっていたワシントン・ハイツ(跡地が代々木公園になっている)の日本への返還業務が始まると、全くお手上げだった。軍は日本政府と交渉し、臨時に人を廻して貰う一方で、事務職に向いた兵隊も増員してくれた。新人の私にも、日本人やアメリカ兵の部下が出来た。

 先週に続き上野動物園の写真をご覧頂きたい。年間パスを買い、気に入った動物の写真を撮るのを楽しみにしている。夏の強い日差しはなくなったが、幼稚園児の集団が幾つもやってくる。その幼稚園児より付き添いの母親の方が騒がしく、嬌声を発している。園児より、母親たちの方が楽しんでいるのであろう。また、外国人たちが大勢いる。ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、中国等々。日本人の客より多いのではないかとさえ思われる。中でも北欧からの観光客は非常に薄着で、太陽の熱を全て体内に取り込もうとしているようだ。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 写真のラマより、同じ檻にいるアルパカの方が好きであるが、このラマにほほ摺りをされたことがある。傍にいた飼育員君がびっくりして私の顔を覗き込んだことがあった。普通は気に入らない客に唾をひっかけることの方が多いそうだ。別の飼育員のお嬢さんは「彼は眼鏡をかけた、背の高い男の人が嫌いです。唾をひっかけます」と笑っていた。そして、ラマは猿と同様に顔をいくらか覚えているらしいとも云っていた。私が彼の檻に近づくと、機嫌のいい時は寄ってくるし、そうでないときは知らん顔をされる。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/60秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 ジロー。若い嫁さん候補の「ユイ」と未だに一緒にしてもらえない。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 最近気が付いたのだが、ワオキツネザルの数が非常に増えている。弁天池に浮かぶ島で自由に振舞っているのが繁殖を促す結果になったのだろうか。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:800、 f5.6、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート、 PLフィルター使用。
 このアムールトラは非常に撮りにくい。夏は勤務時間中であるのに、日陰に入ったきり出てこない。それ以外の時は、自分の気に入った外界の見える場所から動くのは30分に一回ぐらいだ。その時を狙って撮るのだが、うまく撮れないときは、余儀なく30分ほど待たされる。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f11、 1/13秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 上野動物園の中でも画になり辛い被写体の一つである。私の腕が悪いのだとは思うが、行くたびに角度を変えて撮っても気に入った写真が撮れない。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 ワニの中でも特に凶暴だとされる「イリエワニ」。上野動物園の両生昆虫館で飼育されている。同じ水槽に魚が何匹も泳いでいるが、魚どもは小さすぎてエサにならないと考えているのか?


折々の写真&雑感 86

2016年11月07日 | エッセイ
 今月の1日にスー・チー女史が、また日本に金銭的援助を求めにやってきた。云い換えれば、たかりに来たのだ。それに対して日本政府は8千億円もの支援を申し出た。公式発表の換算レートではなく、ミャンマーの実際の貨幣価値から推定すると、軽く一年の国家予算を上廻る金額である。累積赤字が消えてしまうだろう。
 
 第二次世界大戦の時、日本と友好関係にあり、日本軍と一緒に英国と戦っていたビルマ軍(現ミャンマー軍)が、日本軍の不利と認めるや否や、英国軍に寝返った。この件に関しては「TDYビルマ編7」をご参照願いたい。敗走する日本軍の行く手には必ず英国軍が待ち受けていた。日本軍はビルマ軍の裏切りを知らなかった。信じていたのだ。裏切りを知った時には何万人もの兵士がビルマのジャングルで戦死した。その裏切りの張本人がスー・チー女史の父親のアウン・サウン将軍だった。彼は日本で軍事教練まで受けていたのだ。そのような国に、我々の税金から8千億円もの大金を出す日本政府の神経がわからない。過ぎたことと云えばそれまでだ。力のない我々の出る幕ではない。

 アメリカは未だに「Remember Pearl Harbor!」(真珠湾を忘れるな!)と云い続け、毎年ハワイで「日本憎し」の式典を現役の軍人と退役軍人、及び遺族が集まって行っている。

 日本は中国が貧困に喘いでいるときに経済援助をし、工業技術まで教えた。だが、今の中国はどうであろうか?日本に対する感謝の念さえ持っていない。韓国同様に日本を誹謗することに喜びを感じているようだ。未だに友好的なのは台湾だけである。中国と台湾の問題には、日本は台湾側につくべきと思うが、如何であろうか。

 私は右翼的な思想を持っているわけではない。自分ではごくリベラルな物の考え方をしていると思っている。だが、現在の日本の状況を悔しく思う。

 返礼や恩義を期待して他人に尽くすべきではないことは承知している。無償の行為は礼讃すべきであろう。だが、修行の足らぬ私にとっては悔しい事の方が先に立つ。

 以下の写真は全て上野動物園で撮ったものである。普段のフラミンゴは非常におとなしく、動きもゆっくりである。だが、モノレールの発する音を聞くと急に騒がしくなる。音に反応するのである。私はそれを待ってシャッターを切る。おとなしく、静かに暮らしているフラミンゴが興奮する様は違う種類の鳥に出会ったような錯覚を受ける。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/100秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
 モノレールの音が聞こえ始めると、興奮して目つきが変わる。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:400、 f11、 1/100秒、 露出補正:±0、 WB:オート。
 モノレールが近づくと、じっと音のする方に目を向ける奴もいる。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:200、 f11、 1/250秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 今まで仲良く、静かにしていたが、音がすると興奮し、云い合いを始める。だが、相手に嚙みついたり、体当たりをするような暴力的なことはしない。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/200秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/250秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS7DにEF100-400mm、4.5-5.6Lを装着。 ISO:100、 f5.6、 1/300秒、 露出補正:-1、 WB:オート。
 平常心でいるフラミンゴを撮っても面白いものではない。モノレールが近づかなくとも上の3枚のような写真は撮れるが、興奮しないと目に精彩がない。