次回のブログの写真をどうするかと考えているときに、スマホに電話の呼び出し音が鳴った。私の電話帳にはない番号からだった。最初に「+」があったので、外国からのものと判断した。番号からもしかしたら香港からかもしれないと考え、一応電話に出た。きれいな女の声で、「こちらは入国管理局です。貴方のまだ受け取っていない荷物がありますので、至急連絡して下さい」と非常に正確な日本語で云われた。イントーネーションも日本人そのものだった。次いで中国語(カントン語か北京語かは不明)のアナウンスが流れた時に、電話を切ってしまった。
折角、非常に上手な日本語を話すお嬢さんを雇ったのに、入国管理局と国際郵便局を間違えるような詐欺集団では大したことはないと、警察に連絡することもなく、全ての記録を消去してしまった。
次の日、また「+」で始まる番号から電話があった。今回は電話に出ずに切ってしまったが、その番号を私の管轄の警察署に報告した。
中には入国管理局と国際郵便局の間違いに気づかず、電話してしまう人がいるのかもしれない。だが、誰でも落ち着いて考えれば入国管理局に荷物が届く筈はないし、間違っても外国の国際郵便局からそのような連絡があろうはずがない。
我が家の固定電話は常時留守電にしてしまってある。その直後にはかかってくる電話が多かったが、「ただ今留守にしています」のアナウンスが流れると同時に電話は切られ、かかってくる電話の数が劇的に減った。固定電話を外してしまってもいいのだが、中には携帯やスマホを未だに使っていない人もいるので、またパソコンでインターネットを使用しているので外してしまうわけにもいかない。
友人の中には留守電ではなく「この電話は詐欺防止のために録音されています。これから呼び出します」のアナウンスだけで切られ、かかってくる電話の数も考えられないほど減ったそうだ。
先週に続き、今回は8月の小石川後楽園の写真である。