リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「篤姫」第21回。

2008年05月26日 16時51分30秒 | 大河ドラマ

大河ドラマらしくない、コントみたいな展開が続く「篤姫」ですが。

いっそ、コントにしてしまった方がいいのでは?(おいおい)

最近、「大河」見た気がしない自分が憎い……。





衝撃的な出会いから始まったのに、突然ラストで王子様が降臨!
ここにきて、少女マンガが展開されてる大河ドラマです。

もしかして、恋に落ちたか篤姫!?

(以上、先週のあらすじより)


うつけだとばかり思っていた人物に助けられ、しかも、
あんな目で見詰められちゃったらねー。

「殿は、うつけではない!」

と確信し、今までの疑問が払拭されたらしい篤姫だけど、
しかし今度は
何故、うつけのふりをしてりるのか?
という新たな疑問にぶち当たり、再び袋小路に迷い込んだ模様

自分の疑問が解決しないうちは、何事も手につかない状態の篤子です。
前回は前回で、「本当に暗愚なのかどうか」で、ずーっと悩んでたしね。

しかーし。
現実はもう少しシビアでして。
(途中でぐっすり寝込んでしまった)初夜から一ヶ月あまり。
あれ以来、ずーっと「お渡り」がないという、困った日々が続いてまして。

「このままではいけない」
と思っていても、相手が来てくれないことにはどうしようもなし。

特に、お世継が欲しい生母の本寿院様は、気が気ではない状態。
本寿院様付き老女(名前忘れた)、滝山、篤姫付き老女・幾島の四人で
「上様に好かれるための、篤姫様改造計画」

を立てることに。

つまりは、殿様の気を引く為に、服装や髪型を変えてはどうかと、
そんな内容です。

でもこのシーン、丸ごとコント。(爆)


緊張感がないので、安心して見れますけどね。

第一ラウンドは服装から。
滝山の案では、篤姫様の可憐さを引き出すために、
落ち着いた着物にしてみてはどうだろうか?

という案を出すものの、これに真っ向から反対するのは幾島。
大奥へ入った時からそうだったけど、
御台様が身につけるものをケチるなんて、とんでもない。

という意見は曲げないつもりらしいです。

ご生母・本寿院様の意見では、息子は華美なものが好きだから
衣装は派手なものがいい
ということで、衣装については幾島と意見が一致。


第二ラウンドは髪型。
何やら色々と呼び名があるみたいですが、ここから先、
ドラマから外れた演出が可笑しいですぅ。

髪型を想像する時、全員が上を見上げる手法は、
まんまコントじゃん!!



「裏相棒」でも見たような気がするよ。
(↑で、ふかんの位置からそれを見せられる我々)

篤姫様協力の下(笑)、髪型は映像にて再現です。
似合わない時は→×(ブッブー)
似合ってる場合は→(ピンポ~ン)

と、彼女の表情にて、状態を表してましたが。

つか、これってドラマだよね?

バラエティじゃないよね?


と確認したくなった自分って、物凄く緊張感に餓えてる感じ。(苦笑)
いっそ、別なコーナーでやって欲しかったような。

でも、タイムリーで知る事が出来るから、この演出も別にいいか。
大奥の女性達の髪型について、参考になりましたけどね。


……結局。
篤姫様の髪型は、滝山の提案した髪型に落ち着いたらしいです。
名称は忘れました。(おい)
妊娠するまでの期間、許された髪型だからちょうどいいらしい。

衣装も、金魚みたいな、真っ赤で華美な雰囲気で。
あおいちゃん演じる篤子さんは童顔だから、可愛い感じです。

しかし、これで終わりじゃなかった。

数種類の簪を用意したかと思ったら、ぜーんぶザクザクと髪に刺し、
とんでもない状態になってる篤姫。


あははは。


まだまだコント続いてたよ!(爆)

この映像もまた可笑しいんだけど、
簪で飾りまくった篤姫も結構可愛いと私も思うけどね?

この前見た映画、「王妃の紋章」みたいな状態に近いし。
(銀製の簪って物凄く重たいんだよね。)

偉い人って、何時の時代も大変だね~。(苦笑)

↑以前」「シカン帝国の遺跡展」にて、黄金細工の耳飾があまりに巨大だった為、
「昔の王様って、根性だね」と、間抜けな意見しか洩らさなかった自分より。




しかーし。


そんな努力にも、上様はあまり興味を示さなかった模様で?
耐え切れなくなった篤姫様、「是非、今夜はお渡りを~」

って、自分で言っちゃったよ!


本寿院様たちの努力(?)も水の泡。
まったくもって意味無いじゃ~ん。(爆)

とまあ、ここもコントで占めちゃいました。
まあでも、ストレートにお願いしたのが功を奏したのか、
今夜は「お渡り」決定です。


そんな上様が一ヶ月ぶりに「お渡り」を決めた理由ってのが、
篤姫が始めた「ねずみの夫婦」の話の続きを聞きたいから。
前回は途中で寝ちゃったからねー。

で、どきどきしながら待ってた篤子の気分を逸らそうとしたのか?
篤子の始めた話にちなんで、ネズミの玩具(縫いぐるみみたいなもの)
たくさん持ってきちゃったよ。

しかし、篤子の目的は、前回の話の続きでも、子作りでもなくて、
「何故、うつけのふりをしているのか」
の理由を聞きたいだけなのでした。


しかし、そこは賢い上様。
真っ向から聞いても「ワシはうつけではないぞ~?」
と、上手く話を逸らされ、これ以上突っ込めない篤姫。

結局、この日も失敗に終わってしまったのでした。

しかもダメ押しとばかりに、
「自分には子供が出来ない」とか、「子供は一人も作るつもりはない」
と宣言され、その言葉に衝撃を受ける篤姫。

さっそくこの事は義父の斉彬や、水戸斉昭らに伝わったようですが、
手放しで喜べるってもんでもないらしい。
時期将軍を水戸斉昭の息子に……
という話は、そんなに簡単に決まるもんじゃないしねー。


ところで、そんな中、不安なのは老中・阿部氏の様子。
顔色悪いし、汗もたらしてるし。


……もしかして、

死亡フラグ立っちゃった!?



それはそうと。
家定の「子供を作らない」宣言を真っ向から受け、
今度はその真意を知りたくなった篤姫ですが、自分たちは、
実は敵陣の真っ只中にいるのだ、ということを幾島から聞き、
初めて自分の立場を理解したらしい篤姫。

つか、それに気付くの遅くないですか?


しかし、篤子の脳内を占めるのは、朝から晩まで上様のことだけ。

衝撃的な出会いのシーンと、それに対比するような、
王子様降臨のシーンが絶えずリプレイされとります。(苦笑)


そして再び、袋小路に張り込む篤子。

どうも最近の「篤姫」は、主人公が疑問にぶち当たるたびに停滞し、
中々前に進めませんな。


どうにも上様を理解出来ない篤子は、思い余って、
唯一の愛人・お志賀の方を呼ぶことに。

因みに、本寿院様は彼女の事があまり好きではないらしいです。
ヘラヘラ笑ってて、何を考えているのか分からない
というのが理由らしいですが。

多分、彼女にとって、殿様のお手つきになったとはいえ、
出世だとか、そういうことはまったく関係ないんだろうけどさ。
それがまた、理解されてないだけなんだと思うんだけど。


さてさて。
お志賀を呼び出して聞いたのは、上様はうつけではないのか?
なーんて、直接的な質問を……。

普通、「そうですね」ってはっきり答えないと思うけどな。
しかも彼女は、
「ただ、あの方が好きなだけなのです」

と、大人な答えを返してきた!

これに困ったのは篤姫。
彼女はまだ、「恋」というものをしたことがないからねー。

何故」とか、「どうして」とか、
そんな疑問だけが頭の中をぐるぐると廻ってるんだろうな。

篤子の疑問の本質ってのは、

普段、うつけのフリをしてる上様は、彼女の前ではどうだろうか。
本当の自分を見せているのは、彼女の前だけなんだろうか。


と、そんな事が気になっているんだと思うんですよ。

本人は気付いてないかもしれないけど、
それはもう、殿様に「」をしているのと同じなんだよね。
同時に、お志賀に対して「嫉妬」をしているってことも。


お志賀と会って、話をしたものの、それは彼女にとっては解決にならず
益々混迷へと導いてしまったようで。

そんな中、三度目の「お渡り」が。


しかし。
この前の勇ましさは成りを潜め、意気消沈した篤姫様。
上様のもってきたビックリ玩具にも反応せず。

しかも、「口答えしないから、お志賀のことが好きなのか!?」
と、ガンガン上様を責め立てちゃった篤姫。
当然ながら彼に逆切れされ、今夜も気まずい雰囲気の二人。

ますます心が苦しくなってゆくばかりの篤姫だけど、

だって、彼女はあの瞬間、

恋に落ちちゃったんだもん

一目惚れと、ほとんど同意語なんだけどさー。


苦しいと思うってるのは、恋なんだよ~。

君は嫉妬してるんだよ~。

と教えてやりたいが、理解してないからまあ無理か。

次回はもう少し、二人の心が近づけばいいよね。
なーんて期待をしつつ。


久々に大河の感想なぞ書いてみた自分なのでした。





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