リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「功名が辻」第三十三回

2006年08月21日 22時12分13秒 | 大河ドラマ

今回は、
法秀尼様、ご逝去」と、「お茶々様、遂に秀吉の愛人となる」。
の二本立て仕様な大河ドラマ。

悲しみのシーンのその後に、エロエロな大人の事情が流れるとは
思ってもみませんでした。(笑)


家康を事実上屈服させ、更に豊臣家の天下を磐石のものとする為に、
九州・島津家の平定へ遠征に行ってしまいました。
でも、その遠征に加われずに悶々とした時を過ごす一豊さん。

秀次の宿労なんで、補佐役とはいえ、慣れない仕事に不満を
感じているみたいだし、ストレスも溜まってそう。

中村さんや弟の康豊さんは、城下町を活性するためのよいアイデア
出してますけど、一豊さんにはどうにも苦手な様子。

ところで、秀次さんが城下町として頑張ってる場所って琵琶湖のすぐ
傍ですよね。
しかもあの辺りって、今「もったいない」をスローガンに、新幹線駅の
着工工事の反対運動している所に近いんじゃないかなー。
って思いましたが。


それはそうと、やはり自分は現役として戦場に赴き、槍を振るって
手柄(功名)を立てたいところ。

一方、弟・康豊さんは
「今はそういう時代ではない」、と兄ちゃんと対立。

一豊さんがにこやかに言い放った「庭に出ろ」は
表に出ろや!」という喧嘩のお誘いと一緒ですね

とはいっても、命のやり取りするような物騒な事じゃないみたいで
ほっとしてますが。

そんな折、兄弟の仲たがいを心配する千代。
母の法秀尼に、兄弟の仲を取り持ってもらうよう訪れてみたら、
衝撃的な事実に遭遇。
なんと、母様は風をこじらせて臥せっている最中でした。

聞けば、兄弟の仲の悪さを気に病んでいて、お百度参りをして、
冷たい雨に打たれ、それが原因で風をこじらせてしまったらしい。
今で言うところの肺炎じゃないかとは思うのですが、具合は非常に
悪いらしい。

でも、法秀尼さま、息子に迷惑を掛けたくないし、余計な事で大事な時に
心を煩わせたくない、との事で、千代がずっと付き添うことに。

しかし、己の最後を知った法秀尼。
千代に遺言書くから筆と硯を持ってくるように頼みます。

嫌がる千代に、「人はいずれは誰もが逝くものだ
と諭してあげるのですが、
自分は、その瞬間がきたならどうなっちゃうんだろう。
なーんて考えちゃいました。

多分、千代みたいに聞き分けない事言うとは思うんですけどね。

そして、しばらくしてから兄弟が揃って赴いた時、
すでに母は逝ってしまった後でした。

千代が見取ったということから、母からの遺書を兄弟に渡して
あげるのですが、開いた文章には、素人目に見ても分かるけど、
書きかけの文字が………。(うわーん)

どうやら筆を持つ力さえ無く、結局口頭で残りの遺言を千代が
預かることになったらしです。
兄弟二人、どちらも性格・考え方が違うけれど、お互いに尊ぶ事を学べ
という、素晴らしい言葉を遺していました。

二人の性格が違うことは、逆に山内家にとっては良いことであり、
それを活かし、山内家を滅ぼさぬよう、議論を戦わせろ

と、今後を見通した深い言葉に、ちょっと感動。
さすが、母様は違うなあ、と感心いたしました。


いたたまれなくなって、部屋を後にする千代。
思い出が次々と浮かんでは消え……。

本当は、一豊が一番悲しいだろうけど、千代の思いを汲み取る
彼の優しさが嬉しい一シーンでした。


そんな山内家はさておき。九州を征服した秀吉。
(っつーか、これもあっさり終わったなー)

「九州で恐ろしいモノを見た」
と言って、
切支丹の方々が、真剣になって“デウス”という神を崇めるその姿に
脅威に感じたらしく、「切支丹禁止令」を発布。

それに不安を抱えるは康豊サマ。
お玉さまが気になって仕方ありません。
(っつーか、彼女がキリシタンだっていつの間に知ったん?)

一方、その細川家。
相変わらずお父様・幽斎さんは
嫁(玉)には細川家を滅ぼそうとする妖気を感じる
と嫁を嫌っている最中。
一方、夫の忠興さんは妻を庇って、「嫁は切支丹ではない」、
と頑張ってる最中みたいです。

この夫婦、仲いいんだか悪いんだかイマイチよく分りませんが、
仲いい方なのかな?

バテレン教追放の動きは激しく、南蛮寺では、倒されてボロボロに
されてしまったクルス(十字架)が……。
それを見て、呆然とするお玉と侍女。

おいおい、そこに行ってるとこ見つかったらヤバイじゃん
と思っていたら、なにやら人影が。
緊張するお玉とその侍女。

しかし、そこに偶然現れたのは、康豊さまでした。

おお、有り得ないほどにラッキーじゃん。(笑)

その確率でいったら、どっちかってゆーと、キリシタン撲滅運動
している方々に捕縛される可能性が高いような気がしますが、
そこはドラマだからいいとしよう。

自分は「ガラシャ」だと名乗り、「玉」ではないから、アンタの事なんか
知らないし、また、「玉」って誰のこと?
と康豊を牽制。

今は切支丹追放運動の最中だし。
関係のない康豊さんにまで類が及ぶから、自分の事は忘れてくれ、
ということなんでしょうね。
↑細川家はどうでもいいのか?


まあ、ドラマだからいいですけどね。
康豊さん。

前回の千代もそうだったけど、
この場面をもし他人に見られてたら、通報されて、山内家
お取り潰しの危機に晒されちゃうって事、いい加減自覚しとこうね

(にっこり)

それからお玉様。
こんな危険な情勢の最中、堂々と街中へ向かいましたが、
まんま十字架下げて帰るなあああ!!


キリシタンだと見咎められても、文句言えないような状況を
自分で作ってはイケマセン

一応大名の妻なんだからさあ。ちゃんとしよーぜみんな。


その後、あっさりと康豊さんは結婚決めちゃったんですね。
もしかして、失恋しちゃったから……?


さて。
大阪城では久々にご登場、主婦三人衆は、寧々様とご歓談。(?)
茶々が率いる近江の連中に負けてはならぬ
と尾張の主婦たちは大張り切り。

「石田三成に好きにはさせーん!」と宣言した寧々様の言葉に
素敵~~
と目を輝かせる二方に、ちょっと付いて行けない風の千代。

体育会系のノリに付いてゆけず、引いているよういも見えました。


一方。
お茶々様は、身の危険をひしひしと感じている最中。

九州平定を終えた秀吉、次は関東の北条を滅ぼし、そして天下統一に
向けて着々と進んでいる最中。
でも、お茶々様にとっての「天下」は自分自身

三成の前で、「いずれサルは天下(茶々の処女)を奪いにやってくる」
と、取り敢えず軽ーくジャブを打ち込んでみるお茶々。(笑)

いずれそれは近いうちに来る、と直感していたら、まさにその通り。

秀吉から、「明日の夜は絶対ヤっちゃうぞー」(笑)
なーんて短歌が届いちゃいました。(爆)

秀吉からしてみれば、「4年待った」と言ってましたが、

北の庄落城早々ヤるつもりだったんかい、
この外道がああ!!


っつーか羨ましいぞ!!
(おいおい)


で、気持ち的に焦ったのか、三成を呼び出す茶々。
秀吉からの短歌を見せて、
「こんなん届いちゃったけど、お前はどうする?さあさあさあ」
と迫ります。ちょっと脅迫にも似てますけどねー。
18か19の小娘に迫られ、三成たじたじ。

茶々は更に、「お主はそれでよいのか………?」
と何度も迫ってきてますが、三成は最後には落ちたのかなあ。
それとも最後まで拒んだのかなあ。

「秀吉の子を産むことが最大の幸せ」だと三成は言ってましたが、
その当時の秀吉の年っていくつだったんだろ。
だって、何人もの女に手をつけたのに、誰一人子供を宿さなかったと
聞くから、絶対無茶な話だったと思うけどねー。


さて、今週最後の山内夫婦。
お互いに肩を揉み合いっこして、ラブラブぶりを視聴者に見せ付けて
おりましたが(笑)、まさか淀川の傍に建てたお城が茶々の為だなんて、
思いもしなかたろーなー。
特に否定してた一豊クン。

アンタ秀吉に何年仕えてんの。

っつーか、エロ事は黒田官兵衛さんの前だけで本性現してたから
一豊には分りっこ無いか。


ところで、とうとう秀吉とヤっちゃうことになっちゃったお茶々様。

そのシーン、
かなりエロく見えるんですけどNHKさんいいんでしょうか。(笑)

秀吉が茶々にのっかかって、上着脱ぐシーンはやけに生々しいので
別にいらんかったとはと思うのですが、まあいいか。
(えええ?)

それにしても………当時の権力者は羨ましいぜ

望めば10代の女の子を手篭めに出来るんだもん。
今やったらどんな権力者でも犯罪者だけどなっ。


しかも、母親の代わりというのが一層エロいですなあ。
(じゅるり)

何だかこういうお約束な設定に、
まるで官能小説を読んでるような感じがしました。(爆)
(こういう場合、母親が愛人で、その娘も16くらいになったら母親と等しく愛人になる、
という、囲ってるヤツからしてみたら母子でご奉仕有難う。というのが多いんですけどね)

↑おい。


一豊&千代夫妻は、あんなにラブラブでもエロくならないのに、
秀吉の方はとことんエロなのねー。

と或る意味感心してしまった今回でした。


そして、今回、もう一つの驚きのラストが……。
何故かしら、山内家の屋敷の前で、赤子が捨てられていました。

これを、亡き義母、法秀尼の思し召し
と思った千代は、
この子をわが子として育てようと、決心しちゃったみたいです。


そんな次回は、お茶々様ご懐妊の模様。
しかも寧々様と対立か?

本妻差し置いて、子供を作った愛人が家を乗っ取るという、
昼ドラな世界へと展開してゆきそうです。(爆)


大河ドラマも、ホ-ムドラマから『大奥』的な展開へ発展か……?

番組違うから。


どうでもいいんですけど、
主人公・一豊さんの出番もしばらく無さそうですねー。(苦笑)


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見るポイント同じですね。 (ヤス)
2006-08-21 23:05:05
『リリコ』さんの見て私のものかと思いましたよ。秀吉50代で茶々20歳。私が4歳の子を相手にするという犯罪ですね(笑)。よっぽどお市の方が好きだったんだと思います。さもなければロリコンか?でも20歳だったらロリではないか…。来週も主役2人の出番はもちろん無いですね(笑)。
こんばんは♪ (もちきち)
2006-08-21 23:05:19
前半は母の愛に涙して、後半はエロエロ…。

今年の大河は侮れませんね。秀吉が茶々に

「わしの子を生め」と言うシーン、思わず正座して

テレビを見入ってしまいました(←おい)。



康豊が南蛮寺にあらわれたタイミング、絶妙すぎ

ですよね。

「もしやストーカー?」と疑ってしまいました。

コメント有難うございますvv (リリコ)
2006-08-22 18:05:36
>ヤス様。

見所一緒でしたかーvv

あははは。

ところでお茶々様は20歳でしたか。

うう。それだとロリコン変態オヤジにはならんですね。

(ギリギリセーフ?)

秀吉はお市様がめちゃめちゃ好きだったとは思いますけど、

天下取って暴走してると思いました。

それにしても、アクの強い方々に囲まれる一豊たちが哀れ……。







>もちきち様。

TB有難うございました♪

どうせなら、後半に母の愛を持ってきて欲しかったような気がしました。

秀吉の強烈なエロシーンのお陰で感動的な物語が吹っ飛んじゃいましたよ。(苦笑)



でも、柄本秀吉って、暗闇だと迫力あるから伸し掛かられたら恐いです。

お茶々もさぞかし恐かっただろうと思うと……。(涙)



それからストーカー康豊さんはちょっとイヤんですね。

「ただ好きなだけ~♪」

って、後つけられたら玉もさぞかしびっくりでしょう。

なるほど、それで「自分は玉じゃない」と断ったのか……。

↑絶対違う。
こんばんは♪ (ミチ)
2006-08-22 21:46:42
今回はとてもいいお話の回だったはずなのに、秀吉にもっていかれてしまいましたね。

4年も待ったなんて言っていましたが、「いつか必ずヤル」と決めていたということですよね。

ゾワ~~~~~!

あの人にはお姫様抱っこされたくないぞー!
ミチ様、こんばんわ~♪ (リリコ)
2006-08-22 22:04:37
そうなんですよ!

前半あんなに感動的だったのに、大阪城に話が移るやあんなんなっちゃって……。

秀吉の、お市に対する執念恐ろしや、ってな話になっちゃってイヤんです。

確かに、彼にお姫様抱っこされてもトキメかないー!

 
こんばんは。 (くみ)
2006-08-22 23:31:53
千代がでしゃばらないと安心する。

このドラマ、一体主人公は誰か?思います。

母上の遺言は泣かせましたね。

しかしあのエロ猿ときたら・・・。

えと茶々は二十歳くらいで側室になったらしいですが、前田利家の娘、加賀殿は14歳くらいで側室になったらしいです。

犯罪です。

お市さまも猿に一筆「娘たちになんかしたら祟るぞ」くらい書いておけばよかったんじゃないかなぁと思います。
Unknown (「感動創造」)
2006-08-23 00:20:20
こんばんはー!



秀吉はロリだったんですかね(笑)



あっためて、あっためて

いよいよ!みたいな!!



エロ路線をまっしぐらでしたね!
こんにちは~ (悠子)
2006-08-23 11:47:22
今回前半は良かったのに、後半エロスの嵐で衝撃的でした!



山内家はラブラブ夫婦だから「愛の営み」って感じだけど、

秀吉×茶々の方は奥底に男の欲望やなんかが渦巻いていて

非常にやらしい雰囲気でしたね~

最後の最後まで拒もうとする茶々がちょっと可哀想

でした。

コメント&TB有難うございましたvv (リリコ)
2006-08-23 17:30:29
>くみ様。

こんばんわvv

千代は“賢い”設定なんだから、猪突猛進な書き方はよくないですよね。

静かだと安心な主人公ってのも、面白いですね。



それから秀吉の暴走(エロ)ぶりは凄いですね。

っつーか、友人とはいえ秀吉に娘を側室にあげた利家も憐れ……。







>「感動創造」様。

お世話様ですvv



元々日本人男性はロリータ寵愛傾向があるので止む無しかと。(苦笑)

秀吉はお市を手に入れられなかったから、

是が非でもお茶々とヤっちゃいたかったと推測します。



或る意味ストーカー気質………。







>悠子様。

こんばんわvv

山内家のラブラブは、見ててこっちが照れるくらいに「愛」が詰まってますけど、

秀吉×お茶々は本当の意味でエロスの嵐ですね。(苦笑)



誰も助けてくれなくて、それでも秀吉に身を任せなきゃならないお茶々の姿は

確かに悲壮でいっぱいに感じました。
いつも有難う!! (bluestar1719)
2006-08-26 14:45:08
cocktail-lightのbluestar1719です。

いつもありがとうございます。



TBありがとうございました。

コメント遅れました。



今回のドラマ、茶々は三成を好いて

ることにしてるんですね。

(「秀吉」の時もそうでしたが)

大蔵卿局が出てるのに大野治長は

出さないみたいで、三成との関係

を描くんですねぇ。



この茶々、情熱的ですよね(苦笑)



http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200608200001/03113/

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