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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

モノ造りの能力の高さ 文字もたぬゆえの縄文人211113 BS231

2021年11月13日 15時33分55秒 | 放送
 モノ造りの能力の高さ 文字もたぬゆえの縄文人211113 BS231。

 「討論を終えて」の部分で、次のような総括。
 「(自分は鎌倉時代の文献を検討しているから)文字を通じて考える習慣が続くと」。
 「モノを考える力が弱くなっているのではないか」。
 「もっと言うと、モノを造る力が弱まっているのではないか、と。そうそたことを感じる」。
 「縄文人は文字をもたなかった」「(縄文人に)文字があるならば、もっと簡潔に字を通じて『思い』を伝えることができたであろうが」。

 「字をもたなかった分だけ、モノを造ることのなかに思いをこめて」。
 「思いを形に表現して(他者に、後の世に)伝えようとしたのではないか」。

 放送大学「クロス討論 “縄文”を思索する 考古学×哲学×アート 後編」211113 11:15ー12:00。
 講師は、山田 康弘(国立歴史民族博物館教授)、魚住 孝至(放送大学教授)、石井 匠(岡本太郎記念館客員研究員)、譽田 亜紀子(ライター)、近藤 成一(放送大学教授)。

 なかに、「4. 3 ka イベント」という概念。
 「縄文中期と後期のあいだ頃から気候は再び寒冷化し始め、気候の極端な冷涼化がありました。 この冷涼化は、およそ4千300年前に起こり、その年代から4. 3 ka イベント」
 
 (放送案内)
 「日本の基層「縄文時代」を考古学や哲学、アートなどの多彩な専門家たちが一堂に会し、多角的な視点を議論に交えながら、「縄文」の魅力と現代の我々へのメッセージについて考えていく」と。BS231放送。
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