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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

 取水口&送水口の標高低差 肥後石工の石積技術 石製導水管つなぐ「漆喰」のワザ 2023年国宝指定・通潤橋「よみがえる新日本紀行」230923

2024年08月19日 10時56分07秒 | 季節
 取水口&送水口の標高低差 肥後石工の石積技術 石製導水管つなぐ「漆喰」のワザ 2023年国宝指定・通潤橋「よみがえる新日本紀行」230923

 惣庄屋・布田保之助の館得ついた「逆サイフォン」の仕組み。それは<地域の知恵>の代表作ではないか。
 肥後国矢部郷に蓄積された三つの知恵。2023年国宝指定「通潤橋」は、四方を河川に囲まれた白糸台地100haの水田を今に支える。

 1)取水口&吹上口=送水口の標高低差を生かした<逆サイフォン現象>。
 2)肥後・種山石工の石組技術
 3)吹き上がる水の力でもこわれない丈夫な通水管をつくるため、石造りの管と継ぎ目に「漆喰」を使う方法。

 惣庄屋は道路や用水路、石橋などをつくるも、その仕上げは「通潤橋=導水路」の建設。
 「白糸台地(通潤橋史料館から見て右側の高台)は、川が削り取った深い谷に囲まれている」「通潤橋がつくられるまでは湧き水などを利用した農業に限られていた」。
 (https://tsujunbridge.jp/about/)  そこに以下なる成果。
 「約100ヘクタールの新しい水田がつくられ」「用水路は、現在も白糸台地の農業を支える」。

 「地元の人々はその見回りと先人への感謝を忘れない」。
 240817放送「よみがえる新日本紀行 水のわたる橋 〜熊本県矢部町〜」。初回放送は23年9月23日。
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