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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

『見えるようになる』がたいせつ シリーズ「問われる宗教と“カルト”」第6回240623

2024年06月25日 14時16分19秒 | 季節
 「もし、宗教について基本的な何かが理系できていれば、そうならなかたんじゃないあか」。冒頭、宗教学者の島園進氏(東京大学名誉教授)は提言した(写真)。
 23年7月9日放送。シリーズ「問われる宗教と“カルト”」第6回は、「宗教を正しく理解する力=宗教リテラシーをどう高めていけばよいのか。その徹底討論。

 宗教教育。それって、家庭教育で果たされるべきもの。
 そう考えてきたが、本邦の実態はそういうことではないらしく。
 前総理が奈良県で襲われ、その加害者が<母を統一教会信者にもつ>。そう聴いて、<やはり>と思ったことだ。

 1970年前後、<自身が選んだ人>でないものと、しかもそれが数百組以上の合同結婚式など、常軌を逸したことであった。
 「統一教会」と「国際勝共連合」を組み合わせた掲示物が、電柱に多数はられているのも<異様なこと>であった。

 今回、岸信介=安倍晋太郎―安倍晋三。この繋がりを聴かされて、「教育基本法改正」や「教員免許更新講習」の政策ポリシーも、安全保障&防衛政策も、一様につながってくる思いがした。
 いつしか、家庭に「伝承の欠落」を感じつつ。

 若松「目の前にある見えぬモノを信ずるのではなく、『見えるようになる』がたいせつ」。
 出演の若松英輔(評論家・随筆家)は言及した。「信ずる」。本来趣旨で理解されているや、受け止め難い。
 あらためて「宗教リテラシー」とは=(櫻井)「リテラシーとはそもそも知識を活用する力であり、(宗教を活用する)智恵と言い換えた方がふさわしい」

 (以下、番組趣旨) 初回放送日:2023年7月9日
 カルト問題に巻き込まれないためにも、国際化時代の多文化共生のためにも、今、宗教リテラシーを求める声が高まっている。では具体的にどのような方法で、日本における宗教リテラシーを高めていけばよいのだろうか。
 神話学者の平藤喜久子氏、ロシア宗教史研究者の井上まどか氏、旧統一教会問題に詳しい櫻井義秀氏、宗教学者の島薗進氏、牧師・宗教学者の小原克博氏、カトリック信徒・批評家の若松英輔氏とともに考えていく。
 
 『見えるようになる』がたいせつ シリーズ「問われる宗教と“カルト”」第6回240623


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