さよなら !? ケータイブロガー銭形K!!!

齢 六十弱w それでも、青春を上書き更新し続けるオッサンの亡備録 かも… かかってこいやあ‼‼

京都シネマにて…『戦争と一人の女』

2013-08-17 17:32:14 | 映画観たり、時々ドラマもね



今日、8月17日・土曜日
京都シネマにて
『戦争と一人の女』
初日・舞台挨拶の会を観た

これまで、このブログで書こう書こうと思って書いてないのが、自分は
女優:江口のりこの大ファンだという事
そして彼女の久々の主演作が『戦争と一人の女』
監督:井上淳一、プロデューサー:片嶋一貴ともに若松組の出身
故 若松孝二の遺伝子を色濃く残す彼らの映画は非常に左翼的
主演の江口、永瀬正敏、怪演が光る村上淳
口語的でなく朗読のような台詞廻し
こんな文学的な映画は中々我々のような映画好き以外の層には存在自体が届かない
残念ながら



今日、舞台挨拶に来京したのは監督:井上淳一、プロデューサー:片嶋一貴、主演のひとり永瀬正敏
残念ながら江口のりこは来てない
井上監督はホントにトークが面白い
今回わざわざ朝から並んだのも彼のトーク目当て
パンフレット買って下さい→そのままサイン会って事で\1000-は予定外ながら、貧乏映画人の彼らの次回作の為、お金を落とすことに
こんなインディ監督たちは我々が金銭的にサポートしなければ(ちゃんとお金払って観る、パンフレット買う、ブログで宣伝する)

パンフ購入後、井上・片嶋・永瀬の3人にサインもらい しっかり握手(←ミーハーw)
やはりミニシアターでのイベントは作り手と観客が近くて気持ちよい


『戦争と一人の女』は8月30日まで、京都シネマにて
エリアが違うなら自力で調べて観にいきやがれ!

ちょっとハードな内容ですが


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最近、こんな映画みました 2013- 6月

2013-08-17 10:48:39 | 映画観たり、時々ドラマもね

※4月ぶんは、別館:シーズン2「俗!ケータイブロガー銭形K」で



5月がこれまでの生涯自己最多の10本だったのが、翌月に記録更新wで

6月はなんと、月11本です



・『はじまりのみち』
@MOVIX京都

いやあ…地味な映画とゆーか、松竹映画とゆうか…
戦前~戦後の松竹の社員監督・木下恵介(加瀬亮:演)が戦時中に病弱のオカン(田中裕子:演)をリヤカーの荷台に載せ、疎開の為2晩かけて山を越えるだけを描いたとゆーホントに地味な映画(ほぼ真実w)
私・Kはんがこれを観たのは No.1リコメンドの松岡茉優が出てるから(絶対真実!)
松岡ちゃんは木下親子がひと晩めに泊まる宿屋の娘でしたん
その妹役が相楽樹だったのをエンドクレジット見るまで気付かんとは(猛省…)
便利屋役の濱田岳がよい
ホントいい役者だと思う濱田岳は


・『俺俺』
@MOVIX京都

Kはんは三木聡監督作品の大ファンなのだ
劇場映画としては『インスタント沼』(傑作!)以来4年ぶり! 間に奇作連ドラ『熱海の捜査官』(これも必見!)は挟んでるけど
主演がKAT-TUNの亀梨って事でいつも自分が行ってる映画と客層が明らかに違う!?(JCとその母親とかヤンキーカップルとか)、大声で会話しながら観るヤンキーカップルには殺意覚えたねマジで!
内容は信頼の三木ワールド
ややキレが鈍ったかな?
十日前に観た『クロユリ団地』よりははるかにホラーでしたよ
しかし、6月1日・映画の日に上記『はじまりのみち』とハシゴで観たんで、加瀬亮の役柄のギャップがwww
それと内田有紀の魅力に最近になって気付きましたん(この件はいずれ別項で)


・リアル ~完全なる首長竜の日~
@イオンシネマ久御山

世界のクロサワ、黒沢清
でも黒沢作品を映画館で観るのは出世作『cure』以来?
当ブログ的に一言で斬ってしまえば「金のかかってない『マトリックス』」になってしまうけどw
そこは流石に“世界のクロサワ”ホラー描写は中田秀夫なんか足元にも及ばないw
『クロユリ団地』のミノルくんよりも、こちらのモリオの方が遥かに怖いね
後半のドンデン返しも◎
病院の設備がチープなのは予算のせい?敢えてなのか?
暗喩の多さにどうとでも解釈可能
結構辛口なレビューも多いけど、そんな人は想像力が足りないんじゃね…


・『奇跡のリンゴ』
@TOHOシネマズ京都

中村義洋監督の作品は、ほぼ伊坂幸太郎原作とイコール(私感まるだしやね~)、伊坂原作以外で観てるのは『みなさん、さようなら』くらいか
だから、モノ凄いスピード感やグルーヴ期待してたんですけど…
ホントに真っ当な感動映画でびっくり!?
このへんをマトモに評価できないのは私の人間性の問題です
いい映画だと思います
たぶん


・『絶叫学級』
@TOHOシネマズ京都

キターッ!!\(^o^)/(←って顔文字これでえ~のん?)
キターッ!! バカホラー
「絶叫学級」って、タイトルだけでOUTでしょw

だが、それがいい

こーゆー女子高舞台のホラーは美少女展覧会!!
主演の川口春奈はピンとこないが、『桐島…』ではいまいち(私感)だった山本美月がかわいいのね
それと『鈴木先生』で微妙な悪役だった松本花奈が超怪演!!
んで、個人的目玉はもちろん
松岡茉優!
松岡茉優!!
松岡茉優!!!
彼女のキャラクター香取絵莉花は、いしかわえみの原作マンガには登場しない
監督の佐藤徹也曰く、松岡茉優でアテ書きしたキャラクター!
凄いぞ!松岡ちゃん!!
その年齢にして準主役格アテ書きキャラ!!!
そして彼女が思い詰めた表情で理科室に踏み込んで行くラストシーンも素晴らしい!!


・『箱入り息子の恋』
@テアトル梅田

実はKはんは夏帆をほとんど通ってない
春の深夜連ドラ『みんな!エスパーだよ!』が初めてくらい
十代後半や満島宮崎蒼井世代(←そのままやしw)は結構詳しいんやけど、21~23歳くらいの女優さん意外と観てない

で、

夏帆 最高!

盲目のお嬢様なんだけど、眼が見えない故のどこも見てない芝居ってか表情…
星野源とのアグレッシブなキスシーンも素晴らしい

これまでノーマークだったのを反省…

観たあとのメシは吉野家の牛丼、もちろんツユダクで


・『百年の時計』
@テアトル梅田

満島ひかりを掘り出した、金子修介監督作品
金子監督の映画をリアルタイムで劇場で観るのって『ガメラ3イリス覚醒』以来?(そん時は金子監督と前田愛ちゃんの舞台挨拶つき♪)
もちろん『デスノート』や『プライド』は後追いでは観てるけど

で、今作
脇で光る木南晴夏の初主演!映画(『二十世紀少年』の小泉響子役は忘れられんわな)
近年、金子監督は超メジャー配給とは縁遠いようで、かなり手作り感溢れる、じんわり来る佳作
かつ彼らしい演出も随所に
舞台・香川県のローカル私鉄・琴平電鉄の創業100周年も絡んで、鉄映画としての見所も充分
ほんと好きです うどん県


・『俺はまだ本気出してないだけ』
@MOVIX京都

まず、タイトルが凄い
主演・堤真一のバカ演も凄い
40過ぎのバツイチ子持ち男が勢いで会社やめて、思い付きでマンガ家を目指す

Kはんは結婚した事もないし、娘もいないが
四十路男の人生迷子映画なんて、自分に重なる部分多々々々…
「やばいっしょ… このままじゃ」耳が痛いw
ただ俺と違うのは橋本愛が娘で、あんなイケナイバイトしながら健気に家計を支えてること…
しかし、あんな場所で娘とハチ合わせするのは青年マンガギャグの定番か…


・『さよなら渓谷』
@T-JOY京都

大森立嗣監督映画は基本的に重い
自分は真木よう子は基本的にこないんだけど、この映画はさすがに…
ミステリー要素もありつつ、摩訶不思議な人間ドラマ
うーん… やっぱり重たいわ


・『旅立ちの島唄~十五の春』
@京都シネマ

三吉彩花!初主演映画!!
って昨年末の『グッモーエビアン』も主演みたいなもんやけどね
みよっちゃんは今が旬
シーブリーズのCM見ても思うし
女子中学生・女子大生どちらも出来るのはいま16歳のみよっちゃんだけ!

「好きだけど、今はイヤ!」
青春だなあ(遠い目)


それと、ケータイ刑事銭形雷こと小出早織が姉さん役なんだけど、すごいイイ女になっててびっくり!


・『ひまわり ~沖縄は忘れない、あの日の空を~』
@同志社大学寒梅館

何故か連発、沖縄映画
やはり今年はオキナワがキてる、個人的に

超インディ映画で今年の初めから上映会的に日本中回ってる
2月に京都きた時は自分の広島遠征とかぶってたんで、ようやく

1959年の米軍ジェット機宮森小学校墜落事故(実話)を軸に、戦争と日本、日本と沖縄、米軍と沖縄を描くヒューマンドラマ
基本インディペンデントなのでメジャーな役者は長塚京三・須賀健太・福田沙紀くらいしか出てない
そしてヒロインが撮影当時無名の今をときめく
能年玲奈!
訛ってませんw
女子大生役で当時17歳くらいのはずなのに、天野アキより大人?ってか普通に大学生に見えるww
やっぱ役者… 役の人になるのねん





7月ぶんもそんなに空けずに挙げれると思います

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