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徳川家光の籠か?福井の寺で発見藩主がもらった記録

2018-08-02 10:07:52 | 日記
福井県小浜市の発心寺ライト(ほっしんじ)が所蔵する【かご)について、江戸幕府の老中・
大老を務めた小浜藩主の酒井忠明【1587~1662)が初入国した際、3代将軍徳川家光
【1604~1651)から与えられたものと見られることがわかった。福井県が31日発表した。
全国で現存する将軍用の籠は、徳川家康のものに限られ重臣だった酒井忠勝と徳川家光の親密さを
示す。資料として注目される。籠は幅86㎝・長さ118㎝・高さ102㎝・担い棒の全長は、497㎝。男性用の大型籠で窓に張られた布には、葵唐草【あおいからくさ)の模様、担い棒の
両端の金具には幕末につけたと見られる徳川家の「三つ葉葵(みつばあおい)」の家紋があった。
昨年12月発心寺の改築にあたっ天井につるしてあった箱の中ら、見つかった。寺から寄託された
県立若狭歴史博物館【小浜市)が調査し、担い棒が黒塗りでヒノキの薄いひもで編んだ「網代(あじろ)」が全体に張られ漆塗の仕上げが将軍仕様の特長を持つことが判明した。酒井家の歴史を記した
「酒井家文庫」には、武蔵国川越藩主だった忠勝が1634年【寛永11年)若狭の国小浜藩主を
命じられて、初入国する際、徳川家光が自ら使っていた、籠や馬・鞍・などを与えたとの記録が
あり、博物館は、家光から拝領した将軍用の籠の可能性が高いと見ている。

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