タレントのカンニング竹山氏の発言に対し、東京都が異例の抗議をしていたようです。
一タレントの番組内での単純な数字の間違いについて、東京都が放送局(TBS)や所属事務所(サンミュージック)に目くじらを立てる・・・、これってやり過ぎではないか。
おそらく、竹山氏が都政に対し批判的な発言を繰り返していることに対する仕打ちではないかと思われます。
放送では、間違いに気付いてその番組内で訂正したにもかかわらず、「訂正内容が都民に伝わっていない」と難癖つけたようです。まるで、子どもですね。
都政に自信がないことの裏返しでしょうか。
TBSでは翌週の道番組で謝罪までしたようです。
『先週の放送で新型コロナウイルスに関する東京都の啓発用YouTube動画について、出演者から1本当たりの制作費が4.7億円であるとの発言がありました。正しくは去年5月から8月に作られた知事とタレントとの対談形式などによる8本の動画の制作費が1800万円でした。番組をご覧いただいている皆様に誤った情報をお伝えしたことをおわび申し上げます。』
このようなことは、自由な言論に対するプレッシャーであり、報道機関がその通りに放送した事実は、表に出ない何かがあると勘ぐりたくなります。
東京都に限らず、これが行政とマスコミの関係なのでしょうか。
息苦しさを感じます。
小さなことかも知れませんが、見過ごしてはいけないことだと思いました。