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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

粛々と

2021年06月17日 05時41分43秒 | 思いつき


内閣不信任案が否決されました。

野党が不信任案を提出したとき、二階幹事長が 「総理が粛々と否決したいと言った」 と言ってました。

 


官邸は様々な場面で「粛々と進める」と言い続ける。


この「粛々」は、川中島の戦いを詠った漢詩から来ているのでしょうか。

 川中島<頼山陽>
 『鞭声粛粛 夜河を過る』
  曉に見る千兵の 大牙を擁するを
  遺恨なり十年 一剣を磨き
  流星光底 長蛇を逸す

(上杉謙信の軍は)鞭の音もたてないように静かに、夜に乗じて川を渡った。

 


「粛々と」という言い回しに悪いイメージがついた。


残念でならない。

 

 

かつて、クレージーキャッツが「誠に誠に遺憾に存じます」と歌っていました。https://www.youtube.com/watch?v=mTcH3kzafwI

 

政治家の<反省しているんだかいないんだかわからない>話しっぷりに対する 『諷刺』 でしょう。

1965年の歌ですが、当時から『遺憾』という日本語のイメージを、政治家が汚してたのだと感じます。

流石、青島幸男!

 


<粛々のイメージ低下>・・・誠に遺憾に存じます。