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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

政治家の覚悟

2020年10月26日 04時19分46秒 | 時事問題


「政府が記録残すのは当然」新書版で削除 菅首相の著書「政治家の覚悟」

 


内容の是非はともかく、自身の考え方が変わった時は、「変更」があっても仕方がないと思います。

問題は、そこに至った理由です。


理由は全くわかりません。理由を明らかにしない体質が、近年の官邸の体質だからです。


『忖度』がはびこり、決定権を持つものはダンマリを決め込む。


方針転換方法は「目立たないようにかつ徹底する」に尽きるようです。

ドラマで良くある政治家のイメージそのものです。

 


一部外交のように、秘密裏に物事を運ぶ必要のある政策もあるでしょう。

そんな外交政策の裏側でさえ、時が来れば後の検証のために公開されてしかるべきなのです。


菅氏のオフィシャルブログにも
「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」
「議事録を作成していなかったのは明らかな法律違反であるとともに、国民への背信行為」
と、書かれているようです。

 

 

現在の、『秘密裏に物事を運ぶ』『決定過程は残さないし公表もされない』流れが恐ろしい。

 

 

「国定忠治は鬼より怖い、にっこり笑って人を切る」といいます。

鬼の形相よりも笑顔の方が怖い時もあるのです。

 

 

私たちにとって本当に怖いのは、薬瓶の中の青酸カリではなく、饅頭に混入されたヒ素のような毒なのでしょう。

 


子どもの喧嘩

2020年10月26日 03時44分06秒 | ニュースより


日本、韓国候補を不支持へ WTO次期事務局長選 KYODO


このニュースで云う「不支持」の理由の如何は分かりません。


でも、もし次期事務局長をその「事務的能力」ではなく、目先の利益を追うことによる判断だとしたら、あまりにも稚拙な気がしてなりません。

『これが外交だ』という人も多いでしょうが、大人ぶったその考え方が、長期的な視野を狭めている気がします。
それは、第三者から見て問題に対して「利己的」で「短絡的」に思えるからです。


事の発端である韓国への「輸出規制強化」を打ち出したタイミングも、どんな言い訳を言おうと「徴用工問題」への報復と受け取られる時期でした。

 


当事国である「韓国の受け止め方」は、どのように振る舞っても厳しくなるのは明かです。

問題は、このやり取りを「その他の国々がどう受け止める」かだと思うのです。

 


反日プロパガンダを実践している「韓国」「中国」などの国には、「やられたらやり返す感情的な政策」だととられかねない外交ではなく、国際世論を味方につける長期的な外交努力が必要ではないだろうか。

世論を味方につける方法は『力』(国内では「金」か)だけなのだろうか?


大国アメリカの後ろに居るその他大勢の中の一つの国・・・は、そろそろ卒業してもよいのではないか。


WTOの判断をより公平なものに仕向けるためにも、この選択は正しかったのか、このニュースを見るだけでは不安を感じてしまうのです。