
W杯はいよいよセミファイナル。残すは3位決定戦、そしてファイナルだ。
今回のW杯を総括するにはまだ早過ぎるのだが、「今大会の主役は誰か?」ということについて考えてみたい。(あくまでも、7月2日時点で)
今大会は「ロナウジーニョのW杯」と言われていた。文句なしにロナウジーニョは世界No.1プレーヤーだ。しかし、W杯は1ヶ月という短期決戦であるのだ。1ヶ月だから、最初はエンジン全開といかなくても、それでもある程度の調子でなければ苦しいことも間違いない。ロナウジーニョは1次リーグは(彼としては)低調なものだったし、決勝Tも彼の絶頂と比べれば、物足りないものだった。(今大会、彼は無得点でこの舞台を去った)
残念ながら、ロナウジーニョは「主役」になれなかった。
そして、ロナウジーニョの代わりに「主役」なのは、ジダンだろう。
彼もチームも1次リーグは低調なものだった。韓国戦のドローは1次リーグ敗退の危機でもあった。そんな土俵際で迎えたトーゴ戦は、ジダンは出場停止。そんな土壇場で決勝T進出。
WBCの日本ではないが、崖っぷちから這い上がったチームはマジで強い!
フランスはRound of 16で強固な守備&鋭いカウンターでスペインを沈めた。(しかもジダンはダメ押しの3点目をゲットした)ブラジル戦では、ジダンの華麗なボールキープから決定的なパスを何度も供給。アンリのゴールを演出したのもジダンだった。「20世紀最後のスーパースター」は「21世紀最初のスーパースター」を下した、今大会のハイライトになるだろう。
あとは選手ではないが、ポルトガルのフェリペ監督も「主役」の一人だろう。
ポルトガルは力のあるチームではあるが、ブラジル、イングランド、アルゼンチンと比較すれば劣る面はある。しかし、それでもチーム全員の力でベスト4を勝ち取ったのだから、監督の采配ナシではとてもこの結果を残せるとは思えない。フェリペ監督が強運なのか、それとも稀代の勝負師なのか。
残りはあと事実上3試合だが、イタリアならばトニ、ドイツならばバラック、ポルトガルはC.ロナウド、フランスはアンリが「主役」の座を射止める可能性はある。
紙一重の勝負は、いよいよギリギリの、僅か数㎝が残酷なまでの明暗を分けるものになっていく。
今回のW杯を総括するにはまだ早過ぎるのだが、「今大会の主役は誰か?」ということについて考えてみたい。(あくまでも、7月2日時点で)
今大会は「ロナウジーニョのW杯」と言われていた。文句なしにロナウジーニョは世界No.1プレーヤーだ。しかし、W杯は1ヶ月という短期決戦であるのだ。1ヶ月だから、最初はエンジン全開といかなくても、それでもある程度の調子でなければ苦しいことも間違いない。ロナウジーニョは1次リーグは(彼としては)低調なものだったし、決勝Tも彼の絶頂と比べれば、物足りないものだった。(今大会、彼は無得点でこの舞台を去った)
残念ながら、ロナウジーニョは「主役」になれなかった。
そして、ロナウジーニョの代わりに「主役」なのは、ジダンだろう。
彼もチームも1次リーグは低調なものだった。韓国戦のドローは1次リーグ敗退の危機でもあった。そんな土俵際で迎えたトーゴ戦は、ジダンは出場停止。そんな土壇場で決勝T進出。
WBCの日本ではないが、崖っぷちから這い上がったチームはマジで強い!
フランスはRound of 16で強固な守備&鋭いカウンターでスペインを沈めた。(しかもジダンはダメ押しの3点目をゲットした)ブラジル戦では、ジダンの華麗なボールキープから決定的なパスを何度も供給。アンリのゴールを演出したのもジダンだった。「20世紀最後のスーパースター」は「21世紀最初のスーパースター」を下した、今大会のハイライトになるだろう。
あとは選手ではないが、ポルトガルのフェリペ監督も「主役」の一人だろう。
ポルトガルは力のあるチームではあるが、ブラジル、イングランド、アルゼンチンと比較すれば劣る面はある。しかし、それでもチーム全員の力でベスト4を勝ち取ったのだから、監督の采配ナシではとてもこの結果を残せるとは思えない。フェリペ監督が強運なのか、それとも稀代の勝負師なのか。
残りはあと事実上3試合だが、イタリアならばトニ、ドイツならばバラック、ポルトガルはC.ロナウド、フランスはアンリが「主役」の座を射止める可能性はある。
紙一重の勝負は、いよいよギリギリの、僅か数㎝が残酷なまでの明暗を分けるものになっていく。
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