令和6年度の卒業式が、3月21日、快晴の暖かな日差しのもと行われました。卒業生らは名残惜しそうにキャンパスで写真を撮っていました。<吉岡心>
(写真:「卒業おめでとう」をバックに写真を撮る家族)
3月21日午前、快晴で暖かな日差しのもと、「令和7年度 大阪芸術大学卒業証書・学位記授与式」が行われました。卒業生たちは希望を胸に、袴やスーツ姿でキャンパスに集いました。
総合体育館第1アリーナでは、塚本邦彦・学長が、初めて世界周航を成し遂げたマゼラン一行の行動を紹介。南米ラプラタ川に迷い込み、乗組員の反乱で大きな絶望を味わったものの、河口に戻りついに海峡を抜けフィリピンへ向かったエピソードに例え、「大絶望の横に、必ず大成功がある」と卒業生たちにはなむけの言葉を贈りました。
映像学科の女子学生は「卒業式を終えて晴れやかな気持ちで学生生活を終えることができました。」と笑顔で語りました。また、写真学科の男子学生は「仲のいい友人と離れることになるので寂しい」と悲しそうに話しました。
今年はいつもは3月下旬に咲く、第1食堂裏の枝垂桜の開花が遅れ、蕾は固いまま青空をバックに入れていました。
今年は、総合体育館前の芝生には、アートサイエンス学科の有志らが作った「OUA」の白いオブジェが置かれました。その前で卒業生らは、名残惜しそうに友人や父母らと写真を撮っていました。
(写真:「OUA」を撮り合っている卒業生たち)
了
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