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大阪芸大ジャーナリズム研究会

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今年度最初の体験入学 15学科で表現の楽しさ学ぶ

2025-06-16 19:12:04 | ニュース

 6月8日、大阪芸大キャンパスで、今年度初めての体験入学が開催され、高校生がカリキュラムを実際に体感。学食なども開放され、高校生たちは、学生生活に思いを膨らませていました。<伊藤望、近藤夕日>


(写真:高校生がたくさん歩く天の川通り※写真の一部を加工しています)

 6月8日、大阪芸大キャンパスで、今年度最初の「大阪芸術大学体験入学2025」が開催されました。このイベントでは、各学科で高校生向けの授業、実習が用意され、入学後に受けるカリキュラムを実際に体感することができます。

 小雨がパラついた河南町のキャンパスには、制服や私服などを身につけた高校生の姿が見られました。

 15学科のうち一つ、写真学科では学内撮影実習が行われ、〇〇越しの写真をテーマに、色を塗った透明な容器やラップなどをカメラのレンズに貼り付け、学内を歩きながらドレミの広場の噴水や、花壇の花、落ち葉など、様々な被写体を撮影していました。


(写真:あじさいを被写体に撮影する高校生たち)

 体験授業を担当した写真学科の織作峰子学科長は高校生たちに「目の前にある美しいものをストレートに撮影するだけでなく、レンズの前に何かを当てがい、前ボケを活用することでよりファンタスティックな写真になる」と説明していました。

 大阪府内から訪れた女子高校生は「やっぱり、ちゃんとしたカメラでの撮影をしたことがなかったので新鮮だった。校内が大きいため、被写体が多く楽しかった」と話しました。

 大阪府内から訪れた男子高校生は「いつもとは違う表現方法で撮影したため、 撮れる物の幅が増えた」と笑顔でした。

 放送学科では2班に分かれ、6号館テレビスタジオを使用した、「ホリデープライム」と題した、生情報番組のオープニングを制作する実習や、声優コースの教授による演技のレッスンが行われました。


(写真:テレビスタジオで行われた「情報番組制作実習」※画像の一部を加工しています)

 アナウンス声優チームは、アナウンス音声表現コースの教授によるアナウンスのレッスンとスタジオでのアナウンス体験。声優コースの教授による動きをつけた演技のレッスンが行われました。


(写真:声優コース教授による演技レッスン)                                

 制作チームは実習などで使われるテレビスタジオで、教授や副手などからカメラや副調整室の機材のレクチャーを受け、カメラマンやミキサーの体験を行っていました。


(写真:副調整室で機器を操作する高校生※画像の一部を加工しています)

 声優コースの坂井恵教授は「聞き手は原稿を見ることができないので、声しか情報がない。ゆっくり、丁寧に話すことが大切」と指導していました。

 アナウンス音声表現コースの林真一郎教授は「アナウンサーという職業は裏方の支えがあって表に出られる。全員の思いを背負って出演するという気持ちが大切」と話しました。

 制作コースの松澤真木教授は「誰かが作るもののお手伝いではなく、自分が作るものの作り手として、主体的に動ける送り手になっていってほしい」と、力強く語りました。

 兵庫県から訪れた女子高校生は「所属している放送部では音響しかやったことがなかったので、カメラやスイッチャーなど、今までテレビなどでしか見たことがなかったことを体験することができて楽しかった」と、にこやかに話していました。

 島根県から訪れた男子高校生は「声優という仕事に興味を持っていたため参加しました。体を動かしながら演技をすることが楽しかったです」と話しました。

 兵庫県から訪れた女子高校生は「体験入学は初めてで、新しい学びを得られた。これから何をするべきかわかったので今後頑張っていきたい」と、前向きな表情で語りました。

 当日は第一食堂、第二食堂、喫茶カレッジも解放され、高校生たちは芸大の食堂の味に、舌鼓を打っていました。

 今年度の体験入学は、8月3日(日)、10月26日(日)に河南町の大阪芸大キャンパスで開催されます。問い合わせは大阪芸術大学入試課まで。

【関連記事】「初回の体験入学 今回から申し込みシステムが変わる」=https://blog.goo.ne.jp/oua_journal/e/b1bf1443ecd40583ecd819b363b4b6c8

 

 


親子の歓声ひびく「はびきの市民フェスティバル」 

2025-05-21 19:52:42 | ニュース

 5月5日のこどもの日、晴天のもと羽曳野市の峰塚公園で、はびきの市民フェスティバル白鳥伝説「はびきの祭」が開催され、大阪芸大生もメインステージの司会をしました。<吉岡 心、狭間 翼、伊藤 望、古川 知樹> 

 「はびきの祭」では、こどものためのアトラクションや、親子で楽しめるイベントが用意され、メインステージでは太鼓の演奏やヒーローショー、ダンスイベントなどが行われました。去年の「はびきの祭」に引き続き、メインステージの司会進行、撮影などを、大阪芸大放送研究会が務めました。 

  最高気温24度と、強い日差しのもと、羽曳野太鼓「翔」による演奏とともに、今年のはびきの市民フェスティバルが開幕しました。
 

(写真:晴天の中メインステージに集まるお客さん) 

 四天王寺東中学校高等学校によるチアリーディングでは、生徒たちが魅せる大技の連続に、客席は拍手喝采。
 2022年に古市古墳群のお膝元に誕生した地元のヒーロー「古代英雄神話シグナリア」のステージでは、キャラクターたちの激闘に、子どもたちから声援が送られました。 
 訪れていた父娘は、「今回はじめて参加しました。射的が一番楽しかったです」と明るい笑顔で答えました。 
 柔らかなマットの上を飛び跳ねるアトラクションでも、子どもたちの笑い声が響き、射的やスーパーボールすくいなどに子どもたちは夢中でした。 
  お昼には飲食屋台エリアに行列ができ、親子でかき氷やポテトフライなどをほおばっていました。 
 

(写真:屋台で賑わう一本道)  

 午後からは、クイズ大会が行われ、正解を喜びハイタッチを交わす親子の姿も。 
 メインステージは、空気清浄機やゲーム機が当たる大抽選会でフィナーレを迎えました。
 実行委員長の髙橋功さんは、「皆さまが楽しくしているところを見ると、半年間企画運営をやってきて本当に良かったと思います」と満足そうでした。
 また、はびきの祭に司会として出た大阪芸大放送研究会の男子学生は、「地域のイベントに司会として参加するのは初めてでしたが、たくさんの子どもたちの笑顔や実行委員会の方たちの熱意が伝わってとても楽しく、いい経験になりました」と達成感を見せました。                       


日替わりキッチンカー 今年は2か月ごとに変わる  

2025-04-20 10:34:09 | ニュース

 今年度も、月曜日から金曜日の5日間、キッチンカー(フードトラック)が日替わりで20号館のピロティーにやって来ています。ランチにぴったりなメニューからおやつにちょうどいいスイーツまで、芸大生のお腹と心を満たしてくれます。今学期は2か月ごとにお店が変わります。<吉岡 心、伊藤 望>

 今年も毎日行列ができる大人気のキッチンカーが営業しています。今学期は、2ヶ月ごとに出店者が抽選で交代することに。現在のラインナップは4月と5月の2ヶ月限定。6月、7月には新たなキッチンカーが来る予定とのこと。

 

<1週間のラインナップ>

月曜:クレープの「Kaka男café」
火曜:オムライスの「Mariposa」
水曜:ヤンニョムチキンの「キッチン ぶーたん」
木曜:ホットドッグの「喜珈琲」
金曜:もちパイの「Mochi+7」

※各曜日とも営業時間は原則として11時から18時。 

▽月曜日はクレープの「KaKa男café」

 店名の「KaKa男」は以前飼っていた犬の名前からきています。オススメメニューはバナナ系(クレープ全4種)。「クリーム多めで」など要望すれば応えてくれるサービス精神満載のお店でした。
 お店の方はとても明るい人で、「写真撮っていいですか?」と聞くカメラを構える学生に対して、「もちろん!」と面白いメガネや帽子を被って写真を取る様子も見られました。


(写真:オススメメニューの「バナナ系クレープ」)


(写真:月曜日のキッチンカー「Kaka男café 」)

▽火曜日はオムライス(南米料理)の「Mariposa」

 オムライスの「Mariposa」。店名は、スペイン語で蝶と言う意味で、さなぎから蝶が生まれ変わるように、新しい人生を生きると言う意味が込められています。オススメメニューはポンデケージョで、ブラジルで人気のもちもちチーズパンです。


(写真:オススメメニューの「ポンデケージョ」)

 

お店の方から一言「いっぱい食べて元気になってください」。


(写真:火曜日のキッチンカー「Mariposa」)

 

▽水曜日はヤンニョムチキン「キッチンぶーたん」

 元々は豚肉を使った韓国料理屋で、キッチンカーで販売するにあたり「キッチンぶーたん」という店名になりました。おすすめのメニューは「ヤンニョムチキンバーガー」。お店のメニューは、全てが手作りになっています。   


(写真:おすすめ「ヤンニョムチキンバーガー」)

 

お店の方から一言「今年は2ヶ月間の出店になりますが、その間全力で頑張ります!」。


(写真:水曜日のキッチンカー「キッチンぶーたん」)

 

▽木曜日はホットドッグの「喜珈琲」

 店名の「喜珈琲」は店長の名前が由来で、キッチンカーでほっと一息してもらい喜んでほしいという思いが込められているそうです。おすすめメニューは定番の「レタスホットドック(600円)」。シャキシャキのレタスと、パリッとしたソーセージ、ふわっとしたソフトフランスパンの相性が抜群。ドリンクはキャラメルラテ(650円)とスイートミルクコーヒー(600円)が人気。


(写真:おすすめの「レタスホットドック(600円)」)

 

お店の方から一言「ほっと一息つきたい時にぜひ来てください!」。


(写真:木曜日のキッチンカー「喜珈琲」)

 

▽金曜日はもちパイの「Mochi+7」

 目立ちやすく、和に合う黄緑色のキッチンカーは、フルーツ大福ともちパイを中心に提供する「Mochi+7」。昨年度後期に引き続き出店です。おすすめのメニューはチョコパイといちご大福。いちご大福はいちごのサイズによって複数種類あって、各々の好みに合ったものを選ぶことができます。


(写真:おすすめの「チョコパイ」と「いちご大福」)

 

お店の方から一言「昨年度後期はみんなから元気をいただいたので、これからもよろしくお願いします」。


(写真:金曜日のキッチンカー「Mochi+7」)

 


期待を胸にサークル・部活探し 2025年度新歓祭【動画ニュース】

2025-04-04 17:23:54 | ニュース

 

 4月3日、河南町の大阪芸大キャンパスで、新入生歓迎祭が開幕しました。新入生たちは、準備された約40のサークル・部活のブースに足を運び、熱心に説明を受けていました。<吉岡 心、森下 菜穂、曽我 亮翔、狭間 翼、北垣内 隆一、神農 雄、伊藤 望、木下 由翔>


(写真:天の川通りに集まる新入生と在学生たち)

 4月3日、大阪芸大キャンパスで、2025年度大阪芸術大学新入生歓迎祭『ままごころを君(あんた)に』が開幕しました。小雨の降った前日の入学式から、この日は太陽が顔を出す天気になりました。天の川通りには、約40のサークル・部活のブースが並び、活動内容の説明や実演が行われ、新入生と在学生の姿でにぎわいました。

 音楽学科の男子学生は、「軽音サークルは、ライブも合宿もあって楽しそうだった。文化祭実行委員会(学園祭実行委員会)は、ステージ設営で音響機材も扱うようで、実務経験も積めそうで魅力的だった」と答えました。
 キャラクター造形学科の女子学生は、「高校時代は美術部だった。大学では、違うジャンルのものもやってみたい」と新たな挑戦に意欲を見せました。

 新入生歓迎祭は、2回に分けて開催され、第2弾は、4月21日(月)から25日(金)に行われます。

【関連記事】大阪芸術大学 サークル・部活一覧 <2025年度版>=
https://blog.goo.ne.jp/oua_journal/e/91ea6455ecfb54424cd9e68024e56dca


目標に向け一歩踏み出す 令和7年度大阪芸大入学式【動画ニュース】

2025-04-03 14:14:43 | ニュース



 4月2日、河南町の大阪芸大キャンパスで、令和7年度の入学式が行われました。新入生たちは、これから始まる学生生活と自身の成長に思いを馳せました。<狭間 翼、北垣内 隆一、吉岡 心、神農 雄>


(写真:総合体育館前に集まる新入生と同伴者たち)

 4月2日、大阪芸大キャンパスで、令和7年度の入学式が行われました。午前中は、時折雲の間から日が差し、暖かさも感じられる天気となりました。「入学式」と記された看板の前では、スーツや高校時代の制服姿の新入生たちが記念撮影。中には、髪の毛を赤や金に染めて、ポーズをとる学生も見られました。

 新入生たちは、総合体育館第1アリーナへ入場し、いよいよ開式。塚本邦彦・学長は、今月から開催される大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクをデザインした山下浩平さんが、美術学科卒であることに触れ、「ぜひ世の中に通じる芸術を、大阪芸大で学んでいってほしい」とあいさつし、エールを贈りました。
 その後、アートサイエンス学科の安井光さんと、大学院芸術研究科の籔中天音さんが新入生代表宣誓を行い、キャンパスライフに対する誓いを述べました。
 引き続き、会場では記念演奏会が開催され、在学生らが「威風堂々(作曲:E・エルガー)」などを披露。音楽の祝福を受けた新入生たちは拍手で応え、終始和やかな雰囲気のまま、閉式を迎えました。

 閉式後、小雨が降る中、多くの新入生は総合体育館前の芝生広場や天の川通りに集まり、仲間や家族と談笑していました。

 音楽学科の女子学生は、「入学するまで、改めていろんな音楽を聴きこんだ。しっかり授業に参加して、立派な音楽家になりたい」と話しました。音響ソフトを活用した作曲もしてきたというもう一人の音楽学科の女子学生は、「今までやってきたことを、大学でさらに活かしていきたい」と続けました。
 「記念演奏会でのバイオリンの音が心地よかった」と満足そうにコメントした演奏学科の男子学生。「学べることをすべて吸収する勢いで頑張りたい」と意気込みました。同伴した学生の父親は、「ちゃんと独り立ちして、自分の力で音楽の道を切り開いて頑張ってほしい」と期待を寄せました。


(写真:第1食堂裏の枝垂れ桜)

 先月下旬の段階では、まだ固いつぼみの状態だった第1食堂裏の枝垂れ桜は、季節外れの暖かさと、ここ数日の寒の戻りによって、見事に薄紅色の花がついた状態に。こちらでも、笑顔で写真を撮る新入生の姿が見られました。桜の木からもお祝いを受け取った2025年度生たちは、これから始まる学生生活と自身の成長に思いを馳せていました。