昔、新宿のFugetsudoによく通ったものです!

そろそろ先が見えてきましたから、今のうちに記憶を書いておこうと…

君からの国際電話

2016年02月07日 | ファンタジア・その後

 10月、突然、アメリカの小さな村に住んでいる君から電話をもらった。



 <電話>

 それは、僕が一人で大きな音で、井上陽水を聴いていたときだった。

  僕:今、陽水を大きな音で聴いています。
  君:うらやましいです。
  僕:そちらでは陽水のアルバムは持っていないんだ?
  君:全くありません。聞こうと思えば、YouTube です。

  僕:いろいろ聞いても、陽水とサザンとが傑出していますね。
  君:サザンは毎日聞いています。

  僕:その次に、君が好きな玉置浩二が来るのかもしれません。
  君:そうですね。
  僕:このあたりの曲が、将来もクラシックと同じようにスタンダードとして残っていく のかな…。
  君:陽水はそうなると思います。サザンも…。
    でも玉置はまだそこまで行っていないかもね。最近、荒れているので、だめかもしれません。

  僕:コブクロも残っていくかも
  君:コブクロもいいですね。

  僕:女性では、みゆきさんと、ドリカムかな?
  君:あとは高橋真理子とか…。
  僕:そうだね。ちょっとオリジナリティが足りない気がしますが…。
  君:そう、やはり自分で作らないとだめですね。高橋真理子は作り始めましたが、
    まだまだですね。
  僕:そう、自分で書きはじめましたね。

  僕:「傘がない」が今、聞こえています。
  君:「傘がない」は、大好きです。
  僕: 君よりより古い付き合いです。
  君: もちろんそうですね。暗いけどいい曲です。

  僕: 陽水は若い時の曲も、中断後の年取ってからの曲も、両方、いいのは素敵です。
  君:才能ですね。
  僕:詞がいいですね、曲に負けず。だれも想像できない言葉を紡いでいます。
  君:本当にそうですね。
    どこから出てくるの…というくらいいいですね。

  僕:そういう意味で、玉置と陽水のコラボは素敵です。
  君:「夏の終わりのハーモニー」はすごいです。
  僕:僕が玉置を知ったのは、陽水とSONGSに出ていた時です。
    それまでは全く知らなかった。
  君:二人のジョイントコンサートで、初めて、「夏の終わりのハーモニー」を歌いました。すごかったです。よく覚えています。
  僕:安全地帯時代には、玉置の名も知りませんでした。まったく気になっていませんでした。
  君:私が昔きいていたの 知らなかった?
  僕:おぼえてないなぁ

  君:そういえば、二人で音楽、あまり聞かなかったですね。
  僕:そんなことはないけど。車に乗っているときはいつもカセットがかかっていました。洋楽が多かったのかも…です。
  君:よく覚えていません。

  僕:フミヤもいいですね。
  君:フミヤも最近いいです。



 <陽水>

  僕:「夢のなかに」が流れています。陽水、高い声が今も出ますね。
  君:懐かしい!
  僕:お気に入りは、「長い坂の絵のフレーム」と「積み荷のない船」ですかね。
  君:比較的、新しい曲ですね。

  僕:淋しさのつれづれに…、「心もよう」が聞こえています。
  君:手紙をしたためています…ですね。
  僕:そうです。
  君:美しい日本語ですね。

 電話はきれた。

 ちょっと、30年も前の懐かしい感情で陽水を聴いた。


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