仕事中のハナシ

仕事は単純作業なので、どこのメーカーもしゃべりながらやっている。
うちは零細なのでよほどの大きい依頼を除いて単独行で
それは慣れればイヤじゃない

他のことを考えながら、手だけ動いていることもあれば
隣のメーカーの話を聞いていることもある

前の夏に隣にいたある大手メーカーの女性二人の話には驚いた
手を動かしながら
一人の娘が自分の恋愛遍歴をずううっとしゃべっていた

最初の人はねえ・・で、それは・・・で　次の人は・・・・
それは・・・・・、でさ、
今はぁ・・・

おいおい　ネバーエンディングストーリーなんだろうか

でもって
「今日これが終ったらすぐ　セントレアからハワイなんだ」

・・・・・・
若いって無敵だなあ

で、先週は隣が30代の男性二人組みだった

「信じられませんよ***さんを接待するつもりが、
***さんから好きな店に連れてくって、きかなくて」
「で、支払いは」
「もちろん　俺が払わないと　なんの接待かわからないでしょうが」
「どんな店だったの」
「聞いてくださいよ　70過ぎのばーさんが一人でやってる店ですよ」
・・・・・
「***さんって　おばあちゃん子？」
「知りませんよ　ただ・・・呑み放題　歌い放題で　一人2000円ぽっきり」
「え、つまみは？」
「ピーナッツだったか　柿の種しかなくて」
「その店って　毎日やってんの？　そのばーさんの体調のいい時だけ開店じゃなくて？」
「さあ　幻のキャバ嬢って　呼ばれてるわけじゃないみたいですよ」

ここにきて私は噴出してしまった

もうっ、　仕事中におもしろい話しないでよ
でもま、
ネタにしたから許してやろう