事件は電車内でも起きる かも

中途半端な田舎の電車内のマナーのひどさは半端じゃない

田舎っていっても　過疎地じゃない　
二桁（フタケタ）国道沿いにはブックオフもマックもミスドも
駅中にはマツキヨもある

田舎のタチの悪さは「他人」「公共」という概念が希薄
仲間意識ゆえの「これくらいいいじゃん」「なあなあ」

大抵の大人はクルマで移動する
車内は学生と年よりと・・・外国の方

「車内でのお着替え」は新聞の投書によりどこの高校かはっきりし（利用駅名が掲載されたから）
学校が指導したらしく見られなくなったが

最近は厚化粧　マスカラ３０分塗りまくり　あの真剣さと集中力は他でも発揮してもらいたい

女子大生もすごい

その日の朝に見た前の席の二人は化粧の合間に菓子パン、お手製のおにぎりを食べていた
どうせならちゃんとお茶も飲めばいいのにと思った
車内での彼女たちはすごく忙しい
他人の洗面台、居間を覗き見してるようだ

食事と化粧。それだけではなかった、「あ、チガウぅ」
ストッキング製のハイソックスを裏表を間違えてたらしくて履き直していた
眉、腋毛を抜いていたという投書を読んだときには
日本はもうダメかもと思ったこともある


帰りの車内、試験中らしい男子高校生がひとりで３人分を占拠するような足の広げ方をして車内で勉強していた
「ソコ、イイデスカ？」
すごく小顔で小柄のシルクロードの西方系統（いい加減ですが）のアジア人青年が彼らの足を閉じさせて横に座った

「エイゴですか？」
「はあ　むつかしっすよ」照れた顔
「・・・あの　どこからきたんですか？」
（おっ　いいぞ　国際親善だ　）
「ネパールです」
「ええっと　それは・・・どこですか・・・」
「******　　」（聞き取り不能）
「ああ、　カシミールだっ」
・・・・・
・・・（スゴイぞっ　見た目より君はデキル男ではないか　タクラマカン砂漠とか　デカン高原でも私は誉めるぞ　いやちょっと遠いかも）
おばちゃんは無邪気な高校生にラブリーな視線を送っていた

ネパール青年　カシミールには返事せず（ヒマラヤって答えが出なかったからか）
ニコニコしながら高校生のもっていた試験用プリントに
「コレは****～～**ってこと？」
「いえ～　（ポリポリ）　わかんないっすよ　マジわかんないっすよ　」

ＪＲ中央線　多治見～高蔵寺間のこと

会話している高校生の顔つきがどんどんかわいくなって、私が電車を降りる頃には
頬にキスをしてあげたくなった（セクハラで捕まると思う）
さっき『クセハラ』って書いた　（-_-;）

チョイ悪高校生だって、おおらかな外国人青年の愛には敵わない