長野発の新幹線に乗って糸魚川に午後2時半ごろつきました。糸魚川のホームから黒姫山を望むことができます。黒姫山はどちらが有名か分かりませんが、もう一つあります。長野県信濃町、こちらは2053m、私たちが眺めたのは糸魚川市にある1221mの石灰岩の山です。石灰山であることが後の話に結びつきます。
どっしりとした山です。ここまで言うとある相撲取りを思い出していただきたい。そう、そのものズバリ「黒姫山」です。強烈なぶちかましで関脇まで上りつめ「デゴイチ」と称された力士です。私と同じ年、1948年生まれです。そんなこともあって贔屓にしていました。
私の家に頻繁にやって来た中核派の活動家がいて、彼もまた糸魚川の出身でしたが、その彼から「黒姫山は在日韓国人」と聞いていました。「えっ、こんなところにも韓国の人が」と驚いたのですが、糸魚川には石灰鉱山だけでなく、銀山、石炭鉱山がありました。そこに韓国・朝鮮の人が徴用されていた、黒姫山(田中 秀男)はその子、在日二世と想像することはできます。できますが断定はできません。知人の言葉以外に資料はないのです。
糸魚川の駅で翡翠の見学をしたりして1時間を費やし、「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」に乗って「青海」の次「親不知」に着いたのが4時前、改札口には、この日の宿泊先「親不知観光ホテル」の人が待ってくれていました。贅沢をしているように思われるかもしれませんが親不知の宿屋まではとても歩いて行けなくてバスもないのです。
運転手さん、実はホテルの主人は途中、親不知が一望できるところに止まってくれました。車を降りてそこに立ったとき、息をのみました。
「これが親不知か」北アルプスがなだれをうって日本海に突入していると言って過言ではありません。今まで電車や車で何回か通過しているのですがトンネルをくぐるか、海を眺めるばかりでその全容を見ることはなかったのです。
「安寿恋しやホゥヤレホ。厨子王恋しやホゥヤレホ」この言葉が口をついて出てきました。この崖の上に今日泊まる「親不知観光ホテル」があります。
どっしりとした山です。ここまで言うとある相撲取りを思い出していただきたい。そう、そのものズバリ「黒姫山」です。強烈なぶちかましで関脇まで上りつめ「デゴイチ」と称された力士です。私と同じ年、1948年生まれです。そんなこともあって贔屓にしていました。
私の家に頻繁にやって来た中核派の活動家がいて、彼もまた糸魚川の出身でしたが、その彼から「黒姫山は在日韓国人」と聞いていました。「えっ、こんなところにも韓国の人が」と驚いたのですが、糸魚川には石灰鉱山だけでなく、銀山、石炭鉱山がありました。そこに韓国・朝鮮の人が徴用されていた、黒姫山(田中 秀男)はその子、在日二世と想像することはできます。できますが断定はできません。知人の言葉以外に資料はないのです。
糸魚川の駅で翡翠の見学をしたりして1時間を費やし、「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」に乗って「青海」の次「親不知」に着いたのが4時前、改札口には、この日の宿泊先「親不知観光ホテル」の人が待ってくれていました。贅沢をしているように思われるかもしれませんが親不知の宿屋まではとても歩いて行けなくてバスもないのです。
運転手さん、実はホテルの主人は途中、親不知が一望できるところに止まってくれました。車を降りてそこに立ったとき、息をのみました。
「これが親不知か」北アルプスがなだれをうって日本海に突入していると言って過言ではありません。今まで電車や車で何回か通過しているのですがトンネルをくぐるか、海を眺めるばかりでその全容を見ることはなかったのです。
「安寿恋しやホゥヤレホ。厨子王恋しやホゥヤレホ」この言葉が口をついて出てきました。この崖の上に今日泊まる「親不知観光ホテル」があります。