昨日の18時、安倍総理のTPP交渉参加表明がテレビのニュースで一斉に報じられました。
これがニュースに見せかけた典型的なプロパガンダであることは、今更言うまでもありません。
我が家では、ちょうど夕食時にこの滑舌の悪い演説を見ていたわけですが、私のB層母親(70代)が怪訝そうに顔をしかめて言いました。「こんなことでいいの?」どうやらTPPには反対のようです。
母親は、昨年の衆議院選挙では自民党候補の応援に駆り出され、真剣に応援していました。大したポリシーもなく、おつきあい程度で応援していたものと思っていたので、TPPのことを心配していたのはちょっと驚きでした。
私はこの時とばかり、TPPの危険性をまくし立てるようにしゃべりました。非関税障壁撤廃で外国人労働者が大挙して押し寄せてくるとか、ISD条項で保険制度をはじめ、あらゆる制度がグローバル企業に有利なように変えられ、日本の優れた相互扶助のシステムが崩壊すること、農業が壊滅して食の安全が保てないこと、などなど、母親はいつになく真剣に聞いてくれました。
昨夜は、全国の多くのご家庭でTPPについて話し合われたことかと思いますが、うちのB層母親が反対している位だから、全国のご家庭でもTPPに対して反対する意見が大勢を占めたであろうことは容易に想像がつきます。TPP反対は、実際は6割なんてものじゃなくもっと圧倒的かもしれません。
今後、これまで以上にTPPの危険性についての情報が、ネットを越えて人づてに広がることを期待しています。
google〝TPP反対〟で画像検索しましたが結構すごいです、ごく一部を紹介します。
最近、よく車に付けているのをみかけるリボンマグネットというものがありますが、暇なので適当にデザインしてみました。