「歯ブラシでは6割しか汚れを落とせないので、1日1回はデンタルフロスをかけましょう。汚れは歯石となって蓄積していくので、定期的に歯科で取り除いてもらうことも必要です」
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の人は口呼吸になり、殺菌作用のある唾液(だえき)が減る。そのため歯周病が悪化して、口臭もひどくなることがある。SASの治療は命を守るだけでなく、口臭予防にもなるのだ。スリーウェイシリンジ
歯科医は定期的に訪れる患者の口の状態に、変化がないかどうかチェックしている。都内の会社員男性(45)は月に一度訪れている歯科医から、こんなことを言われた。
「ブラッシングはできているはずなのに、歯ぐきの状態が急に悪くなっています。寝ているときに口呼吸になって口が乾燥しているのが、良くないのかもしれません。提携している病院の紹介状を書くので、SASの検査を受けてみませんか」 超音波スケーラー
歯科医の勧めもあって検査したところ、SASであることがわかった。その治療を始めたことで、口の状態も改善したという。
まれではあるが、がんなどの病気によって臭うこともある。
新谷院長はお酒が好きで居酒屋によく行く。そこではたくさんの中年男性と出会うが、「危ない」と感じる臭いがあるという。
「がん探知犬ではないですが、長年歯科医をしていると、がんの臭いがわかってきます。なんとも伝えにくい臭いですが」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます