前日8/15のベランダの日中最高35℃、夜間最低25.5℃
昨夜から強風が吹き荒れ、今日も晴れているが、白い綿雲が次々と青空を流れて行く。

オオイタビ Ficus pumila の白覆輪です。
2015年6月に近所の100円ショップで購入。

購入時は、10cmくらいの挿し芽が数本やっと発根したばかりという感じでしたが(茎の直径 2mm程度)、3年でようやく割り箸くらいの太さに。
小さくて根が少なかった頃は、水切れで葉がカサカサに枯れることが何度かありましたが、最近は安定してきました。
開花するまで大きくしてみたいところですが、鉢植えでは難しいかな?
100円ショップでも売っているくらい、ありふれた観葉植物ですが、観察すると奥が深いです。

本来は白色の斑のはずなのに、萌黄色の斑の葉が同じ枝に混在しています。
茎頂(黄色の星印)に近い順、つまり新しい順に葉の番号を振ってみると、
1白-2萌黄-3白-4白-5萌黄-6萌黄-7白-8白- と交互に出ているかのようで、単純に後冴えや後暗みの変化でないことが分かります。

別の枝は、
1白-2萌黄-3白-4萌黄-5萌黄-6萌黄-7中間-8中間-9白-

さらに別の枝は、
1白-2萌黄-3白-4萌黄-5萌黄-6中間-7中間-
どうやら共通したパターンがありそうです。

7月14日から記録してきた最高最低温度をグラフにし、オオイタビの葉が6日ごとに形成されると仮定して重ねると、図のようになります。
各枝の1枚目、3枚目の葉は、台風が来て気温低下した時期に形成されており、斑は白色です。
一方で2枚目と4枚目以前は猛暑日の時期に形成されており、斑は萌黄色です。
つまりこのオオイタビの斑は、高温になるとクロロフィル合成が復活するタイプの温度感受性変異であるようです。
実際の経験的にも、萌黄色の斑は夏限定で形成され、これまで春や秋には出たことがありません。
しかしこの推論、「オオイタビの葉が6日ごとに形成される」という仮定があまりにも恣意的です。
今後は葉の出るペースをきちんと記録して、温度変化との正確な対応づけをしたいところ。

このオオイタビは、斑の影響で葉の周縁部の形態が変化するのも面白いところです。
柄抜けの緑の枝では、葉の形態も本来の心型に戻っています。
そして斑入りの枝では、斑が萌黄色になった程度では葉の形態は変化していません。
クロロフィル合成能とは独立に、葉の形態に作用する別の変異を持つのでしょうか?
============
しかし風が強いなあ。
近くの観測点では最大瞬間風速20m/s以上を記録したとか。

太平洋高気圧の外周から東北地方の前線に向かって吹きこむ風かな?
デンドロなど背の高い鉢が何度も倒れるので対処。力技だがベランダの柵に紐でくくりつけるのが功を奏している。
Phal. pulcherrima の3輪目、Phal. Valentinii の4輪目がそれぞれ開花。
真夏咲きのネジバナも咲き上がってきた。
春に植え替えてから調子を崩していた(水持ちが良くなりすぎて過湿で根腐れ)Bulb. frostii から秋芽が出てきた。
Den. nobile 'Sakura' からも秋芽が出てきた。こっちは冬までに完成しないから嫌だなあ。外そうかな。
昨夜から強風が吹き荒れ、今日も晴れているが、白い綿雲が次々と青空を流れて行く。

オオイタビ Ficus pumila の白覆輪です。
2015年6月に近所の100円ショップで購入。

購入時は、10cmくらいの挿し芽が数本やっと発根したばかりという感じでしたが(茎の直径 2mm程度)、3年でようやく割り箸くらいの太さに。
小さくて根が少なかった頃は、水切れで葉がカサカサに枯れることが何度かありましたが、最近は安定してきました。
開花するまで大きくしてみたいところですが、鉢植えでは難しいかな?
100円ショップでも売っているくらい、ありふれた観葉植物ですが、観察すると奥が深いです。

本来は白色の斑のはずなのに、萌黄色の斑の葉が同じ枝に混在しています。
茎頂(黄色の星印)に近い順、つまり新しい順に葉の番号を振ってみると、
1白-2萌黄-3白-4白-5萌黄-6萌黄-7白-8白- と交互に出ているかのようで、単純に後冴えや後暗みの変化でないことが分かります。

別の枝は、
1白-2萌黄-3白-4萌黄-5萌黄-6萌黄-7中間-8中間-9白-

さらに別の枝は、
1白-2萌黄-3白-4萌黄-5萌黄-6中間-7中間-
どうやら共通したパターンがありそうです。

7月14日から記録してきた最高最低温度をグラフにし、オオイタビの葉が6日ごとに形成されると仮定して重ねると、図のようになります。
各枝の1枚目、3枚目の葉は、台風が来て気温低下した時期に形成されており、斑は白色です。
一方で2枚目と4枚目以前は猛暑日の時期に形成されており、斑は萌黄色です。
つまりこのオオイタビの斑は、高温になるとクロロフィル合成が復活するタイプの温度感受性変異であるようです。
実際の経験的にも、萌黄色の斑は夏限定で形成され、これまで春や秋には出たことがありません。
しかしこの推論、「オオイタビの葉が6日ごとに形成される」という仮定があまりにも恣意的です。
今後は葉の出るペースをきちんと記録して、温度変化との正確な対応づけをしたいところ。

このオオイタビは、斑の影響で葉の周縁部の形態が変化するのも面白いところです。
柄抜けの緑の枝では、葉の形態も本来の心型に戻っています。
そして斑入りの枝では、斑が萌黄色になった程度では葉の形態は変化していません。
クロロフィル合成能とは独立に、葉の形態に作用する別の変異を持つのでしょうか?
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しかし風が強いなあ。
近くの観測点では最大瞬間風速20m/s以上を記録したとか。

太平洋高気圧の外周から東北地方の前線に向かって吹きこむ風かな?
デンドロなど背の高い鉢が何度も倒れるので対処。力技だがベランダの柵に紐でくくりつけるのが功を奏している。
Phal. pulcherrima の3輪目、Phal. Valentinii の4輪目がそれぞれ開花。
真夏咲きのネジバナも咲き上がってきた。
春に植え替えてから調子を崩していた(水持ちが良くなりすぎて過湿で根腐れ)Bulb. frostii から秋芽が出てきた。
Den. nobile 'Sakura' からも秋芽が出てきた。こっちは冬までに完成しないから嫌だなあ。外そうかな。