ベランダ蘭

灼熱と強風のベランダで健気に育つランの観察

2018/09/30 (日): 片づけ

2018-09-30 | 雑記
今月は雨続きです。
さらに台風24号が接近中で、ここは深夜~明日10/1の未明に風のピークになりそう。
電車も早めに終了したそうです。

引っ越しまで一週間を切りました。
この機会にと、昨日ベランダの遮光ネットと取り付け枠を撤去。



市松模様の遮光ネットを外したところ。



枠は数百円のヒノキ角材と100均のワイヤーネットを、100均の結束バンドと針金で物干し台に固定しただけです。
後にこれも分解撤去。
2016年に設置してから3シーズン使いましたが、角材の耐久性は3年でそろそろ限界かな。引っ越し先ではどうしようか。



ワイヤーネットに絡んだパッションフルーツのツルを切っていたら、今年初の大きくなったツボミが付いていました。
初夏に開花結実しなかった以上、もう間に合わないから仕方ないですね。



ツボミの中には、すでに花器官ができていました。



今日は昼前に雨がやんだタイミングで植物の撤収。
しかし室内に入り切らないので、裾ものはギュッと固めてベランダに残すことに。
うげー、床がキタナイ… 天水栽培だから仕方ないよね。



Phalaenopsis Cornustris の花茎切除。



Phalaenopsis Valentinii の花茎切除。





Dendrobium Enobi Purple 'Splash' 株Aと株Bの花茎切除。

写真を撮らなかったけれど、Phalaenopsis pulcherrima の花茎も切除。


引っ越し先は当然ベランダ第一で選びましたが、それでもまた一から環境を整えないといけないのが大変です。
初秋ということで光や温度に気をつかう必要がなく、タイミング的には適しているのですが。
一番楽なのは植物が休眠から覚める春先でしょうか?

おまけ。最近の入手品。



富貴蘭の「破天荒(はてんこう)」



富貴蘭の「武蔵(むさし)」

引っ越しすると分かっていても買ってしまう・・・

2018/09/21 (金): デンファレ Den. Enobi Purple 'Splash' 続

2018-09-21 | デンドロビウム
最近は雨続きです。
うちのベランダは最上階で屋根が無く(ルーフバルコニーとか言えるほど上等ではないですが)、お陰で水やりの必要がないのですが、
ガラス戸を開けたとたんに室内まで雨が降りこむので、観察もしにくく不便です。



Dendrobium Enobi Purple 'Splash' の清楚な方こと、「株A」が咲きました。
詳しくは2018/6/1の記事参照。



派手な方の株Bと並べて撮影。

株AとBの違いはメリクロンによって生じたようですが、
株Bがオーソドックスな周縁キメラ (periclinal chimera) なのに対して、株Aは不完全周縁キメラ (mericlinal chimera) というタイプなのでしょうか?
不完全と言っても、株Aは去年と同様の花を咲かせたので、不安定なわけではないのかも。
フウランでも、同じ様に不完全周縁キメラと思われる「耳摺り(みみずり)覆輪」タイプの斑はかなり安定に仔株に伝わりますし、
不思議です。

2018/09/11 (火): デンファレ Den. Enobi Purple 'Splash' 他

2018-09-11 | 雑記
すっかり秋ですね。

Dendrobium Enobi Purple 'Splash' は前回から3ヶ月。



まずは派手な株Bが開花。



地味な方の株A(右側)も、つぼみが大きくなってきています。



台風21号で室内に取り込んだ時の Phalaenopsis Valentinii(2018/9/4 撮影)。



シコウラン Bulbophyllum macraei が秋咲き(2018/9/10 撮影)。



Phalaenopsis pulcherrima が咲き進んできました(2018/9/11 撮影)。
3列に4輪ずつ着き、三重らせんのように捩れて咲いています。
一月前に最初に開花した一番下の花がしおれてきました。結構長持ちしたな。



ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena(2018/9/2 撮影)
なんとか9月までもったので、証拠写真を撮って、切りました。
結実は一つもなし。やはりベランダは飛んでくる虫が少ないので受粉できなかったのでしょう。



うちのベランダで最も丈夫な部類ではないかと思われる、ヘツカラン (Cymbidium dayanum)。
雨の滴がきれいだったので(2018/9/11 撮影)

 2016/3/12 撮影

2016年2月に仲里園芸から購入。
1号プラ鉢に植わったヒョロい雑草のような実生(300円)から、2年半で3.5号の蘭鉢がギチギチになるほど増えました。
着生性だけに、春蘭よりもはるかに日射と乾燥に強いようで、ベランダの栽培環境によく馴染んでいます。
そろそろ咲かないかなあ。