【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第44回
「桃李言わざれども 下自ら蹊を成す」(史記)
(とうりものいわざれども したおのずからみちをなす)
“桃”や“李(すもも)”の木は 美しい花を咲かせ 美味しい実をつける
何も言わなくても 人が自然に集まってきて
その下には 自然に道ができる。
この言葉は 徳のある人物のもとには
黙っていても 人々が自然と慕って集まってくる という意味だそうです。
そのような人は 関わる人達を日頃から思いやり
大切にしているからこそ その人のために出来ることをしようとするのでしょう。
このような人物になりたいものです。
参考文献
『中国古典一日一言』守屋洋著 PHP研究所
ちなみに我が家の庭ではザクロとブドウが実をつけています。
日々 目を楽しませてくれています。