【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第30回
「整理・整頓・清掃の意味とは何か?」(仏教)
仏教でいう、“作務”の意味は「整理・整頓・清掃」などの労務を行うことだそうです。
では、それぞれの本当の意味はどんな意味でしょうか?
整理とは、「不要なものを捨てること」
整頓とは、「元の位置に戻すこと」
清掃とは、「新品の輝きを保ち続けること」
たった、これだけのことですが、なかなか実行するのは本当に難しいですよね。
ただ、これを日常で意識するだけで、心も定まりますし、探し物が少なくなるように思います。
探し物や、失くしものをするときは、心がここにあらずで、別の事を考えているときかもしれません。
先日、わたしも本当におっちょこちょいで、ついついやってしまいました(苦笑)
出先で、ある場所に財布や携帯など一式入ったポーチを置き忘れてしまい、
戻ってこなかったことがありました。。。。(涙)
最後にある、清掃の意味である「輝きを保ち続けること」 ということは、
メンテナンスをしっかりやり続ける という意味合いもあるように思うので、
心も身体も、すべていい状態を維持するために、意識していきたいものですね。
これからも、しっかりこの3つ「整理・整頓・清掃」を意識して生活していければと思っています。
参考 (『苦しみの手放し方』大愚元勝著 ダイヤモンド社より)