【人生を開く東洋思想からの伝言】
第116回
『絶対積極(ぜったいせきぎょく)』(中村天風)
最近では、大谷翔平選手をはじめ数多くのリーダーに影響を与えて
哲人中村天風先生の言葉は、まさに言葉を越えたエネルギーの塊で
特に、現代人に生命力が減退していることを憂えていた天風先生は
「体力・胆力・精力・能力・判断力・断行力」という
人間を支える6つの力を使って生きることが基本だと考えていたからである。
積極という言葉も、あえて「せきぎょく」と読ませていました。
その背景としては、心の態度を常に、「晴れてよし、曇りてよし、
にすることだと仰っていました。
何があっても、動揺せず、常に平常心でいること。どんな大事な局
あわてず恐れず、泰然自若として淡々と対応することだと。
先日、天風先生の命日でもあったので、
その数日後に護国寺のお墓
そのお墓の前で、いろいろと感謝のご報告をし、
少しでも天風先生
これからも精進していきます
参考資料
『折れない心』中村天風著 扶桑社