月が替わりました。

今我が家では枇杷が盛り、誰も食べないので一人で食べて居ます、子供の頃、自分の家に果物が実るのが夢でした、父は、柿や桃・梨・葡萄・栗と苗木を買って来て庭に植えてくれました、でも父が早くに亡くなり、その年の台風で梨の木は折れてしまい、葡萄の木も消えてしまいました、桃も食べれるほどには生らず、私が家を出るまで実を楽しむ事は出来ませんでした、今自分の家で出来た果物を食べられるのは、亡くなった父が叶えてくれている夢かも知れません、実家の桃は、スモモで毎年実を付けて居る様です、栗も大きな実が生ります、甘柿も・・・、今は借家にして居ますが、父の思い出は果物の苗木を植えてくれた事、孫達が帰省した時に季節の果物を収穫して食べさせて上げる事、自然に実っている物を見せてあげる事、それが大きな教育だと思います。