松源院の武田住職(同級生)のお誘いで、金澤泰子・翔子さんの講演会に行ってきました。主催は曹洞宗秋田県第九教区でした。
正直、金澤翔子さんのことはわかっていませんでしたが、ダウン症の書家で、世界中で個展を開き、N大河ドラマ「平清盛」を書いた方。
書道のことはまったくわかりませんが、席上揮毫(せきじょうきごう。大勢の前で書をかくこと)で書いた「翔」「飛」に胸を打たれました。
彼女の個展で涙を流す来場者もいるそうで、母親である書家、金澤泰子さんいわく、「純粋な純度の高いたましい」の彼女が書いているので、何かしら作品から感じるものがあるのではないか、とのことでした。
泰子さんいわく、ダウン症の娘と生きることで絶望的な生き方をした時期もあったが、ダウン症も健常者もみな同じと捉えることで、道が開け、今が一番幸せとおっしゃっていました。
素敵な講演会でした。