お茶でもどうぞ2

「お茶でもどうぞ」の後継です

知らない人との積もる話

2022-02-02 16:37:07 | 日記


北陸の人たちに申し訳ないくらいに、毎日まいにち晴れの日が続きます。ただし、
寒いです。とにかく風が寒い。今は室内では9℃くらいです。
先ほど隣の人が回覧を回しに来て家の前でお喋りをして帰ったのですが、家の前は
風を防ぐし、陽だまりになって暖かいことあたたかいこと。猫ものんびりして話を
聞いていました。

 

我が家は隣の町との境の辺りに位置しています。その境の辺りは昭和の大合併の
時に私と同じ村だったのですが、隣町と合併してしまいました。それで私の学年
では15人ほど、その地区から同窓生が来ていたのですが、5人は残り、あとは
合併した地区の学校に転校しました。小学3年生か4年生の頃だったかと思います。

 

家からすぐの所なので、此の頃はその地区を歩いています。時々上の画像のような
沼のところを歩きます。
その沼の少し先に行った所の道ばたに、石の道標が立っています。先日、その文字を
読もうとしてみたのですが、古いせいもあるし材質にも依るのでしょうが、全てを
読めません。右に曲がれば何処其処と書いてある道標です。

   
  切り干し大根を作っています

その先、山林が続く中を抜けて行ったさきに、「アンジュウ」という地域があるのを
子供の頃から知っていましたので、久しぶりにそっちに行ってみようと先日、その
地域を歩いてみました。発音では知っているのですが、漢字で書くと??です。
今日はそのことを思い出したので自転車でそのアンジュウに出かけてみました。
林を抜けると一軒の家が。運の良いことに、其処の家の人が外で風景を眺めている
所に行ったものですから、勇気をだして聞いてみました。すると「安住」だと
教えてくれました。

    

それから自然にその地域のことを聞いたり、何処に住んでいるのかと聞かれたり・・。
すると、その人は私の町内に親類があってとか、いろいろな話題になり、親しく
話をしてきました。たぶん、その人も、元の村の住人だという意識があったのかも
知れません。
そのおかげで、いろいろな話を聞くことができました。彼は私の転校した同窓生を
ほとんど知っていました。彼は、その地区の全員が合併した町の小学校に通うように
なってからの生徒だったそうです。

 

小っちゃな小学生だった頃から、私はその安住という地区の発音とその場所は
どの当たりなのかを知っていたのですが、どういう意味を持つ地区なのか、
漢字が分かって意味も分かり長年の謎のようなものが解けてスッキリできたのと、
知らない人とまるで積もる話のような雑談ができて楽しい思いをすることができ
ました。その人の気持ちも、彼の様子から、そのように思えました。




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