お茶でもどうぞ2

「お茶でもどうぞ」の後継です

歩く

2022-09-18 17:22:41 | 日記

大型の台風が来そうです。西日本ではすでに暴風雨が吹き荒れているとか。
予報では「これまでの最大云々」と言っているので、相当規模が大きなものらしい
ですね。 子供の頃は、台風という語はもちろんあったのでしょうが、自分の近辺の
大人の人達は「大嵐」と言っていたような気がします。幼児だったので、台風か
どうかは分かりませんが。

 

また強風が吹くと、大風(おおかぜ)と言っているのを聞いた記憶があります。
豪雨などは「大雨」と言っていましたが、それは今も有りですね。 今のような、
きちんと決まった気象用語は有ったのか無かったのか。それとも一般の人たちに
行き渡らなかったのか。あるいは、ラジオなどでも、使用用語がはっきりと決まって
いなかったのか。どれもハッキリわかりません。
何せ、小学校に上がる前のことですから、私には知るはずも無いです。この話題は
その頃の思い出せる数少ない記憶のうちの一つです。
 
 
  こんな具合で降る時もあります

自分が年寄りの部類になっているのですから、昔の人は已に居ないから、確かめる
わけにもいかないですね。 たぶん、いまニュースで使われている言葉は、昔は
かなり数少なかったでしょうし、無かったものも多いでしょうね。時代が変わって
行くにつれて、いろいろな物や事が出来たり、起こったりするので、語彙はかなり
増えているのでしょうね。その陰で、次第に使われていって、今ではほとんど死語に
近いくらいになってしまった語も多いでしょうね。
先ほどの「大風(おおかぜ)」もそのうちの一つかもしれません。いま、大風と
言ったら、「何それ?」と思われるかも知れません。

 
  隣の猫です。他人の家に来ると、かなり警戒心が強くなるようで
  表情が厳しいです。


「てくる」とか「てくり」と言う語を聞いたことがあるでしょうか。いま、思い
ついた語です。父の時代には使われていましたね。母が言うのは聞いたことが
ありませんでした。
「てくる」は「歩く」で、「てくり」は「歩き」です。「あそこまでは一里
あるから、てくりでは一時間だろうな。」 などと言われました。
方言かもしれません。なぜ、「てくり」なのか。「てくてく歩く」から来たので
しょうかね。 そういえば、「てくてく」などとは言わなくなりましたね。
文章では書かれるかもしれませんが。「とぼとぼ」歩くとかもありますが。
「てくてく」と「とぼとぼ」とは、うまく言えませんが違いがあるような気がします。

 
  秋ナスはおいしいです

それに、いまはハイキングとかウォーキングなど、歩くための歩きと言うので
しょうか、そういう歩きをすることがよくありますが、それ以外の、適切な
交通手段が無いからとか、しかたなしに、とか言う歩き方をあまりしないかなと
思います。それに、この二つの語は、「一人であるく」というイメージが強い
です。小さな子供や一人あるいは兄弟などと一緒に二人で歩くの場合の時も
「とぼとぼ」などと言えるでしょうか。言えてもあまり言わないですね。