英金融大手HSBCが20日発表した中国の製造業の景況感を示す6月の製造業購買担当者指数(PMI)の速報値は48・3と、景気判断の節目となる50を2カ月連続で下回った。
9カ月ぶりの低水準となり、景況感の悪化が鮮明になった。
PMIが50を下回ると、受注や生産などの縮小傾向を意味する。
市場では「指数の大きな低下で、経済の下振れリスクへの懸念が強まった」(野村国際)などの声が出ており、中国景気への先行き不安が広がっている。
HSBCのエコノミストは、習近平指導部が景気刺激策より経済改革を優先する姿勢を示していることについて「長期的な成長を促すことはできるが、短期的な効果は限定的だ」と指摘した。
(共同)
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