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展示

2009-09-26 01:31:11 | Weblog
最近見た展示をいくつか。

庭園美術館にて「stitch by stitch」
糸と布を使用して制作しているアーティストの作品を集めた展示。縫うという行為が突き刺すことであり、刺繍等で出来上がりとして見ている表の柄は一番の表層部分であって、縫われている布の裏にはその模様を成り立たせるための作業の痕跡や順序、といったものがある。普段、縫われたものを見る時にはそんなことを考えないけれど、この展示では糸と布の関係性が生み出す本来は必然的にある裏と表、表層と内部や裏側という特徴を利用することによって、他の媒体では表せない部分を伝えることが出来るのだなーと思いました。特に秋山さやかがそういう作品でした。バイト先のWGさんに遭遇。

小山登美夫ギャラリーにて「ミシマ・イズ・バック」
待ちに待ったヨナタン・メーゼ初の日本での個展。作品どうこうというよりもとにかくヨナタンがかわいいです。

写真美術館にて「北島 敬三1975-1991」
白いシャツを着て同じ人物を撮り続けるシリーズしかちゃんと見たことがなかったのですが、他の街ごとのポートレートシリーズ良かったです。特に東欧の街角の人物を捉えた大きな白黒写真が勢いと臨場感があって凄く印象に残りました。当時、冷戦下で厳しい状況にあるなかでも懸命に生きようとしていた人たちの雰囲気が全体に少し張りつめた空気を作っていて、大きな写真の前を歩いているとまるで自分も街角に紛れた様なそんな感覚さえ覚える強度のある作品でした。
こちら立教生は無料なので機会があればのぞいてみたら良いかもです。

同時開催だった「心の眼 稲越功一の写真」
白黒がメインということで北島さんと共通でしたが、北島さんが対象と向かい合ったどうどうとしたスタンスであるのに対して、稲越さんはどちらかというとこそこそ撮りという印象でした。タイトル、「心の眼」ですからね。数点あるカラー写真が幻想的で美しかった。途中からやってきたおしゃべりのうるさい外国人二人も「こりゃあグレイトだ!」みたいなことを言っていましたからどうやら国境を越えて高評価のようでした。他にもいくつか構図が印象的な写真がありました。

peter jensen

2009-09-24 00:11:13 | Weblog
今まであまり着目してなかったけど意外と気になるukブランド。うさぎとおばけの服とかは着ないけれど。
お育ち良い雰囲気にシルエットとか柄やら敢えての野暮さがポイントです。
日本ではocとルルに取り扱いがあるみたい。やっぱりデザイナーさんもキュート。

homepage

懐かしいいろいろ。

2009-09-23 01:45:25 | Weblog
どもこんです。

色々のせたい動画があるのですがyoutubeから引っぱってこれなくなっちゃったので、URLを貼付けてみます。

今日は友人のお誘いから元ピチカート・ファイブ野宮真貴さんのリサイタル「beautiful people 」をみてきました!

さかのぼれば私とピチカートの出会いは小学生の時。父が聞いていたことから好きになりそれから一人虜でした。
ランドセルにcahier de la mode を入れてわざわざ学校で読んだりしてた。ファッションや音楽の世界はなんてきらきらして素敵なんだろう!と憧れだったのです。よしファンクラブに入ろうと思った頃にちょうど解散してしまったピチカート。今日のリサイタルは野宮さんが影響を受けた女優達のオマージュをテーマにしたもので、最後には野宮さん自身に戻るという設定でピチカートの曲も聞けて良かったです。いつまでもmiss maki nomiyaでいていただきたいものです。


しかしピチカート・ファイブはアートワークに始まり全てに通じる世界観があって、ほーんとに素晴らしいと思います。ここまでコンセプトがはっきりしているアーティストはなかなかお目にかかれません。海外でマニアックなファンがいるのもうなずけます。東京カルチャーとして今も押したい存在。

pvをいくつか。

大都会交響曲
陽の当たる大通り
東京は夜の7時
tvでの紹介がありました


あと最近自分だけのタイミングではまってしまったアンドロジナス系バンド soft ballet

彼らやばいです。かっこいいのに面白すぎる。森岡さん!!!87年にデビュー。2002年に復活した時はテレビでちらっと見たことがあったのですが、確か当時も気になる存在ではあったのです。それからは解散。こういう人達がメジャーで音楽番組とか出てたっていうのが今からすると凄いなあ。ていうか最近こんなとんがってて音楽シーンに台頭してきてるアーティストいないですよね。かんじわるーくてもテレビに出れるのはミュージシャンだけ?なのに。彼らはnew waveとかの影響をもろに受けてる感じだけどもはや唯一無二の存在です。アンドロジナスはこういう時代ならではだけれど、バブリーな時代の雰囲気は結構好き、うーんおもしろい。
white shaman
no pleasure
インタビュー