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NEW LIFE

2010-04-20 23:56:35 | Weblog
新しい大学には徐々に慣れてきました。意外にも週5学校生活で、勉強いなきゃいけないことが山積み!

ムサビ生は8割がこざっぱりした格好で、あとは金髪とかガチマッシュルームカット、クリリンヘッドなどさまざまです。
ファッションチエックを楽しんでいます。

同級生のI君は特に生態観察のしがいがあります。

以前消えてたNHKの番組。川久保玲も思ったより人間なんだ。 Rei Kawakubo Comme des Gar�ons(1/5)



旅のススメ。

2010-04-02 01:08:58 | Weblog
もう一ヶ月も更新していなかったんて!驚きました。

3月は色んなところに行っていました。フランスのランスとパリ、金沢、大阪・京都。

旅をたくさんして分かったのは、実は旅は日常の視点を変えるためのものでもあるのかも知れないということでした。

新しいところに行くために、色々調べたり、ガイドブックを見たりする。実際歩いてみると、見慣れない風景はどこか自分の街と比べて異なる個性の発見があるものです。この行為は知らない土地を訪れるためにするものだけれど、本当は自分のよく知っている場所も観光目線になってみればきっともっと違うように感じられるのではないだろうかと思いました。そうすれば自然に足取りも軽く移動出来そうです。

そんなこんなで六本木、青山界隈など改めて歩き回ってみていますがやっぱり、面白いよ、東京は。そして大都会ぶりに驚かされる。



でもまだまだ知らないところが本当にたくさんあるのです。


東京だって全然開拓しきれていないのに、世界には大きな都市がまだたくさんある。



行ってみたいと思いませんか?




音楽:かっこいい音楽が配信されてる、アニエス・ベーのラジオ。HPの右上をクリック!

agnes b radio

Charlotte Gainsbourg

2010-02-18 01:54:09 | Weblog
よいよいと噂を聞いていたけれど、確かに素敵!歌うシャルロットは私にとって凄い新鮮。
「シャルロット・フォーエバー」ぶりなので、どうしてもフレンチポップの印象が強かったけど、全然クールだね。

Charlotte Gainsbourg feat. Beck - Heaven Can Wait



成山明光

2010-02-16 01:17:55 | Weblog
松井冬子を見いだしたことで有名な成山画廊のオーナー。

まず彼の経歴が謎過ぎるのですが、16歳から古書とや写真、主にマン・レイ、ピエール・モリニエ、ベルメールなどのシュールレアリスムを軸にした独自の琴線に触れた作品だけをこれまで集めてきたという。埼玉近美での澁澤龍彦展にも多く作品を貸し出していたギャラリーです。

一体、16歳にどこからそんなお金が・・・そして彼の美意識を育てた家庭とはどういったものだったのか。気になります。

そして、成山さん、写真で見る限りはだいぶインパクトのある外見です。



そんな彼が先日、「医学と芸術」展で展示されている松井冬子の絵をチェックをかねてか、やってきました。

松井冬子の絵の隣に座っていた私は閉館に近い時間だったので、調度毛布を畳んでいたのですが気付くと目の前に成山さんが・・・。

「松井の絵の横で毛布を畳むとは!」と言われそうな気がして、思わず立ち上がる私。すると目が合って軽くお辞儀をされる。反射的にお辞儀し返すも、驚いて一歩下がる。と同時に今まで嗅いだことのないものすごい香りが・・・!彼の香水のエスニックでスパイシーな強い香りがそこら中にむんむん漂っていました。

本物の成山さんは思っていたよりも人間ぽくって、背が高くてダンディーな感じのお方でした。最近、冬子ファンのN塚さんと2人でそわそわしました。

「ロスト・イン・トランスレーション」にもちょっと出演してるらしく、CNNでもパリコレについてコメントしていたという噂の彼。異界の人でした。画廊の方には未だ行ったことがないので近いうちに訪れてみようと思います。



成山画廊HP

Vampire Weekend

2010-02-07 00:15:44 | Weblog
この曲だけ気になる。

卒業式は袴でなくて着物を着ることにします。どんな髪型にしようかな~。

Vampire Weekend - Giving up the Gun





そして楽しみな展覧会。ジョン・ルーリー。



ワタリウムhp

卒業展示

2010-02-03 20:41:53 | Weblog
最近は卒業展示の季節。ムサビ、芸大、文化服装大学院のショーを見た。

卒業展示なのでそれはそれはたくさんの人が作品を出しているのだけれど、なかでもデザイン関連の展示はコンセプトがはっきりしているから大概「へ~」と思わされて面白い。ムサビは原研哉、深澤直人がゼミをもっていて、その展示はやっぱり教授の色が出ていたな~、それとも生徒が教授よりなのかも知れない。ムサビ広すぎて今だ掴めず。その分ひとつの展示空間にゆとりがあって見やすい。

芸大は昨年、内覧の日に教室で展示されていたのを見ていたので、今回の大学美術館、都美術館での展示では随分雰囲気が違っていたように思う。やっぱり作品がわっと並べられてしまうと埋もれたり殺しあったりしてしまうけれど、その中でも気になる絵がいくつかあった。自画像の制度は個性が出ていて素敵。この学校は色々な科に分かれていると改めて認識。油画の中でも壁画、修復、技法材料など。友人は工芸の染織科でファブリックを扱った作品を制作していて、3ヶ月の成果と根気に圧倒された。

BFGU FW。文化は9人の学生がショーに選出されていて、ウイーンのモーデシューレヘッツエンドルフ校の人達も交流という形で参加していた。どの服ももっとじっくり見たかったな~。1人であんなに(10体?)たくさん作れることがなにより凄い。


とにかく皆の作品を見て、当たり前だけど、作品制作する人は根気づよーい!と改めて実感。


久々のシューゲイザーサウンド。

The Pains Of Being Pure At Heart - \"Everything With You\" Super 8



最近の鑑賞2

2010-01-29 01:21:03 | Weblog
最近のヒットといえば「土偶」~the power of DOGU~でした。

今でも彼らのことを考えると心が和みます、いや崇高な気持ちになります。
小さいながらに放っている存在感がとてつもなく、自然とテンションがあがります。

土偶というのは大概4000年くらい前のもので、多産や豊かな実りのため祈りの対象として作られたもの。多くが女性の特徴を持っています。一口に土偶と言ってもみみずく土偶、遮光器土偶、しゃがむ土偶と姿形が様々でバラエティに富んでいます。
最後のお面コーナーではそのあまりに個性的豊かな造形に戸惑い、近づくのをためらう程でした笑。

顔や人形の存在について考えさせられた。だって模様の中に顔が彫ってあるだけで人ははっとしてそこに存在を感じるんです。縄文時代からこのフォルムを作り上げた感覚はいったいどのようなところからくるものなのか。。一見キュートだけれど多いにミステリアスでした。土偶は見れば見る程素敵でハッピーターン型、人形焼き型のものを発見したり、これに皆祈っていたのかと思うとまた滑稽で、展示数は多くありませんがなかなか飽きません。土偶のヴィーナスは本当に360度どこから見ても美しかった。そして、どこかで見たことのあるようなキャラクターを思い出すものが多く、もしやデザインソースはここにあるのではと思ったり、とにかく頭が忙しかったです。

父の実家にイノシシ型土偶が1体あるらしい。今度連れて来なくては。昔、仙台では畑を掘ると土器の破片とか結構出てきたそうです。


そして、もうひとつのヒットは国立近代美術館で開催中の「ウィリアム・ケントリッジ」でした。
長年温められた企画の実現ということで全然予備知識もなく行ったのですが、木炭を使って描いたドローイングのアニメーションが素晴らしく、感動。2006年に森美術館でやっていた「アフリカン・リミックス」にも出品していた作家さんで南アフリカ出身のおじさんです。映像作品がほとんどなのでじっくり鑑賞するには時間がかかりますが、最初のブースの作品がどれも素敵でした。映像作品が多い展示は大概音がまじりがちな点が問題視されるけれど、これは1人ずつイヤホンをつけてスクリーンの前でチャンネルを合わすという風になっていて良いアイデアだなと思いました。だから会場自体は無音になっている。

作品はアパルトヘイトや南北戦争など政治的な隠喩やメッセージが込められているものが多いが、人によってそれをどのように見るか一義的に示されてはいなくて、様々な解釈が出来るもの。ケントリッジ自身も「そういう風に感じたのならば、それは始めからそこにあったんだ」というように作品を説明しているらしい。夢のようにイメージが連鎖していく映像は見ていてなんだか懐かしいような切ないような少し悲しい気持ちになる。自分の中に眠っている悪夢を見せられたようで、どこかをえぐられているような感覚に近いかも知れない。特に「潮見表」という作品が音楽と相まって、秀逸だった。これを見た人はどう思うのだろう、感想を聞きたいところです。


その後は少し作品の雰囲気が変わってゆくのだけど、ケントリッジの多才ぶりを伺うことが出来た。そして日本での初個展をおめでたく思いました。




最近、太宰治を読み始めました。彼は女よりも女の気持ちを上手く表現するので驚かされる。

Jonathan Meese

2010-01-24 13:32:50 | Weblog
Jonathan Meese




あいち芸術祭にジェラティンとローザスがでるー楽しみだ。




最近の鑑賞1

2010-01-22 11:22:22 | Weblog
「No Man's Land」展に行ってきた。
もうすぐ取り壊されてしまう広尾にあるフランス大使館の建物全体を日仏70人くらいのアーティストに任せて作品を展示していて、なかなか楽しいことになっている。写真を撮ってもokだったからカメラを持っていくと良いかも。

フランス大使館は構成的に小さな102号室とかいう部屋がたくさんあって、1アーティストが1部屋づつ担当している。それが3階分と地下と別館と通路のようなところにも作品が埋め尽くされていて、とにかく文化祭みたいな雰囲気!休日ということもあって老若男女で凄い盛況だった。

作品を監視する人とかがいないので結構触り放題だし、土足厳禁って部屋に皆土足で上がり込んでいるようで床がどろどろで実質誰も入ってない部屋とかあってかなりフリーダムな感じ。でもフランス人の職員の人が一応案内してくれています。

日本では有名どころだと鬼頭健吾、松井えり菜、みかんぐみ、岡田裕子、菅木志雄、hiromix、SANNAやらが出品している。普段彼らの作品をギャラリーで見るのとはまた雰囲気が全然違う。フランス人のは知らない人ばかりだったけれど、どれも楽しめた。外国人アーティストで日本で制作している人達も何人かいた。

1階はホラーっぽい作品やら、ファンシーなのとクリーンなのとジャンクなのが混在していて、きょろきょろしてしまうけど、その翻弄される感じが楽しかった。みかんぐみのは大使館で使っていたオフィス家具をリフォームしてくれるらしく、それを購入するというもので、なかなかリサイクルだと思った。でもどういう柄になるかは分からないようだった。

トイレの中も庭も木も壁も作品に使われているから、作品とそうじゃないのとの境界線がはっきりしていなくって「あれ、これは意図的?」となる感じも新しく、扉を開けてみたら中は掃除用具入れだったり、郵便物入れにも手を突っ込んでみたりして勝手に色んな遊び方が出来る。もう壊されるから好きなだけやってみよーって感じの展示が心地よい。

名前は分からなくなってしまったのだけれど、羽を使って2階屋上でインスタレーションしてた人の作品が夜になってから見ると、とても幻想的で見ていて飽きなかったです。

ボルタンスキーは昔の映像作品を出してたけど、思ったよりホラー的な要素が強くておどろおどろしかった。

そういえば全体的にワークインプログレス的な展示だったはずだから、会期始まってすぐはあんまり作品が出来ていなかった話を聞いたことがあった。ということは今はちょうど熟した頃になっているように思います。どれくらいの出品者が自分で展示したのかちょっと気になる。

とにかく予想以上の見応えで全部見てたら3時間くらいはかかるのではないでしょうか。ありがたいことに入場料は無料だけれど、100円で売ってるパンフレットを買うのがお勧め!じゃないと地図とか作品目録的なものがなかったから。






久しぶりに部屋で大音量の音楽をかけてみた、Passion Pitは今聴いてて一番楽しい人達。



小さな恋のメロディ

2010-01-22 01:37:45 | Weblog
なんとなく借りてみたのだけれど、とっても素敵な映画だった!
結構展開があって、なによりたくさん出てくる子供達のかわいさとキャラが素晴らしく、お洋服もキュート。
女の子の制服にA.P.C.っぽさを感じるし、タイトルはブランキーの曲名にもなってるから浅井健一的な意味でも楽しめる。
音楽は全部ビー・ジーズ。

それにしても子供達のスタイルがとても良すぎて、及ばなさを感じざるを得ない。
小さい時にあった皆で大人を困らせてみたいような冒険感とそれを叶えちゃう純粋な気持ちが切なくってたまりません。


Melody Trailer