今日は森美術館で明日から始まる「チャロー!インディア」展(行こうよ!インドへの意)の内覧会でした。
ゲストタイムには各回の著名人が集まり、一方的に顔を知っている人ばかりでミーハーの私としてはテンションあがりました。
元首相や美術館館長、名物キュレーター、NHKのアナウンサー、山本寛斎にコシノジュンコ、常連のダバディやモレシャン等・・確実に監視員が一番の平民。
お世話になってる先生にも対面。
飛び交う言葉は英語とフランス語・・・そしてヴィヴィアン佐藤は良い人。意外にインド人は出品アーティストくらいでした。
いわゆるインドの伝統的な絵を使った作品もあるけれど
今回面白いのが監視員用の椅子がN S ハーシャというアーティストの作品になっていて全部にタイトルがついています。
どこかストーリー性を感じる椅子。座っているとタイトルと横の小道具のおかけでまるで舞台のセットの様な感覚です。
プレスの人に座っているところを写真をとられてちょっと恥ずかしかった。
トゥクラール&タグラ という二人組の作った部屋があるのですがこれがなかなかいけてました。
なにより二人の外見が面白くて、インド人がぴちぴちのセットアップスーツにおしゃれ黒ぶち眼鏡をかけているのが凄く新鮮で笑っちゃいました。略してT&Tらしい。
内覧会中に男性から女性になるというパフォーマンスを行った ニキル・チョプラ
パンツ一丁になって ギャラリー内でゆっくり身繕い(ひげを剃ったり)それからとても素敵なオートクチュールの様なウエディングドレスを着てものすごーくゆっくり ゆっくり美術館の中を一周。目線さえほとんどぶらさない硬直した動きは荘厳でさえあった。
この様子を作品として放映するようです。
インド人の名前を覚えられません。そして私は現在のインドのことを全然知らないということも分かりました。
是非是非見にいらして下さい~
・ジャン フィリップ トゥーサン 講演会
少人数ながらもとても凝縮された時間でした。話の中で、一番印象的だったのが文章を書くときに一番大切にしているのは「距離」だということについて。例えば東京の話を書く時にいかにも東京という光景を前にしながら書く事はむしろ怠慢に値すると。距離と時間をおいて自分の記憶を頭の中で再構成しながら、目に見えるものでなく、対象を想像して書くということ。そのほうがよりいっそうリアリティが増すんだそうです。創造は見えないものを作り上げること。彼は小説だけでなく映画も撮っていて、テキストとイメージは網の目のように往復を繰り返す。同じものを違った表現で何度も繰り返す傾向があるようだと言っていました。そして一番描きたいことは「光」だということ。
彼の小説は特別大きな展開がない分、一文一文に味わいがあるタイプ?かな?
・友人の出演している演劇を見に行きました。新転位21という佐野史郎さんがやっている劇団です。
秋田連続殺人事件を題材にしたもので、詳しく知らなかった私はそうだったんだ~という感じでした。
一番気になったのは出演していた現代美術の作家でもある飴屋 法水さん。生は初めてでしたがなんともかわいらしいおじさんだった。でもどこか紙一重的なところもある。しかし、彼が今までやってきた活動を見てみるとだいぶへんなおじさん。小屋の中に閉じこもるパフォーマンスをしたり、珍獣ペットショップを経営したり。でもかわいいパートナーさんとのあいだに子供がいるようです。唐十郎とも関連がある劇団のようでそんなお客さんもちらほら。友人が不思議カップル(男性はハットに外套、旅行鞄)が醤油を飲んでいたのを目撃したようです。意味不明でした。
ゲストタイムには各回の著名人が集まり、一方的に顔を知っている人ばかりでミーハーの私としてはテンションあがりました。
元首相や美術館館長、名物キュレーター、NHKのアナウンサー、山本寛斎にコシノジュンコ、常連のダバディやモレシャン等・・確実に監視員が一番の平民。
お世話になってる先生にも対面。
飛び交う言葉は英語とフランス語・・・そしてヴィヴィアン佐藤は良い人。意外にインド人は出品アーティストくらいでした。
いわゆるインドの伝統的な絵を使った作品もあるけれど
今回面白いのが監視員用の椅子がN S ハーシャというアーティストの作品になっていて全部にタイトルがついています。
どこかストーリー性を感じる椅子。座っているとタイトルと横の小道具のおかけでまるで舞台のセットの様な感覚です。
プレスの人に座っているところを写真をとられてちょっと恥ずかしかった。
トゥクラール&タグラ という二人組の作った部屋があるのですがこれがなかなかいけてました。
なにより二人の外見が面白くて、インド人がぴちぴちのセットアップスーツにおしゃれ黒ぶち眼鏡をかけているのが凄く新鮮で笑っちゃいました。略してT&Tらしい。
内覧会中に男性から女性になるというパフォーマンスを行った ニキル・チョプラ
パンツ一丁になって ギャラリー内でゆっくり身繕い(ひげを剃ったり)それからとても素敵なオートクチュールの様なウエディングドレスを着てものすごーくゆっくり ゆっくり美術館の中を一周。目線さえほとんどぶらさない硬直した動きは荘厳でさえあった。
この様子を作品として放映するようです。
インド人の名前を覚えられません。そして私は現在のインドのことを全然知らないということも分かりました。
是非是非見にいらして下さい~
・ジャン フィリップ トゥーサン 講演会
少人数ながらもとても凝縮された時間でした。話の中で、一番印象的だったのが文章を書くときに一番大切にしているのは「距離」だということについて。例えば東京の話を書く時にいかにも東京という光景を前にしながら書く事はむしろ怠慢に値すると。距離と時間をおいて自分の記憶を頭の中で再構成しながら、目に見えるものでなく、対象を想像して書くということ。そのほうがよりいっそうリアリティが増すんだそうです。創造は見えないものを作り上げること。彼は小説だけでなく映画も撮っていて、テキストとイメージは網の目のように往復を繰り返す。同じものを違った表現で何度も繰り返す傾向があるようだと言っていました。そして一番描きたいことは「光」だということ。
彼の小説は特別大きな展開がない分、一文一文に味わいがあるタイプ?かな?
・友人の出演している演劇を見に行きました。新転位21という佐野史郎さんがやっている劇団です。
秋田連続殺人事件を題材にしたもので、詳しく知らなかった私はそうだったんだ~という感じでした。
一番気になったのは出演していた現代美術の作家でもある飴屋 法水さん。生は初めてでしたがなんともかわいらしいおじさんだった。でもどこか紙一重的なところもある。しかし、彼が今までやってきた活動を見てみるとだいぶへんなおじさん。小屋の中に閉じこもるパフォーマンスをしたり、珍獣ペットショップを経営したり。でもかわいいパートナーさんとのあいだに子供がいるようです。唐十郎とも関連がある劇団のようでそんなお客さんもちらほら。友人が不思議カップル(男性はハットに外套、旅行鞄)が醤油を飲んでいたのを目撃したようです。意味不明でした。