個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

今度こそ続けられそう

2019-03-07 08:49:59 | 教室から
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

公立高校受験に向けて最後の追い込みで、みんな必死で勉強しています。彼らに教え残したことがないよう、私も全力投球です。

ところで、1月末に少し体調が悪くなりました。体調が悪いと言っても高い熱が出たり、どこかに痛みが出てくるような大きなものではなく、なんとなく体がだるいというか、ときどき頭がボーっとするというか。普段ならそれほど気にしない程度のものでしたが、受験前ということもあり、体調を万全にしたかったので病院に行くことにしました。

病院の先生も初めは「仕事が忙しい時期やし、疲れてんのとちゃうか?」という感じでしたが、血圧をはかった途端に、「そりゃあ、しんどくなるわ。早く薬飲みなさい」と言われました。正常値をはるかに超えていたらしく、しんどくなる原因がわかって安心はしましたが、万が一のことはあってはいけないので「早く正常値に戻さないと」と少し焦りました。薬を飲むことに抵抗はありましたが、高校時代からの友人にその話をすると、「俺も何年も前から飲んでるで。松下も飲んだ方がいいよ。ただ、薬を飲むだけじゃなく絶対に運動するべきやで。俺はずっとウォーキング続けてるで。俺みたいな運動嫌いでも続けられるんやから大丈夫やって」

「あっ、それとな。絶対にウォーキングのためのウェアやシューズは買った方がええで。形から入るのが松下にはあっとる」(笑)

彼の助言を聞き、すぐにスポーツショップに行き、全部買い揃えて、もちろん病院で薬をもらいました。薬を長期間飲むのは嫌ですし、いろいろ調べると高血圧にもいろいろ原因があるようですので、運動と食事、そして睡眠といった生活習慣を見直してみました。まずウォーキングを開始しました。

これまでも何度かウォーキングをしていた時期もありましたが、意志の弱い私はいつも途中で「仕事忙しいし、時間がないからしばらくは休もうか」と言い訳をしてはやめていました。しかもそのときのウォーキングは、もはやウォーキングと呼べるようなものではなく、どちらかというと「散歩」でした。ですので、何の効果も実感できず、だからこそよけいに続けようという気にならなかったのです。

今回は友人の助言通りに、ウォーキングする時間を決め、「余った時間でするのではなく、ウォーキングする時間を作る」ようにしました。4時間や5時間なら作れないかもしれませんが、たった30分~40分なんて、その気になればいくらでも作れます。「忙しいから。疲れているから」という言い訳は絶対にしない!そんな気持ちで始めました。

さらに、この話を久しぶりに会った卒業生にすると、歩数や距離だけでなく消費したカロリーなども計測できて、スマホで管理できる活動量計とヘルスメーターをプレゼントしてくれました。毎日計測することでモチベーションを維持でき、変化が実感できて楽しいですし、なによりプレゼントしてくれた卒業生の気持ちに応えるためにも、さすがに今回は中途半端な止め方はできません。またウォーキング以外にも、食事も見直し、栄養のバランスをしっかりと考え、そして質の高い睡眠をとれるように工夫もしました。

成果はすぐに表れました。最初の2週間ほどで、これまで悩まされていた腰痛や肩こりなどの痛みが軽減し、階段を上っても息切れしなくなりました(今までがひどすぎたんでしょうね(笑))。薬の効果もあったのでしょうが、血圧もどんどん下がり正常値に近づき、ウォーキングを始めてまだ1カ月余りですが、薬を飲まない日もあります。ときどき襲われていた、頭がボーっとする症状もなくなり、頭がすっきりし、自分の体とは思えないほど調子がよくなりました。当然仕事をする上でもプラスしかありません。

大切なのは、ただ歩くだけではなく、「自分に合ったペースで、しかも効果のあるウォーキングをすること」そして「絶対にやり遂げるんだ!」という強い意志を持つことなんだと改めて気づかされました。

それまでの散歩のような適当な運動では効果がなかったでしょうし、だからといって自分の限界を超えるような激しい運動をしていたら続かなかったでしょう。

勉強も同じです。自分の学力にあった勉強をしないと効果が表れませんので楽しくありません。ダラダラと続けていてもストレスが溜まるだけなんです。だから、みんなが同じ問題集をすることって本当におかしいと思いますし、こんな効率の悪い勉強はないんです。しかも効率が悪いだけでなく、効果が出ないから勉強が楽しくなく、どんどん嫌いになっていきます。学校では一律にしないと難しいのはわかりますが、もう少し柔軟なやり方を強く求めます。それぞれの学力に合った課題を選べるようにしなければ、それは教育とは呼べないのではないでしょうか。

また、勉強というのは、いくら良い問題集・参考書があっても、「頑張ろう!」という気持ちがなければ私のこれまでのウォーキングと同じく、長続きしません。「やらされている」という義務感でいっぱいのままでは、効果は表れにくいです。なかなか子どもたちに「勉強頑張ろう!」という気持ちを持ってもらうことは難しいことなんですが、それでもそれが塾や学校、そして家庭の仕事なのではないでしょうか。ただ単に「勉強しろ!勉強しろ!」とだけ言ったり、「勉強しないと将来〇〇になってしまうぞ!」と脅すように言ったりするだけでは本当の子どもたちのやる気は出てきません。時間はかかっても、子どもたちの気持ちを聞いてあげたり、いつも勉強の話ばかりするのではなく、それ以外の話もたくさんしてあげて、その中で子どもたちが自分自身で何かに気づくこともあるかもしれません。いつ気づくかはわかりませんが、そのときがスタートでいいのではないでしょうか。「頑張ろう」という気持ちでスタートすれば、何の心配もなく、必ず効果は表れますから。

さあ、今日も今からウォーキング頑張ってきます!

ONE-SのHP

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