45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

白いジャケット(オフホワイト含む)の着こなし その4

2013-06-02 06:57:03 | 白・オフホワイトジャケットの着こなし
 クールビズが始まった2005年より前までは、カジュアルジャケットでもネクタイをする着こなしが結構あたりまえでした。その後も、上着をノータイで着るという習慣になじむまではジャケットの着こなしといえば、ニットタイなどカジュアルタイをするという意識がありました。
過去8年ほどで、ジャケットはタイをしないで着こなすものだという風潮がひろがりました。実際に米国西海岸のビジネスシーンではネクタイなどしているのはごく一部の業界の人だけだということもわかってきました。
白ジャケットにブルーやグレーのシャツを着てネイビーのパンツをあわせると、ネクタイがあったらきちんとまとまるのに、と思わざるを得ません。それというのも、白もネイビーもましてや黒ときたらフォーマルカラーの代表選手だからです。「ネクタイ忘れたの?」みたいな印象にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。
前回までは、白ジャケットにベージュやグレーのパンツをあわせる着こなしでしたが、今回はダークネイビーや黒を合わせます。

① 白ジャケ+ネイビーでもラフにみせる着こなし

まず、パンツは紺の綿パンではなく、リジッドデニム。これはノータイで白ジャケットを着るときの必須条件といってもいいでしょう。次に、シャツを襟付きでなくTシャツにする。次に裾をパンツの外に出して着る。

② ブルーのポロシャツにデニムパンツなら

もっとビジネスっぽいというか、研究員の作業着っぽい感じですけど、
前回のデニムシャツとは全くちがう雰囲気ですね。デニムシャツとまではいかずとも、ブルーのシャンブレーシャツにしたら少しはカジュアルっぽさが増すでしょう。

③ パンツが黒でシャツがグレー
これがなかなかシックな印象の着こなしになっています。

シャツはシャンブレー素材で、グレーのムラがきちっとした着こなしの中でリラックス感を醸し出しています。よくファッション誌でいうところの「抜け感」つまり適度な脱力感につながります。

それにしても図版が古いですよね。なんという上着丈の長さでしょう。
お医者様の白衣のようです。

④ ということで、最後はタイドアップの着こなし。
ふつうはシャツが白ですが、白ジャケですからシャツは柄物。ここでは淡いネイビーのストライプ。タイは夏用の麻のグレーのソリッドタイ。
パンツは、ミディアムグレーのサマーウール。


クールビズで来客対応に備え会社のロッカーなどにタイを用意している人は少なくないようですが、サマージャケットに合わせるのなら麻の無地のタイというのはいかにも涼しそうでクールビズの接客向きです。ジャケットが麻混だったりするとさわやかな雰囲気です。


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