45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

秋冬のチャコールグレーの着こなし 続き

2014-01-09 07:36:05 | チャコールグレージャケットの着こなし
チャコールグレーと焦げ茶の混じったニットジャケット。パンツに色落ちデニムをあわせるのは、焦げ茶の革ジャンの時と同じです。厚手のカットソーの上に重ねたチェックのネルシャツを覗かせます。今の時期ならこのうえに、薄手のマウンテンパーカでも羽織れば今の季節でも寒くないです。コートを脱いで、ニットジャケットでカフェでくつろぐのが様になる格好。



グレーという色は、何でも合うことから、グレー以外の色を多数重ねがちです。その結果野暮ったい雰囲気になったりします。
モノトーン以外の色を一色に絞るのがお洒落に着こなす近道。
まずは、デニムシャツのブルーを一色添えるだけで十分大人っぽい着こなしになります。



そうはいっても、多色使いにチャレンジしていつものジャケットの雰囲気を変えたいというのなら、まず白・黒・グレーの無彩色の組み合わせに色を一色(たとえばイエロー系のシャツ)を挿し色として加える。それだけでも奥行きのある着こなしになると思います。
そこからさらに、チャコールグレーにすこしだけカーキの色が加わったジャケット、白の代わりにオフホワイトのパンツ、黒の代わりにこげ茶という具合に替えて見る。無彩色からあまり離れない範囲で色を少し取り込むと、うまくいくことが多いです。



冬は、重ね着が不自然に見えない季節。積極的に重ね着にチャレンジしてみてください。ただし四十過ぎたオジサンが無手勝流でやるのではなく、あくまで「良いお手本=国内外のスタイリストのコーデ」をまんま真似ることから始めたら、理屈らしきものがわかってきます。
カクテルには、マティーニだとかギムレットだとか名前がついていて、レシピ=組み合わせを覚えなくても、好みのカクテルを記憶することができますが、服のコーデは幾通りも組み合わせがあっても名前がついていないから記憶にとどめにくいという一面があります。
どなたか、ワインやカクテルの名になぞらえてコーディネイトに名をつけてくれる人がいたら、オジサンももっと楽にお洒落を楽しめるのにと思ったりします。
メンズショップでも
「そうだね、このパンツにあわせて『ダイキリ』のコーディネイトでまとめたいんだが」
「それなら、このグレーのコードレーンなどいかがでしょう。」
みたいに、話が早い。


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