45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

キャメル・マスタードのジャケットの着こなし

2013-12-16 00:03:10 | キャメル・マスタードの着こなし
ニットジャケットやワークジャケットは気軽に羽織れる一枚として大変便利なものです。ことに歳末の休日などあわただしいなかで何も考えずに着てもさまになる点もいいところ。
個性的な色あいの一枚でも、無彩色(白 グレー 黒)とならどんな色でも合います。キャメルやマスタードといった個性の強い色でもすっきりまとまります。インナーが白でパンツが黒でもいいのですが、コートを重ねることを考えると白パンツが着こなしやすいでしょう。インナーはニットジャケットにはスエット、ウールやコットンジャケットならウールニット。
パンツを黒にするなら12-14のコーデを参照ください。キャメル・マスタードの系列はカーキ、ダークネイビー、色落ちした明るいブルーデニムにあうのはこれまで見てきた通りです。
合わないのは近い色同士のコーデ。茶系というくくりでまとめようとすると、ポイントの無いぼんやりしたコーデになりそうです。それは、茶色という色は、赤茶から黄土色 オリーブグリーンあたりまで含んでいてすべての色相にグレーを多く取り込んだものの総称だからです。実はカーキという色も同様にグリーンからオレンジにかけての褐色の総称です。暗いカーキは焦げ茶に近いです。
そこで、黄褐色、橙褐色、赤褐色同士をあわせても、赤、橙、黄が調和しないのと同様にちぐはぐなうえにひどく地味な配色になりがちなのでしょう。原色との合わせも同様に野暮ったくなりがち。色味のある褐色系をあわせるなら色相の離れた緑褐色のカーキやネイビーあたりに限られてきます。
ですからお手持ちの「茶系」の服は「主役」として黒・白の脇役とデニムやカーキを従える着こなしをしたほうがいいみたいです。
ともかく、忙しい年末の休日は、パターンを決めた着こなしでいきましょう。
キャメルやマスタードには白・黒コーデで。

マスタード ワークジャケット   DOMON (JUN)
黒のクルーネックセーター     CPカンパニー
白の綿パン            ユナイテッドアローズ



下の写真のジャケット
右から ブレザーJUNMEN  圧縮ニットジャケットROGAN 
ニットジャケット ポールスミス


カーキのアウターにキャメルのジャケットを合わせる着こなし

2013-12-14 10:33:27 | キャメル・マスタードの着こなし
カーキのミリタリージャケット。カジュアルなコートとして着こなすのに何のルールもありませんが、カラーコーデから考えると、キャメル・濃紺・ライトグレーという「カーキにあう色」ばかりを集めたこの着こなしはオススメで。
キャメルなどの茶系のカジュアルジャケットは着こなしが難しい代表選手なのですがこういう具合にカーキに合わせると、派手な感じが消えて素直に脇役に納まってくれます。
寒い冬の休日の普段着に、もっとキャメルジャケットを活用する手立てとして。

ミリタリー・レインジャケット   中田商店
キャメルジャケット        JUNMEN
グレーのクルーネックセーター   JUNMEN
白のレタードT           JUNMEN
リジッド・スキニ―デニム     ユニクロ


マスタードのジャケットのおしゃれな着こなし

2013-12-13 00:20:45 | キャメル・マスタードの着こなし
マスタード。洋からし色。色に惹かれて買ったジャケットも、いざあわせるとなると白と黒とグレーくらいしか思い浮かばない。案外「人見知り」な色であったりします。マスタードが黄色の仲間であることから、黄色の補色であるブルーと組合せます。マスタードのブルゾンやワークジャケットを着るなら、まずパンツは白。Gジャンのブルーを覗かせインナーをチャコールグレーで締めます。
キャメルもマスタードと同様に、白・黒・グレーが着こなしの中心。逆に白黒グレーのアイテムを組み合わせておけば問題ないだけに「楽な色」とも考えられます。マスタードが、ブルー、インディゴの濃紺あたりと合うのに対し、オレンジ味を帯びた「キャメル」は白黒グレー以外ではカーキがあいます。これは補色の関係から容易に想像がつきます。
さて、シャツでも11-23で見てきたようにマスタードはグレー、ネイビーの挿し色として使うと元気なイメージが出せる色です。自分がアウターとして大きく目立つケースでは他のアイテムはみな出しゃばらない色にすることが肝要です。
画家のアトリエ着のような雰囲気のこのジャケットにワークテイストのGジャンはよく合います。インナーのニットは厚手のしっかりしたものでも大丈夫。ともかく白パンの清潔感がややもするとくすんだ印象になりがちがワークウエアを輝かせます。

このスタイルはどういう状況で使えるか。まずは、ワンマイルウエア・普段着としていろいろお試しください。グレーのマフラーを巻いたりインナーのニットを黒くしてみたり。上着を脱いでも、色あい的に綺麗な着こなしだと思います。

ワークジャケット  DOMON (JUN)
Gジャン       Papas
タートルネックセーター H&M
白いコットンパンツ   ユナイテッドアローズ


キャメルジャケットに濃いめのデニムをあわせる着こなし

2013-10-12 05:06:42 | キャメル・マスタードの着こなし
キャメルジャケットに濃いめのデニムをあわせる着こなしです。前回はカーキのTシャツでしたが、今回はウールベスト。チャコールグレーのツィード素材か図版のように茶系のチェックというのも面白いでしょう。ここで重要なのはシャツ。ボタンダウンシャツを持ってくると着こんだ雰囲気が出すぎる感じです。ここはあっさりVネックのTシャツをあわせます。下着のシャツが覗いている感じにならないためにも素材はしっかりしたものを選びます。デニムは少し色落ちの入った暗めのものを。
キャメルジャケットの着こなしはまず、パンツに何を持ってくるかできまります。
ブラックパンツなら、インナーは白。白パンならインナーは黒。明るいデニムならインナーはカーキ。暗めのデニムならウールのベスト。この辺の基本形を覚えておけば、悩まず気軽に着こなせると思います。
キャメルジャケットは、フラノやメルトンなどブレザー素材が多いですが、キャメルのレザージャケットでも応用が効きます。
キャメルは、お洒落な色ですが、ドレスダウンの着こなしで、ブルゾン感覚で着こなせます。休日の外出着としてショッピングから気軽な外食まで応用が効きます。

ジャケット  JUNMEN
シャツ    ユナイテッドアローズグリーンレーベル
ジレ     同上
パンツ    DIESEL


キャメルジャケットをブルーデニムにあわせる

2013-10-11 06:43:15 | キャメル・マスタードの着こなし
秋冬のジャケットで、ネイビー、グレーに次いで多いのが茶系。なかでもキャメルはお洒落に着こなせれば、秋らしい装いになります。白や黒とのコーデは合わせやすいものの、カジュアルさにかけるきらいがあります。休日にきがるに羽織るコーデとして、デニムとTシャツの組合せはいかがでしょう。白Tでなくあえてカーキ色をもってくることで秋らしくかつ軽快な着こなしになるように思えます。
キャメルはブレザーに使われる色ということでジャケットもメタルボタンがついていたりしますが、タイドアップする着こなしはあまりみかけません。白いパンツに黒いシャツ。あるいは白いシャツに黒いベストなどモノトーンのアイテムとあわせるとまとまりますが、ちょっとイタリア男みたいな気障な雰囲気になりがちです。
キャメル自体が個性の強い色なので、ブルーデニムと合わせる場合インナーは同系色のカーキでまとめます。キャメルジャケットを普段着として気軽に着こなすためのコーデです。

デニムはやや明るめの色落ちデニムを選び明度と色相のバランスを考慮します。
ジャケット JUNMEN
Tシャツ  ユニクロ
デニム   DIESEL


キャメルジャケットの多色コーディネイト

2013-09-11 05:56:02 | キャメル・マスタードの着こなし
少し涼しい日が続くので、秋の装いを先取り。キャメルのジャケットです。キャメルなど持ってないという方でも、茶系の服なら応用のきくコーデですからお試しください。
茶系の服にブルーデニムが合うのは焦げ茶のチェックシャツのコーデでもご紹介いたしました。その時のインナーは白のボタンダウンシャツでした。これはトリコロール配色の変形ということで、今回もインナーは白シャツ。
ただし、無地なのでグリーン系のベストを添えています。3色以上の着こなしはタブーとされるなかで、茶系のジャケットだけは例外のようです。
茶系のジャケットというと主に、白や黒などモノトーンとの組み合わせをよく見かけます。確かに茶のくすんだ色味を生かすコーデでしょうが、多色使いの冒険にもチャレンジしてみてください。
涼しくなったら秋らしい茶系のジャケットを着て、街歩きを楽しみたいですね。

ジャケット JUNMEN
ベスト   JUNMEN
シャツ   JUNRED
パンツ   DEASEL