45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ネイビー・黒ジャケットの着こなしのまとめ(秋冬)

2013-12-27 10:18:13 | まとめ
ネイビー・黒ジャケットの着こなしのまとめです。
黒は、グレー系のグラデーションの着こなしに余計な色を指さずに、シンプルに着た方がお洒落。薄手のレザーブルゾンなどをコートの下にジャケット風に着るきこなしなどみかけますが、そんなときはコートの色味をいかしブルゾン以下は無彩色というほうがまとまりやすいでしょう。グラフィックTシャツをあわせるコーデは春夏でもありましたが、パンツがミディアムグレーというのが秋冬。ロングTは厚手のもの。スエットなども。
黒と白のギンガムチェックのシャツをお持ちなら、ぜひこんなシンプルな着こなしを。チャコールグレーのパンツは、ウールでもいいしリジッドデニムでも可。ジャケットは黒のコーデュロイとかリジッドデニム。
外出はこの上にダウンジャケットを羽織る。ベージュでもカーキでもオレンジでも黄緑でもどんな色を持ってきても大丈夫。
ネイビージャケットに暗めのブルーのクルーネックニットを合わせる。インナーに着た白いボタンダウンシャツの襟と裾の白を効かせます。パンツはやや明るめにミディアムグレーのウールパンツ。
右端は左端のバリエーション。インナーに白のブロードクロスのシャツを着てチャコールグレーのシェトランドウールのクルーネック。パンツはジャージー素材のウール。お気に入りのレザーブルゾンを休日に羽織るにはこんなコーデで。


ネイビージャケット + オフホワイトパンツの着こなし

2013-12-26 00:31:33 | まとめ
ネイビージャケットの着こなし続き
ベージュ濃いめのパンツに続き、オフホワイト、白パンの場合、チャコールグレー地にドット柄のシャツ、またはニット。首にサーモン系のスカーフを巻く。
左から二つ目、デニムシャツにブルーのニット、ネイビージャケット。ジャケットはテーラードカラーでもコーデュロイなどカジュアルな感じが似合いそう。ダウンジャケットでも可。上半身にブルーのグラデーションコーデにしたらパンツはオフホワイトか白パン。
右から二つ目、インナーにライトグレーのタールネックセーター。その上にGジャンを重ね、ジャケットを羽織る。デニムのブルー、ライトグレー、オフホワイトのチノ(またはコーデュロイ)。ネイビーに合う色は全部そろった感がありますがダメ押しにチャコールグレーのマフラーを。ニットの裾出しでライトグレーを効かせます。
右端は、ミディアムグレーのツィードジャケットの着こなしですが、隣のコーデとパンツ、インナー、までは同じ。Gジャンの代わりに革のライダー素ジャケット。アウターはコートのイメージですがアームホールの大きいジャケットなら重ね着も。ちょうど革のジレを着たようなイメージになります。色は単純なグラデーションですが、素材がツィード、革、ハイゲージのニット、コーデュロイと多彩な着こなし。イラストを参考に、お手持ちのアイテムでぜひおためしください。


秋冬のネイビージャケットの着こなしのまとめ

2013-12-25 07:07:11 | まとめ
秋冬のネイビージャケットの着こなしのまとめです。合わせるパンツごとに幾度かに分けてご説明いたします。最初は「濃いめのベージュの綿パン」。
春夏ならライトベージュかオフホワイト(生成り)のパンツが中心ですが、秋冬は少し彩度の濃いこの色を穿く機会が多いようです。なぜかと言うと春夏は白っぽかったインナーが、セーターやネルシャツだの色味の強いアイテムに替わるから。
左端は、最もシンプルでお洒落感もある着こなし。インナーはミディアムグレーのニットやスェットかパーカー、あるいは色落ちの少ないデニムシャツやGジャンでも同じ雰囲気になります。ミディアムグレーの落ち着いた雰囲気がオジサンによく似合うコーデだと思います。
左から二つ目は、手持ちのニットがライトグレー寄りで、あわせてもしっくりこない場合、ネイビーと濃いベージュのチェックのシャツをあわせます。白を入れないであくまでジャケットの紺・パンツのベージュとグレーだけでまとめているところが40代以降の着こなしです。チェックを無関係な色にすると若者のアメカジ風になるか老人の散歩着になるかどちらか。色をしっかり合わせることです。
右から二番目は、白いスエットにライトグレーのパーカー。これは、白いTシャツにVネックのニットでもOK,洗いざらしのスエットにカシミアのパーカー、それにネイビージャケットを羽織る。こんな格好のオジサンがマンションのエレベーターから降りてきたら、「いつもお洒落ですね」と声をかけたくなります。
右端。シャツのチェックに白が入るのなら、パンツは少しだけ明るめにしてインナーに白いカットソー(着丈は長めのもの)を着て、裾と首回りに白を効かせる。冬場なら薄手のモックタートルにネルシャツというのもいいでしょう。


チャコールグレージャケットのコーデのまとめ

2013-12-24 10:09:56 | まとめ
私はカラーコーデのパターンには3通りあるのだと思っています。
①反対色(補色)を彩度を落として合わせる。(例 ネイビーとライトベージュ)
②モノクロームと合わせる  (例 カーキとグレー、 キャメルと白)
③同じカラーの濃淡   状況によっては挿し色を使うことも
しかし、グレーの場合この①~②は使えませんし③の場合彩度差がないことからぼけたイメージになりがちです。
チャコールグレーのジャケット。フラノやツィードの他ダウンジャケットやニットジャケットにも使われる色です。
暗い色のパンツを合わせると平淡な組み合わせになってしまうので、濃いめのベージュやキャメル、デニムならブルーの色味の強いデニム、淡色デニムならシャツにブルーの柄物をを取り込んだ着こなしがいいでしょう。
左から、やや色落ちしたデニムパンツに、インナーに白T,ブルーとグレーと白のチェックシャツ。
左から2番目、インナーに黒いセーターを持ってくるなら、ブルーの色味の綺麗なデニムを。
右から二番目 キャメル色のチノパンには、上下はコントラストを効かせたグレーの明暗で。
右端は、やや淡いベージュのチノを穿いてこげ茶のジレと黄土色の柄物のマフラーをアクセントに。
上下グレーの濃淡にするときはどちらかに柄物を持ってくるとまとまります。
挿し色は、鮮やかな色なら何でもいけますが、純色になりすぎないように。
服の場合鮮やかにみえても意外と彩度は低いものです。
挿し色アイテムはニットやパーカーあたりでしょうが、マフラーあたりで試してみるのも無難です。


カーキのジャケットの着こなし(秋冬編)

2013-12-23 03:29:29 | まとめ
カーキのジャケット。テーラードジャケット以外にもミリタリージャケット、フィールドジャケットのほかダウンジャケットやモッズコートとしてもよく使われる色です。冬の代表色と言ってもいいほどの色ですが、意外と合う色は限られています。また一口にカーキといっても赤寄りの焦げ茶と見分けがつかないものから緑寄りのものまで、さらにはダークグレーのように暗いカーキから黄緑に近い明るいカーキまでその範囲は広いです。



まず、左から。オフホワイトのフィッシャーマンズセーター。これにちょっと明るめのデニムパンツをあわせたら完璧なコーデです。小細工がいらない色の対比が綺麗な着こなし。暗くくすんだカーキのような色は明るい色で引き立ちますが、相手を選ぶ。白、グレー、ブルー、キャメルあたりに限られます。
二番目は、インナーとパンツを無彩色でそろえ、グレーをともに明るくすることでカーキの色の個性を引き立てる着こなし。地味ですがジャケットの質感が際立つコーデです。
3つめは、インナーにキャメルをもってきてデニムのブルーと対比させています。キャメルや柿色はカーキとよく合います。一方パンツのネイビーもカーキと甲相性。三つがいいバランスでかみ合ったコーデです。
右端は、白いカットソーまたはセーターにアイスブルーのデニムを穿いて、カーキを羽織った着こなし。


左端は、カーキが明るくなった場合。ライトベージュのパンツと合わせます。コントラストを出さずにソフトな雰囲気になります。
左から二番目はライトグレーのインナーにやや濃いめのデニムを穿いて、キャメルのカーディガンかジレを着たコーデ。アウターがカーキならキャメルのジャケットという想定もありです。上段の右から2番目のコーデと同じくカーキに合う色を集めた着こなし。
右から2番目は、インナーとパンツをブルーのグラデーションでまとめてカーキで包んだスタイリッシュな着こなし。インナーはダンガリーシャツ、ジージャン、リジッドデニムというくどいコーデをカーキがうまくまとめてくれます。
右端はパンツをグレーデニムして、消えた色をニットで添えた形。ニットの色は暗すぎないように注意。


パンツとジャケットをカーキの濃淡で着こなすのなら、インナーは黒にして挿し色に、ネイビーに近い色のパープルを使います。ストールかパーカーが使いやすいでしょう。
デニムに白シャツというコーデで深緑のジレを着て黄土色のマフラーを巻きます。上半身がカーキの親戚筋が集まった感じで賑やかになり、下半身のブルーデニムが引き立つ感じです。
リジッドデニムに黒いインナーだと全体が暗くなりすぎるので、明るいグレーのパーカーを着ましょう。前開きなら閉めないで縦線を通して着るほうがカッコいいです。
右端は、暗めのグレーデニムに黒のインナー。ネイビーのマフラーをアクセントに。
ジレやパーカーやマフラーを加えるだけで、これだけ多彩な着こなしができるカーキのジャケット。やはり冬の定番カラーだけのことはありますね。

マスタード・キャメル・ベージュのジャケットの着こなし

2013-12-22 08:11:26 | まとめ
マスタード・キャメル・ベージュのジャケットの着こなし(まとめ)
今回から趣向を変えて、「記憶に残る」コーデ解説を目指します。写真中心で説明していくとどうしても細かいディテールやデザインに目がいってしまい肝心の色の記憶が残りにくいのではないでしょうか。
マスタード・キャメル・ベージュは、コーデュロイやフラノやライニングの入ったコットンなど、秋冬のアイテムに多く使われる色です。特徴は
①白黒グレーのコントラストをつけたコーデが最もよくあう。
②ブルーとカーキ以外の色は合わせにくい。
③ネイビーやカーキやダークグレー、黒のうちどのアウターともよくなじむ。
マスタードとはからし色。
コットンだとワークウエアテイストが強く、ウールだと逆に知的でやさしい雰囲気です。
左端は、暗めのミディアムグレーのパンツにインナーはレタードT、ライトグレーのパーカーを重ねています。ジャケット以外で白から黒へのモノトーンの階調があることで、単純に白のインナー黒のパンツにした場合にくらべて面白みがあります。
左から2番目は、ライトベージュ。
コットンだとコートやダウンジャケット、コーヂュロイのジャケットなどに、ウールだとニットジャケットなどに使われる色です。
グレーともよく合いますが、色落ちしたブルーデニムが粋な感じ。インナーは黒のニットを着ますが、白のボタンダウンシャツの襟と裾を出してアクセントに。
右から二番目はすでにご説明した白パンツ+黒インナーのキャメルの着こなし。
右端はすこし赤味のあるライトベージュ。コーデユロイなどによくみられる色で、これにはグレーの濃淡の上下というシンプルな組合せが品よくまとまります。
これらは、ネイビーやカーキやダークグレー、黒のうちどのアウターともよくなじむので、コート選びに迷わないですみます。


ライトグレー・ミディアムグレージャケットの着こなしまとめ

2013-11-20 12:33:33 | まとめ
ライトグレーのジャケットのまとめ
①パンツを、白またはオフホワイトの場合
 オフホワイトとライトグレーは近い色なので、コントラストを押さえた「似た者同士」のコーデで(左端)
 白パンならむしろインナーに黒や暗いカーキを持ってきてコントラストを出す着方を
(左から2つめ)
②パンツを明るいグレーにするなら全体をグレーにして、一か所を柄物にしてポイントを作る。ワントーンコーデを目指す。
③パンツがtyコールグレーならインナーに暗めのチェックシャツを持ってくるとシックにまとまる。



ライトグレージャケットのコーデではパンツがチャコールグレーのウールパンツでもリジッドデニムでも印象はそれほど変わらない。白なら長袖ポロかカットソー。
インナーに関わらずブルー・グレーの柄物ストールでアクセントを作る手も。
着込むなら首回りから白Tをのぞかせグレーのクルーネックセーターを合わせる。
上に軽く黒のダウンベストを羽織る。これで真冬まで完璧。



明るいデニムとオフホワイトパンツについては次回補足します。

ネイビージャケットの秋冬のコーデ まとめ

2013-11-17 11:39:46 | まとめ
10月から秋冬物の着こなしをランダムに並べてきました。冬の気配が強まるまえに一度まとめて整理しておきましょう。合わせるパンツの種別で並べるとわかりやすいです。
秋冬のネービージャケットの着こなしは案外単純です。初夏のようにインナーのTシャツの柄、無地、色が豊富でないので、パターンは少ない。
まず、ライトグレーのウールパンツ。これに白いインナー。厚手のカットそーにブルー系のストールが上品。
インナーにニットを持ってくるならパンツはオフホワイトチノ。今年はよく見かけるレタードスエットなら、パンツはやや色落ちデニム。胸元に渋めのチェックのストールなら、パンツはカーキ。


夏のジャケットの着こなしまとめ3

2013-06-15 00:32:03 | まとめ
リジッドデニムにあうグレーチェック、茶チェックともに白シャツを。
サンドベージュ・グレーベージュは少しだけ明るめのデニムと。
サンドベージュはインナーをパープル系シャツにしてリネンタイをすると
シックに。ベージュのジャケットにはネイビーボーダーTに少しくすんだデニムを。グレージャケットにリジッドデニムならインナーはくすんだオレンジも。


グレーパンツにあうのは、茶チェック、グレーチェック、ライトグレー、オフホワイト。
グレーチェックは、インナーを白にするより暗めのグレーにする。ライトグレーはインナーをグレーボーダーにして変化を。ジャケットよりパンツが明るいグレーの上下は、インナーにネイビーを。オフホワイトにインナー白シャツならパンツはアクセントしてグレンチェックを。
グレーパンツに白Tならば、ネイビーの夏ジャケットがぴったり。
白ジャケにはグレンチェックとネイビーのインナー。チャコールグレーパンツをもってきてブルーのシャツにリネンのサマータイを。


夏ジャケの多くはブラックチノとよくあいます。まず白ジャケにインナーは濃いめのグレーで。ライトブルーにはネイビーがやはりいいようです。シアサッカーなどネイビーストライプには黒が合います。ベージュも黒で引き締めますが、インナーはストライプや柄モノを使い、凡庸にならぬようひと工夫。
サンドベージュにはデニシャツを挿し色に使い、茶チェックでは明るめネイビーをインナーに。明るいネイビーにはリジッドデニムパンツを。

夏ジャケットの着こなしまとめ 2

2013-06-14 08:47:48 | まとめ

色落ちデニムは、オフホワイトに近い明るいベージュのジャケットや明るいグレーのジャケットによくあいます。インナーは白いTシャツでラフに着こなすのが基本ですが、ブルーのダンガリーシャツにすれば、一層ワイルドな雰囲気になりますし、淡色のレタードTにすると、平凡さに陥るのを避けることができます。
ライトベージュや、ライトグレーに、淡い色合いの色落ちデニムをあわせると、全体にボケた印象になると思われがちですが、白いTシャツが入ることでジャケットとデニムがともに引き立ちます。海辺が似合う夏らしい着こなしです。全体が淡い色合いだけに、夏にわざわざジャケットを着たという印象も薄れてさわやかな印象にまとまると思われます。
ブルー系のコードレーンのジャケットをデニムにあわせるなら、ジャケットが少しブルーの色味が強くなるので、デニムはやや濃いめのほうがバランスがいいかもしれません。インナーはネイビーのポロでグラデーションの着こなし。これでベージュのチノにあわせた着こなしと大きく印象がかわります。
ベージュのジャケットも明るさが少し下がっただけで、色落ち少な目のデニムのほうが合うように思えます。このあたりが一番ベージュ系のジャケットのコーデで悩むところ。何か一味足りない感じなのです。ボーダーやレタードTにすると落ち着きがなくなります。そういう時こそ柄物のストール。あるいは、チェックのシャツを重ね縁を見せる着こなしを。
残りの二つは、茶のチェックジャケット。これは9月頃のヨーロッパ旅行にはもってこいのコーデだと個人的には思っているのですが、コットンのストールを一枚もっていくと気温調節にも役立ちそうです。個性の強いジャケットに思えますが、パンツを白やベージュに替えるだけで幅広い着こなしができる便利な一着です。


白ジャケ(白の二ットやパーカーでも同様)にはネイビーのパンツをあわせてインナーを明るいグレーまたはブルーにすると大人っぽい落ち着きが出てきます。
インナーを白くすると上半身のアクセントに掛けるのでその場合はネイビーの入ったリネンかコットンのストールを巻く。インナーをボーダーTにするなら白ジャケットのかしこまった雰囲気にあわない可能性があるのでジャケットをカジュアルなものに替えてパンツもオリーブくらいのほうが白にはしっくりくるようです。
ライトグレー、ライトブルーのジャケットにリジッドデニムや、濃紺のチノを合わせるときはブルーのグラデーションでまとめるのが最も効果的でしょう。またライトブルーのジャケットには白シャツですが、チェック柄のジャケットにはネイビーや黒のニットタイもなかなかお洒落だと思います。
ビジネス以外の場でぜひおためしください。