今日は 奈良の東大寺にて
お茶席のお手伝いをさせていただきました
本日10月15日は
今から1270年前の天平15年
聖武天皇が大仏建立の詔を発せられた日にあたります
東大寺大仏殿にて
慶讃法要が営まれ
表千家三木町宗匠のご奉仕により
献茶式が執り行われました
今年も
不審菴による拝服席
同門会奈良支部による副席
そして
真言院内勧学院での東大寺席が設けられました
東大寺席のお道具の一部を
ご紹介します
寄付の兜ィは
東大寺境内にある
会津八一の詠った大仏讃歌が刻まれた歌碑の拓影
また本席には
慈雲尊者の筆による
「常在霊鷲山」
茶杓は二月堂古材 銘 蘭奢待
建水は席主の道善和尚が
インドで求められたという
仏具の一種のような金属の器
蓋置は
奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」を
デザインされた
藪内佐斗司作 銘 縁結び
お寺所蔵のお道具を中心に
東大寺ならではの道具組で
会員一同
心をこめて
おもてなしをさせていただきました
おかげさまで
心配していた台風の影響もほとんどなく
無事にお茶会を終えることができ
感謝の思いで家路につきました