土屋龍一郎のブログ

土屋龍一郎のブログです。

98/2/22 SAYONARA

2008-02-22 02:45:03 | Weblog
閉会式会場で5000発の花火が上がっている頃、セントラルスクゥエアに隣接する「やま」を全館、1Fから5Fまで借り切って盛大な表彰式会場打ち上げを行った。
こんなとてつもない企画は、やっぱりJCが思いついた。
世界中の人が閉会式会場に集まってしまったので、この日のやまを全館借り切ることが出来たのだ。
というより、赤池社長が二つ返事でこの大懇親会を引き受けてくれたのだ。

表彰式会場のばかでかいスクリーンには中村さんが打ち込んだ「SAYONARA」の文字が浮かぶ。
それを見下ろしながら、本当の「SAYONARA」の意味にも気づかず、永遠にこの盛り上がりが続く気がしながら更けてゆく長野は権堂の夜に身を任せていったのだった。

今考えても、あの「SAYONARA」で、本当に何かが終わってしまったのだった。

98/2/22 打ち上げは任せろ。

2008-02-22 02:44:34 | Weblog
ついに・・オリンピックが終了した。
ひとつの競技もこの目で見ることはなかった。
開会式に席がなかったばかりか、閉会式にも行く予定がなかった。
だから、この表彰式会場に携わった全ボランティアの大大大懇親会を企画した。
これは、JCのもっとも得意とする企画だ。
セントラルスクゥエアに、集まったボランティアをチームごとに紹介する。
紹介されたチームは順番に、メダルを獲得した選手が渡った地上2mにある花道を通ってメインステージへ!
表舞台に立っていた人たちも、裏舞台にいた人たちも、全員が全員を大きな大きな拍手で讃え合った。

このときばかりは涙が出た。
ふと見ると、一番苦労していたはずのおっさんたちが花道を通っていない。
式典総括責任者今井さん、鬼のディレクター島崎さん、演出責任者中村さん。
3人とも「今日だけは俺たちが裏方をやるよ」と言って、結局最後まで表舞台にあがることなく、盛り上がった表彰式会場をまぶしそうに眺めていた。