2018年に始まった「お寺の掲示板大賞」も今年で4回目を迎え、他の言葉の大会と共に広まってきたようです。
本年も12月初旬に受賞作品の発表がありました。
1年を締めくくる言葉のひとつとして、いい言葉に出会えるかもしれません。
⇒仏教伝道協会
今年の大賞は「仏の顔は何度でも」
講評にこうあります。
『「仏の顔も三度まで」ということわざが世間に完全に定着していますが、仏様はその程度で腹を立てるような方ではありません。』
ことわざをもじってわかりやすく印象に残る言葉です。
しめしめ、この言葉で何度でも無礼をしていいのだ、と勝手な解釈はいけませんね。
それでも長く生きていれば、三度では済みませんから、やっぱり「仏の顔は何度でも」となります。
他にも幾つかの受賞作品が紹介されています。(⇒仏教伝道協会)
新型コロナ感染を題材にしたものや、日常生活の中での生きる智慧、心の持ち方など視点はいろいろです。
個人的に印象に残ったもの
まいてら賞
もっとも優しい言葉は
その人の名を呼ぶことである
外出や人と直接会うことが制限された状況でその大切さを痛感した1年でした。
人と人とのつながりは、まずその人の名を呼ぶことから始まります。
寺子屋ブッダ賞
磨いても磨いても光らなかった
でも腕力はついた
報われない時が続いても、一生懸命努力していれば、地力がついていつか花も開く、そんな風に捉えられます。
自分自身の根気と信念が試されて、なかなか大変です。
他にも多くの作品があります。
何か心にピンとくるものがあるかも。
年末は、死をイメージする念仏を歳神様が好まないのでお正月の期間は念仏の口止めという行事があります。
念仏は仏教の行いですが、仏教は生きている人のためにあるものです。
大袈裟に考えず、日頃の生活のひとつの支えとして身近に付き合っていくのもいいと思います。
今日は大晦日の前日ということは、ミソカイヴ
何もここでクリスマスのように言わなくてもいいのですが、今日あたりが何かと一番忙しい日です。
最後になってけがをしたり事故を起こしたりすることのなよいよう、気を付けたいものです。
といいながら、朝からテーブルに足をぶつけたりして・・・・・
これもまた「仏の顔は何度でも」にお世話になる、情けない話です。
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