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Xの正体

2021-12-25 22:31:41 | ◇ トピックス          

クリスマスです。
コロナ感染の影響もあり、盛大にとはいきません。
ハロウィンに比べても、やや落ち着いた感じのクリスマスのような気がします。

クリスマスを英語で表す時によく話題になるのがXmasとX'masの違いです。

クリスマスは、省略せずに書けばChristmas

Xはギリシア語のキリストを意味する頭文字で、massは礼拝のミサです。
だからXはエックスではなく、ギリシア語のカイですね。
Christ(キリスト)がXですから、ChristmasはXmasとなります。

ただX'masが絶対間違いだと言い切れないようです。
キリストの省略ですから、アポストロフィー( ’ )を付けても自然です。
デザイン的にポップで楽しい雰囲気になることもありますし、特に違和感もないですからいいのではないでしょうか。

海外では一般的に省略せずに使っていることが多いようです。

重箱の隅をつつくのもケース次第ですからね。
アポストロフィがついていてもいなくても、一般的に楽しむならいいですよね。



日本の天気は寒気の襲来で明日から特に寒くなりそうですが、南半球オーストラリアの気温は25℃を越えています。
クリスマスというイメージは冬と結びつきやすいのですが、オーストラリアでは夏ですから違ったクリスマスの雰囲気です。
クリスマスカードも海と青空とサンタでこんな感じです。


⇒Merry Christmas

ところで「X」という文字は、辞書で調べれば語数が最も少ない項目になりますが、一文字の意味では多くの意味を持つ文字です。
テレビや映画のタイトルでもよく使われドクターXや人権活動家のマルコムXなどは秘密めいたニュアンスを醸し出します。
未知なもの、奇妙なもの、神秘的なものの表現としてXはよく使われます。

数学でもXは未知数やグラフ軸など色々な場面で登場してきます。

手紙の最後にXがあるとき、それはKISSを意味しています。
”XOXO”はキスと抱擁を意味するようです

(⇒BRIDES)

二本の線が斜めにクロスしているだけの文字、または記号ですが、様々な意味を持つXです。


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