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仏像の中に何が・・・

2020-10-19 19:58:46 | ◇ 仏教・仏像

滋賀の琵琶湖は南北に約63km
延暦寺は琵琶湖南端にほど近い西側に広がる比叡山に位置しています。
山頂からは東に琵琶湖、南に京都を越え奈良から大阪までを一望できます。

琵琶湖を見る
画面中央のひときわ高い建物は、びわ湖大津プリンスホテル、その背後に見える橋は近江大橋


⇒滋賀県

大阪市内天王寺のあべのハルカスがうっすらと見えます


⇒きょうのまなざし

延暦寺国宝殿では秋季企画「比叡山の不動明王」展が開かれています。

延暦寺 不動明王二童子立像
大日如来の使者として「お不動さん」と親しまれる不動明王
その不動明王の化身あるいは使者としての童子が2体あります。


⇒展覧会

この延暦寺にある鎌倉時代の仏像「護法童子像」を解体修理していたところ、頭の部分から小さな金色の不動明王像が見つかりました。仏像のほかにも、水晶の容器や版画のようなものも見つかったようです。



⇒産経フォト

今までにも仏像の中に小さな仏像が隠されていることは発見されています。
京都府木津川市の大智寺の本尊・文殊菩薩像の中に小さな文殊菩薩


⇒産経ニュース

仏像の中に仏像ではなくもっとショッキングなものが入っていたものもあります。
それはミイラです。
記事によると『瞑想を続けて絶命し、そのままミイラになった即身仏を銅像に入れたのではないかと考えられている。』


⇒ガラパイア

こうしてみると仏像は単なる像ではなく、信仰心や精神性が込められたものなのですね。
延暦寺で発見されたミニ不動明王像は展示会でも披露されるそうですから、秋の気配のなか比叡山に広がる延暦寺に訪れてみたいものです。


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